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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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彗さんとの時間

【四日目】


 お泊まり会四日目の早朝、今日はいつもより早く校内放送がかかった。

 

『おはようございます皆さん。今から四日目のイベントであるスタンプラリーを開始したいと思います。校内に隠されてあるスタンプを三つ見つけ出し、今から配られる用紙にスタンプを押してください。一位から三位には豪華賞品を! では皆さんは頑張ってください』


 今日のイベントはスタンプラリーか。

 昨日、逃走中で三位を取った蓮はどうやら女性用の櫛をもらったらしい。やっぱ蓮は唯奈さんの事が・・・と思いながらも俺は豪華賞品の事を考える。


(一位取って賞品プレゼントしたら彗さんは喜ぶかな・・・・・)


 いや、ないな。彗さんにプレゼントするならこんなイベントの賞品よりも、もっと良い物をプレゼントしたい。でも、賞品以前に彗さんとスタンプラリー周ってみたいな。


 そんな思いを抱き、俺はスマホを手に取る。


 ブルルッ、という振動がスマホから手に伝わり、俺は相手を確認して直ぐに通話を始める。


「お、おはようございます彗さん。こんな早朝にどうしましたか?」

『おはよう颯くん。ごめんねこんな早くに』


 電話越しに伝わる彗さんの声はやはり心地が良い。

 彗さんは少し間をおいてから話し出す。


『す、スタンプラリー、一緒に周りたいなって・・・・・』


 言葉を詰まらせながら話す彗さんが可愛く、俺は微笑みながら話す。


「俺も丁度誘おうとしていたところです。じゃあ、十分後に彗さんのクラスに向かいます」

『颯くん・・・・なんか笑ってない? 誘うのに結構緊張したんだよっ!』

「いやいや笑ってませんよ。それに彗さんの可愛らしい一面が聞けたようで少し嬉しいです」


 その後も少しだけ電話を続け、電話が終わった時には三十分ぐらい経っていた。

 そういえば彗さん、遊びに誘うときいつもあんなに緊張してたっけ。

 

(俺の中じゃ彗さんっていつも余裕そうな感じだったけどな)


 そんな疑問を浮かべながら俺は、彗さんがいる教室へと向かった。




 ☆☆☆




「すみません、月城彗先輩はいますか?」


 はい、ここが毎回緊張するところ。

 上級生の教室に行き、学校のマドンナを彼氏面して呼ぶ俺。いや実際彼氏なんだけど、男の先輩からの視線が怖い・・・・・


「もう着いたんだ。じゃ、行こっか颯くん」


 彗さんはそう言って俺の手を取る。

 うっひょおおおおーーーー彗さんと手をつないでる嬉ししいぃぃぃ、という気持ちと、周りの先輩(特に男)からの熱い視線で焼けきれて死にそう、という気持ちが俺の脳内で複雑に絡み合い、結果俺は考えるのをやめた。


「さて颯くん、君ならこのスタンプラリーどうクリアする?」

「急ですね。どうと言われても・・・・・先生たちを彗さんの魅力でメロメロにしてから情報を吐かせる、とかですか?」

「うーん、三十点! 私の魅力なら先生たちぐらい堕とせるかもしれないけど・・・・わ、私は颯くん以外にそうゆうことはしないって決めてるからっ!」


 やはりうちの彗さんは天使。いや女神か。


「じゃあ地道に探しましょうか。彗さんといられるなら俺は何時間でもいいですよ!」

「お、颯くんも言うようになったね! それなら、えいっ」


 そう言って彗さんは俺に飛びついて腕を組んでくる。


「す、彗さん・・・・さ、さすがにこれは・・・・・・」

「あははっ、颯くん顔真っ赤!」


 そう言って彗さんはさらにむぎゅっと抱き着いてくる。


(彗さんのでっっっかい双丘が腕に当たってるんですよぉぉぉ!!!!)


 下半身が起きてきたのを瞬時に感じ取った俺は彗さんに伝える。


「す、彗さん・・・・あ、当たってます・・・・・・」

「ふふっ、当ててるのっ」


 ニコッと微笑みながらそう告げる彗さんに俺は、今日は忙しい日になるだろうな、と考え苦笑いをした。

 

うん、ヒロインとの距離が全くワカラン(致命的)

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