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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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熱い声援!、燃えろ!クラス対抗リレー!!

『次の競技はクラス対抗リレーです。出場する選手の皆さんは各、体育祭実行委員の指示に従って準備をしてください』



 ついに一つ目の競技、クラス対抗リレーが始まる。

クラス対抗リレーは学年ごとに競い合う。つまり俺と彗さんは敵対関係ではない。

ここでかっこいいとこ見せたいな………



「颯!頑張ってね!団席で応援してる!!」


「あぁ!120%の力を出してくる!」


「あはは、限界超えてるじゃん」



 いやぁ、友達がいるっていいことだな。

こうやって一人でも応援してくれる人がいるととても嬉しい。



「あ、颯!!次のクラス対抗リレー、めちゃくちゃ応援するから一位とって来いよ!!」


「あぁ、蓮。クラスのリーダーとしてまずは手本を見せてやるよ!!」


「よし!!男ならそれぐらいの熱意でやらなきゃな!!」


「うん、じゃ、行ってくるよ!」


「行ってこい!」



___________________________




「よーい」



バン!!



 ついにクラス対抗リレーが始まった、出足は順調で今のところ二位。

一位の組とは少し差が開いている。あ、ちなみに俺はアンカーを任せられている。



 おぉ、どんどん、一位との差が縮まってく。あれ誰が走ってるだ?



「はい、バトン!」


「任せろ!!」



 え!?今は走ってたの梨花!?クラス対抗リレーに参加するとか、なんか言ってたけど、まさかあんな早いなんて。



「ナイス走りっぷり、梨花」


「このぐらい当たり前よ、颯なら私ぐらい余裕でぬかすことが出来るでしょ」


「あ、あぁ、だ、大丈夫だ」



 めっちゃ圧かけてくるじゃん………

てか、俺の番もう来るじゃん!行かないと!

そうして、俺が移動しようとすると突然、声をかけられた。



「お、君が噂のイケメン体育祭実行委員か!」


「ん?お、俺のことですか?」


「俺のことですかって、君しかいないだろう、橘 颯君」


「は、はぁ?てか、あなたは誰ですか?」


「あぁ、申し遅れた、私の名前は『神崎 唯華』だよろしく」


「ん?神崎 唯華って………確か生徒会長の?」


「そうだ、私がこの高校の生徒会長だ。あ、すまない、もうバトンが回ってくるんじゃないか?」


「あ!やばいそうだった、すみません、生徒会長。俺もう行きますね。では」


「橘 颯......なかなかいい奴じゃないか......」



___________________________




 いやぁ、何とか間に合った!

てか、次もう俺の番じゃん!準備しないと……って、そんな時間ないわ!!




「た、橘君、お願いします!!」


「おっけ、任された!!」




 うわぁ、実際に走ってみるときついなこれ……

一位の奴とはあともうちょっとでぬかせるぐらい。

でも、ちょっと、きついかも。



「頑張れーー!!」

「そこぬかせるぞ!!」

「イッケェーー!!」



 いや、きついって言ってる場合じゃない!

ここは意地でも本気を出そう!。いくぞ!!うおおおぉぉーーーー!!



「「颯ーー!!前の奴ぬかせぇぇーー!!」」



 な、なんだこのクソデカい声援!

て、てか、どっかで聞いたことあるな……ま、まさか!!



「私の息子なんだからそれぐらい余裕だろーーー!!!」



 母さん!!マジで恥ずかしいからやめてくれえぇぇ~~~!!



「颯!!そこぬかせるぞ!!俺の息子なんだからもっと走れ!!!」



 父さん!?いつもだったら穏やかでおとなしい父さんがめちゃくちゃ元気!!

これは夢か!?てか、母さんも父さんもその応援の仕方どうにかしてくれ!!



ズドッ



 え、前のやつ転んだんだけど!?

 いや、考えろ。ここで父さん(一星)だったら転んだ人を助けないとあとで何をされるか…………よし助けよう。それがいい、今は順位よりも助け合いだ、うん。



「お、おい、大丈夫ーーー」


「引っかかったな馬鹿め!!」



 え?



 なにがどうなった?とりあえずこれだけはわかる。

あいつだけは許さん。



「おーー!!まーー!!えーー!!若者いじめて楽しいか!!!!」


「えぇ!?あいつ足、早すぎるだろ!!」


「猪突猛進!!、猪突猛進!!、猪突猛進!!!」



バン!!



『一位、2-1組、二位ーーー』



 はぁ、はぁ、はぁ、何とかぬかせた…………疲れた。



「颯!すごいよ、あんな差があったのに一瞬でぬかしちゃうなんて!!」


「あ、あぁ、めちゃくちゃ頑張ったぞ………」


「次の競技も頑張ってね!!」



うぐっ!



「そ、それ、今言う必要、あったか藍里......」


「あ、ごめん。てへぺろ!」



 てへぺろ!、じゃねえんだよマジで!!



「颯!!よく頑張った!!それでこそ男だ!!」


「あぁ、蓮。俺はやり切った」


「次も頑張ろう!!」



 グサッ



「み、みんな、俺を殺す気か!?」



 そんなこんなでクラス対抗リレーは終わった。

いや、父さんと母さんの声援うるさすぎるだろ。特に父さん!!いつも穏やかなのに今日だけなぜこんなにうるさいの!?


 母さんせめて一星(父さん)だけでもいいから静かにさせといて!?


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