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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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体育祭開幕!!

「颯~彗ちゃんが迎えに来たわよ~」


「は-い、今行く」



 今日は遂に待ちに待った体育祭。俺も身なりに気合を入れていこう。

彗さんにとってはこれが最後の体育祭だ。絶対に楽しませるぞ!!

そのために今週一週間、体育祭実行委員の仕事を頑張ったんだからな………

思い出すだけで身震いがする………



「あ、颯君遅い!」


「す、すいませーーーっ!」



 な、なんだ!?この彗さんわ!可愛すぎる!!

いつも彗さんの髪型はロング、だが、だが!!今日は俺の好きな髪形のポニーテール!!やばい………鼻血でる。



「ん?、おーい、颯君、おーい!」


「ふふぁ!?す、すみません彗さん」


「あ、もしかして、いつもと違う私の姿に見惚れてた?」



 ニヤニヤと笑いながら言う彗さんに俺は顔を赤くしてしまった。



「あはは、図星だね」



 そう言いながら彗さんは言った。



「いこ、颯君!」


「は、はい!」



 俺は頑張るぞ、彗さんが楽しかった、って言える体育祭にしよう!

俺は俺の”ベスト”を尽くす!!



___________________________




「じゃあ、またあとでね颯君!」


「はい!またあとで彗さん!」



 その後、彗さんと一緒に学校に登校した後、俺は自分の教室に向かうべく彗さんと分かれた。



「あ!颯、遅いよもう!」

「ご、ごめんって、少し準備に遅れたんだって」

「た、確かに、今日の颯なんか気合入ってる」

「なんで少し引いてんだよ、おい」

「あはは、冗談だってごめんごめん」

「ほんとに冗談か?」



 俺がクラスに着くとすぐに藍里が話してきた。

『黒瀬 藍里』俺の二人三脚のペアで俺の数少ない友達の一人、そして親友だ。

あぁ。友達がいるのってなんかうれしいな。



 そんなことを考えていると不意に肩をたたかれた。



「おっす!颯、気合入ってんな!!」


「おう、”蓮”今日の俺は気合バチバチだ!」



 この俺に挨拶してきたのは『松島 蓮』。

俺の唯一の男友達、そして親友だ。



「颯!!目指すわ優勝!優勝しか勝たん!!」


「お、おう、すげえ気合いだな」


「あったりまえよ!!俺はすべてのことに本気を出す!!」



 体育祭当日ってことでみんな気合が凄い。

なんだこのクラス、まぶしすぎるぜ………

俺もリーダーとして頑張らないとな!



「一緒に楽しみましょ、颯」


「うおぉ!?びっくりした。いつからそこにいたんだよ?梨花」



 こいつの名前は『後藤 梨花』、俺の元友達だ。

こいつとは林間学校でなんやかんやあって、なぜか縁を切ることに。

そこから俺にやたらとちょっかいをかけてくる。



「体育祭では俺の邪魔するなよ………マジで」


「それはわからないわ」



 そう言うと梨花はふふっ、と不気味に笑いながら俺から離れていった。

何がしたいんだよあいつは………つかみどころがわからない奴だ。



「おーい橘、今日の動きの確認だ。来い」


「は、はい、今行きます」



 今俺のことを呼んだのは『橘 亮太』。俺の兄、件、担任だ。

なぜか兄貴はいつも俺に厳しい。まあもう慣れたがそれでもな~

と、思うとこもある。



「ーーーって、感じだからよろしくな」

「は、はい」

「…………頑張れよ颯......」

「え、今なんて……」

「な、なんでもない!それよりも生徒をグランドに並ばせろ。もう体育祭始まるぞ」

「は、はい!」



 おかしいな?なんか言ったと思ったんだけど………ま、まさか!俺に応援を!?………そんなわけないか。



「みんなーもう体育祭始まるからグランドに集まって」


「まって颯!その前に教室で円陣しようよ!」


「円陣か!!俺が盛り上げてやるよ!!」


「あ、あぁ、よろしく。蓮」



 俺がそう言うとみんなが輪になって肩を組み始めた。

なんか、楽しくなってきたな。



「よっしゃーー!!2-2優勝目指すぞおお!!いくぞー!!」


「「「「「「おおうぉ!!」」」」」




___________________________




「ーーてことでね皆さん体育祭でベストを尽くせるように頑張りましょう」



 校長のくそ長い話がやっと終わった。

小学生から思う、校長の話をこの世から消してくれ。マジで………



「ではでは、校長先生のありがたい話も終わったことで、今からうちのクラスのリーダー、橘 颯からのありがたい話を聞きます。皆さん真剣に聞いてくださいね」


「へえぇ?」



 藍里さん?なぜ勝手にいつもそういう無茶ぶりをしてくるんですか?俺こういうこと言えるほどの権力は持っていませんよ?



「え、えぇー、では、ゴホン。クラスのリーダーの橘 はやちぇっでしゅ」



「「「「「あはは、!!」」」」」



 恥ず、かんじゃったし。



「え、えぇ、仕切り直して、ゴホン」


「皆さん、今までこのクラスで協力して練習を積んできましたね、今日はその練習の成果を発揮するときです、そしてなんとこの体育祭で優勝することが出来たら橘先生がクラス分の飲み物代を奢ってくれるらしいので頑張りましょう!!」


「はぁ!?お前何言ってーーー」


「「「「うおお!!」」」」



 兄貴がなんか言おうとしてたけどみんなの雄たけびで声かき消されてた。

まあ、今までの仕返しとでも思ってもらえると嬉しいです。



まあこんな感じで俺たちの体育祭が開幕した。



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