決意だよ、月城先輩
次の日の学校、俺と彗さんは学校の屋上にいた。
「これはどうゆうこと!!」
彗さんが俺に見せてきたのは彗さんと俺のナインの内容。
そこには俺が書いた内容が。
『彗さん、一度距離を置きましょう』
と書いてある
「そのままです、彗さん」
「そのままですって、なに言っーーー!」
「彗さん、一度少しだけ距離を置きましょう」
「ーーっ!」
「な、なんで?、私なんかした?」
彗さんが涙目になりながら俺に聞いてくる。俺だって………こんなことしたくない。
「俺は彗さんが大好きです。だからこそ、今の関係は嫌です」
「ど、どうゆうこと?」
彗さんは混乱していた。
そこにはいつもの彗さんのような余裕などはなかった。
はぁ、こんなこと言いたくないんだけどな………
「だから!!俺は彗さんが自分の悩みすら話してくれないこの関係は嫌だって言ってるんですよ!!」
「ーーっ!」
そう言ったあと、俺は高鳴る鼓動を感じながらスッと息を吸い、告げた。
「これから俺のことをきちんと見ていてください」
「え、?」
「三日間だけ距離を置きましょう」
「これは俺の決意だよ、月城 彗」
「…………」
涙が溢れだして止まらない彗さんを見ながら俺は………
「これは俺から君に届ける決意だよ」
俺は彗に近づきそっとキスをした。
唇と唇をそっと付ける軽いキス。
「じゃあね、”彗”。君に認められるように頑張るよ」
「ーーっ!」
俺は変わる。
彗さん、見ていてね。
俺は、俺の全てを受け入れてくれた彗さんのように、
彗さんの全てを受け入れれるようなかっこいい人になるよ。
そう決意し、俺は”彗”に背を向けて教室に向かった。




