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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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26/69

学園のマドンナを落とした男

 俺と彗さんが付き合った翌日。学校に登校していると女性に声をかけられた。




「おはよ!、颯くん」




「うわっ!、人が見てますから抱き着くのやめてくださいよ、彗さん!」




「えぇ~なんでよ、私たち付き合ったんだから別に良くない?」




 この超絶美少女は、わが校のマドンナであり、俺の彼女である『月城 彗』。

文武両道、誰にも優しく接する彼女はまさに天使。そんな人と俺は今付き合ってる。




「え、待って。あれ月城先輩じゃない?」

「ほんとだ!え……月城先輩がうちの制服の男の人と腕組んでる!」

「マジかよ、俺月城先輩のこと好きだったのに...」

「てか、男のほうめっちゃイケメンじゃない?」

「うわ!ほんとだ。あんな人うちの学校にたっけ?」




 あぁ~、めっちゃ注目されてる。てか、やっぱ彗さん人気だな。相変わらず、俺の影は薄すいけど……。ふと、彗さんのほうを見ると、なぜかよろこんでいる。そのよろこんでいる理由が気になり、彗さんに聞いてみた。




「なんで彗さんそんなに、よろこんでいるんですか?」




「だって、皆に私の彼氏が、颯くんだってことをアピールできるから」




 そんなアピールして何の役に立つんですか...

そんな話をしていると一人の女性に声をかけられた。




「ちょっと、そこの根暗そうな君!なに彗と喋ってるの!」




「は、はい?ど、どちら様でしょうか?」




 なんだこの失礼な人は……なんかうるさそうだし。




「ち、ちょっと”玲奈”この人は昨日、ナインで教えた私の彼氏だよ」




「え!、この人が例の彼氏!?顔はいいけど性格悪そうね」




「ちょっと玲奈……私の彼氏をそれ以上を馬鹿にするなら、いくら玲奈だからって

許さないよ」




「ご、ごめんって確かにちょっと失礼だったかもしれないけど……」




「ごめんね颯くん。この子ちょっと口が悪いとこがあるから……でも根はいい子だからね」




「ちなみにどうゆう関係なんですか?」




「あぁ、言ってなかったね。彼女の名前は『松島 玲奈』。私の友達で高1の時に

クラスが一緒で仲良くなったの」




「ちょっと彗!そこは親友でしょ!」




「だって、親友って言うのなんか恥ずかしいし...」




「「かわいすぎぃ!!」」



「…………」



「…………」



「ふふっ、なんだかんだ言って、仲いいじゃな二人とも」




「「それはない!」」




「ほらね」




 ムキキィ~と言いたげな松島さんを横目に見ながら俺は言う。




「彗さんもう、学校行かないと遅刻しちゃいますよ」




「そうだね颯くん。じゃあそうゆことだから玲奈、また教室でね」




「う、うん………」




「もう、そんな拗ねないでよ、あとで颯くんの魅力、いっぱい教えてあげるから!」




「そんなの教えなくていい!」




 プンスカと怒る松島さんを置いていき、俺たちは学校に向かった。




 中略




 クラスに着くと案の定、クラスの皆が騒いでいた。俺は気にせず自分の席に座り、カバンの中身を出していると一人の女性に声をかけられた。




「おはよう、颯。相変わらずみんなから注目浴びてるね」




「おはよ、藍里。こちらとしては注目なんて浴びたくないんだけどな……」




 この俺に挨拶をしてきた女は『黒瀬 藍里』。クラス一の美少女と言われている女だ。藍里とは林間学校で仲が良くなった俺の数少ない友達の一人だ。




「あはは、だよね。颯は自分から目立ちにいくタイプじゃないもんね」




 

 そんなふうに藍里と話していると、担任が教室に入ってきた。




「よ~し、ホームルーム始めるぞ。みんな座れ~」




 担任の掛け声でみんなが一斉に座り始めた。担任の名前は『橘 亮太』。

俺の兄だ。みんなはこのことを知らないが、なぜか藍里だけ知っている。

あいつやっぱ俺のストーカーなんじゃ……いや、考えるのはやめよう。




「…………とこんなところだ。あと今日の放課後に、体育祭の競技決めるから、なにやるか決めとけよ。では以上、解散」




 俺の兄件担任が解散と言ったと同時に、クラスの奴らが俺の席に集まってくる。



「橘!朝なんで月城先輩と腕組んでたんだ!?」

「橘くん、3年生の月城先輩と付き合ったってホントなの?」

「付き合ったのならいつから?」

「どうやって、月城先輩を落としたんだ?」




 クラスの奴らが一斉に聞いてくるので、俺が少し戸惑っていると藍里が仲裁に

入ってくれた。藍里、感謝する………あとでジュース奢ってあげよう。




「で、月城先輩とは付き合ったの?」




 あれれぇー、藍里さんはなぜそっちに寝返っているの?と、まあこんなことを考えていても意味ないな。よし、勇気振り絞るぞ。




「俺は………」




「あ、颯くん!やっほー!」




 俺が彗さんと付き合ってることを言おうとしたら、なぜか彗さんが俺のクラスに

いた。って、なんでここに彗さんが!?




「彗さん!?なんでこんなとこに!?」




「ちょっと2年生のフロアに用があったから、ついでに颯くんの顔でも見ようかなって、思って…………駄目かな?」




 くそぉ、そんな可愛い上目遣いで言われたら、駄目なんか言えるわけないでしょうが。




「今ちょうどーーー」




「月城先輩と颯って付き合っているんですか?」




 俺の言葉を遮るように、藍里が彗さんに聞いた。




「ちょ、藍里っーー」

「うん、私と颯くんは付き合ってるよ!」



「「「「「「えぇーーー!!」」」」」」




 あぁ、俺の平穏無事な学校生活が…………


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