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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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25/69

光に包まれて

 クソが、どうしてこうなった!。なんでだよ。また俺は同じことを繰り返すのか!




なぜこうなったのか……数時間前に戻ってみよう




「颯くん、これとかどう?」




「こんなかっこいい服、俺に似合いますかね?」




 俺と彗さんは服屋に来ていた。彗さんがよく行っているイチオシの服屋らしい。

確かに凄く雰囲気がおしゃれなので俺の場違い感が半端ない……




「似合うに決まってるじゃん!颯くんは自分のこと過小評価しすぎ!」




「そうですかねえ?」




「そんなに言うならこれ試着してみて」




「えぇ!?これを俺が着るんですか!」




「そうだよ!はいこれあそこの試着室できがえてみて」




 俺は渋々ながらも彗さんが言っていた試着室に入り、服を着た。




「ど、どうですか……?」




「ーーっ!」

「颯くん…………似合う!!。最高、イケメンすぎる」




「そ、そんな似合いますか?」




「うん!颯くんは自分が思ってるよりイケメンなんだからもっと自信持った方がいいよ!」




「わ、わかりました。彗さんがそんなに言うなら、もっと自信持ってみようと思います」




「うんうん、その調子だよ颯くん!」




 その後、俺たちはさっき彗さんに、選んでもらった服を買い、店を出た。




「あぁ……私今すごく幸せ」




「ーーっ!」




 ふと彗さんが言った言葉に、俺はとてもドキドキしている。心臓の鼓動がどんどん早くなっていく。やばい……彗さんの笑顔、破壊力半端ない!




「あれれぇ~?颯くん顔真っ赤だけど大丈夫?」




 ニヤニヤと笑いながらそう言う彗さんに、俺はまたもや顔を真っ赤にした。

それを見た彗さんは嬉しそうな顔をして言う。




「ほんとに颯くんはかわいいな~」




「もう!いい加減、揶揄うのやめてくださいよ!」




 はぁ~、やっぱ彗さんには勝てそうにないな。いつか揶揄ってみたいものだ。まあそんな感じで俺たちはデートを楽しんだ。彗さんは俺の話をきちんと聞いてくれる。何より嬉しいのが俺の話を楽しんで聞いているときに見せる、彗さんの笑顔が俺といる時だけに見せてくれるとこだ。ちょっと考え方が変態かもしれないが、俺はそんな彗さんの笑顔に何度救われたことか。やっぱ、俺も彗さんといると……



「俺も幸せだよ....」




「え、今なんて……」



「な、なんでもないです!そ、それよりもあそこ行きませんか?」




 俺が指を差した方にはゲームセンターがあった。俺はここで彗さんに太鼓の熟練でリベンジを果たす!。以前0コンボでぼこぼこに負けた時の俺とは一味、いや二味

違うぞ。




「あ、いいね!前のデートの時にも行ったしね。また太鼓の熟練やろうよ!」




「ふふふう、前の俺とは違う。いざ勝負!!」




「あ、罰ゲームは私が勝ったら颯くんと今度、お家デートね!」




「うぇ!?お、お家デート!い、いやそれは...」




「颯くんが勝ったらなんでもしてあげる。え、えっちなことでもね……」



 

 そう言いながら彗さんは股をもじもじしている。かわいっ……

てか、なんでも!?、それって……もうえっちな展開になるの当たり前じゃん!

いやいや、今は勝負に集中しろ俺!




「颯くん、曲はどうする?」




「じゃあ最近、聞いてるこの曲がいいです」




「あ!、颯くんもこの曲聞いてるんだ!私もよくこの曲聞いてるよ!」




「この曲、いい歌なんですよね」




「ほんとにね私も大好き!」




 その笑顔……反則です。




「じゃあ、始めるよ!」




「うん!、いざ勝負!」






ドン、ドン、カっ、ドン、ドンドンゴワース



ドンドン、カっ、カっ、ドン




 やばい、なんとかついていけているが劣勢だ。




ドン、ドン、ドン



カっ、カっ、カっ




 クソが!どうしてこうなった!。なんでだよ。また俺は同じことを繰り返すのか!

また俺は負けるのか...ん?ちょっとまてよ、彗さんが勝てば彗さんの家で

お家デート。これ負けた方がいいな。よし、潔く負けよ。



結果



橘 颯 95コンボ


月城 彗 フルコンボ




「わあー負けてしまった悔しいな」(棒読み)

「颯くん、前よりも上手になったね!」

「うぐっ……そんな純粋な瞳で見られると心が痛む」

「え、なんで?」

「いや、なんでもないです...」




 俺たちは太鼓の熟練を遊んだ後、ゲームセンターでユーホーキャッチャーや

シューティングゲーム、レーシングゲームなどなど、とにかく遊びまくった。

その後ゲームセンターから、モールで色々な買い物をして俺たちはモールを

あとにした。




「今日は、ほんとに楽しかったね!!」




「はい、俺も楽しかったです」




 俺は今どうしても行きたいところがあると彗さんに行って付いてきてもらっている。




「あ、そういえば颯くん、私になんか言うことない?」




「まぁまぁ彗さん、そんな焦らなくてもいいじゃないですか」




 あともうちょっとで着く。確かここを曲がれば……




「よし、着きましたよ彗さん」




「ここって……」




 ここは以前、彗さんとデートしたときに来た公園だ。そして公園に着いた俺たちは公園の中にあるベンチに座り話し始めた。




「ここで俺は彗さん助けられました。誰も頼れる人がいない中、彗さんは俺の悩みや思っていたことを真剣に聞いてくれた、俺に寄り添ってくれた。それが俺にとって

どれだけ救いになってくれたことか。彗さんの話の聞き方はとても落ち着くし、とても心地が良かった。ほんと、彗さんには敵いません。だから改めて言います。」




「彗さん、俺をあの時救ってくれてありがとうございます」




「ううん、私は私のしたいことをしたまでだよ」




 やっぱ彗さんは優しいな。俺はこんな人と結ばれたい。恋人になりたい。

一生愛し合っていたい。よし、覚悟決めよう。




「ではでは彗さん、この前の告白の返事をさしてください」




「待ってました!ではどうぞ!」




 少しの間、沈黙が流れる。やがて覚悟を決めた俺は彗さんに言った。






「彗さん、俺と……付き合ってください!」




 

 内心とても緊張してた。だけど俺はとても落ち着いていた。

そんな矛盾している感情がその時の俺には妙に心地が良かった。

やがて彗さんが口を開く。

さぁーて、運命の時だ!





「ありがとう颯くん。ずっとその言葉を待ってたよ。一生幸せになろうね!」




 俺の告白の返事をした彗さんの笑顔は、俺を救ってくれる光だった。

あぁ、この気持ちをきちんと伝えよう。




「彗さん、愛してる」




「ふふっ、私も愛してるよ!」




 あぁ、やっぱ彗さんには敵いません……



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