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Home on the Range(峠の我が家)…

いつもお読み頂き又ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。

さて…

今回はかなり大きな事件となってしまったようです。

諸外国の皆さんは、先日のアジア系カップルから暫くお越しにならなくなった。

通常業務の地域巡回五味3尉として、地域のみなさんと久し振りに莫迦話をして笑い合っていたところに、局から緊急連絡が…


局長!

トンネル付近で、又襲撃です。

周辺警戒中の

中澤2曹と千須和1曹が襲撃を受け、県警SAT隊と共に応戦中。


了。

応戦中の局隊員及びSAT隊隊員、自己防衛を巌となし危険と思えば即、撤退する様に。


我現場に向かう。


局了解。


幸い今日は白パジェロだったので、赤色灯を点灯しサイレンを鳴らして走る。

実はこのサイレン、ちょいと遊んでいて、交通機動隊の白バイのサイレン音も出る様になっている。

23区内でよく

ヒュー

と言う感じの音である。

その理由として、科学的根拠は不明だが、このサイレン音だと野生動物が近寄らないのだ。

全く根拠はないが、報告を受けこれを取り付けている。

緊急走行のお陰で5分程で現着する。

が…

流石!

格闘徽章持ち!

いや、冷やかしではなく本気で…

8人程いた対象の恐らくは殆どを千須和1曹が片付けた様で、他の中澤2曹と県警SAT隊員は首を左右に振り乍ら、対象を捕縛していた。

今回は、猿轡では無く舌を口から出す様な形で固定していった。

有効だった様で、誰も自決させず、八王子ナンバーのマイクロバスを見送る事が出来た。

と思ったのだが…


小一時間した頃…

警察無線にて、

談合坂サービスエリアを過ぎた辺りで爆発したとの連絡があった。

幸いと言うか、平日だった事もあり周囲に走行車両は無く、

口頭で脅していた様で、運転をしていた警察官と付き添いの内調のスタッフは火傷を負った様だが逃げ出せた様である。

更に中央自動車道はこの事件の為、上下線共甲府昭和インターチェンジから八王子インターチェンジ迄が12時間に渡って通行止めとなった。

そうして残念乍ら、被疑者は全員帰らぬ人となってしまった…


この件は政府関係者にとってショッキングな出来事であったが、何しろ相手の国籍が判らない。

DNA鑑定で近隣国の諜報員だとは思うが、其処から先が全く不明だそうな。

従って抗議する事さえ出来ない。


外務省国際情報統括官組織、警察庁警備局外事課4.5係に防衛省情報本部等が動いているが全く掴めないそうだ。


まぁ…

フレスベル公国への他国の無理矢理の介入はご遠慮頂きたい。

が本筋であるので、

我々

防衛省異世界担当局

は管轄外なのだが…


それにしても、こんなに多くの諸外国の諜報員が自決しているのは心が痛む。


一体どこの国なのであろうか?

人を人とも思わない非人道的残虐行為は本当に許せないし今後我が国の人間が犠牲になったら…

と思うとゾッとする。


なんとかそれは防ぎたいし

更にフレスベルク公国に於いても犠牲者を出す事無く守り切りたい。

それが私の与えられた使命だからネ…


いつの間にかすっかりこの

異世界担当局

にも馴染んでしまい、違和感なく仕事をしていたが…

今迄触れ合った、親しくなった方達が出先から何も不安を抱かないで、我が家に帰れる安心感。

それを毎日、何時でも抱けるように、私達はこの仕事をしているのだ。

もう少しでこの安心出来る日常が返って来る。

と思いたい。

今回のシリーズで…

SAT(特殊急襲部隊)と言う言葉が出て参ります。

お話の舞台となっている県警には新設された。

と言うお話にはなっていますが、実際にSATがあるのは…

警視庁、北海道、神奈川、千葉、愛知、大阪、福岡、沖縄の8都道府県警察

であり、甲信越エリアには存在しません。

このお話はノンフィクションですからネ…

何卒ご勘弁下さいませ。

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