わが名はめぐみん!…
いつもお読み頂き又、ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。
さて…
今回のエピソードタイトルは?
…
恐れ多くて書けません。
ここのところ、元旦那と連絡が取り辛くなっている。
私の名前は
市ノ瀬 恵。
元旦那こと
諏訪謙三
とは半年以上前に、離婚した。
何故か?…
どうやら彼は私の故郷の更に奥である地方に住みたがっている様なのだ。
私はこの県が嫌いだった。
ううん、県と言うよりも人間が…
家に鍵を掛ける習慣がない。
その為、高校時代、ボーイフレンドと我が家でいい雰囲気になったその時、隣のおばちゃんが、突然バナナと大根の漬物を持って現れ、ボーイフレンドにドン引きされた。
と言う黒歴史があるのだ。
又、風呂上がりに着替えを忘れてバスタオル1枚で急いで部屋に戻ろうとした瞬間に父親の友人が数名現れて…
おお!お姉ちゃん!大きくなったなぁ〜一部を除いて。
と言うデリカシーの欠片も無い言葉と笑い声で私を部屋迄送ってくれる。
と言う黒歴史も…
この田舎町特有の馴れ馴れしさが本当に嫌で嫌でたまらなかった。
進学で神奈川の国立大に入れた時はこれでやっとこの町から離れられる。
と心底喜んだのだ。
そうして大学卒業後はそのまま神奈川県内に残り、メーカーの研究職をしていた。
旦那とは友人の紹介で出逢い、数年後に結婚。あちらこちら全国各地に転勤を繰り返し乍ら(私も仕事があったので多くは単身赴任)長男を妊娠した事で研究所を退職。
そのタイミングで旦那が神奈川の職場から本庁に転勤となった為、真反対のエリアで家を探し、一級河川近くの戸建て住宅を手に入れた。
その後庁から省に変わった頃に娘も生まれ夫もまぁ、順当に出世してきたと思う。
特に出世を望んだ訳ではないが、それでも給与が上がるのは嬉しかったし、本省の事務方となったので、厳しい現場仕事ではなくなりホッとしていたのだが…
出張がべらぼうに多い。
特殊な省庁と言うのは知っていたが、日帰りで日本全国を渡り歩くと言うハードな業務に結婚当初は驚き、心配をしたが、良いのか悪いのか娘が生まれた頃にはそれが当たり前になってしまった。
その後大きな災害が発生したり、国際的にも色々な事態が起こったりもし、息子と娘も其々伴侶を見つけ私達に孫娘と言うプレゼントもくれた。そうしてこの春
なんとか無事に定年退職を迎える事が出来た。
のに…
のにである。
夫は以前チラリと言った事がある…
自然豊かな場所での田舎暮らし。
と言う自分だけの憧れを実行する為に1人で動き回り、私の故郷の上の方である八ヶ岳山麓に住む場所を見つけてしまった。
当然、私は猛反対。
でも、元旦那も決して折れず(思えばここまで意思を曲げなかったのは始めてかも?)夫婦間で話し合い離婚が成立した。
弁護士からは、慰謝料はかなり難しいと言われていたが、旦那の方から
結婚後から2人で蓄えた貯金を満額。
との条件が出た。
正直に言うと旦那の退職金とマイホームだった中古住宅の売却益を足しても2人で蓄えた貯金の方が遥かに高額であった。
何度もそれで良いのか?
と確認したが、俺の我儘で家族がバラバラになるのだから、否は俺にある。
と言って譲らなかった。
私は結婚して其々所帯を持った息子と娘に貯金から其々10%を迷惑料として渡し、これで解決とした。
彼の新しい家には引っ越し他諸々で何度か行ったが、庭の広い暖炉のある彼好みの家だった。
私も山手線の円内に理想通りのマンションを手に入れて結婚後に始めた趣味を仕事として始め、それなりの評価で採算の合うスタートが切れている。
彼は守秘義務があるので詳しくは言えないが…
と言い乍ら、どうやら前職に戻ったらしい。
しかも以前より上の位で…
よく解らないが、本省にいるよりも楽しいらしく、生き生きとしている。
で、1番最初に戻るのだが、彼とは殆ど連絡が取れなくなっている。
長男の子どもが生まれてお喰い初めの日を知らせるもスルーされ、税金絡みの話で質問をしようとしても捕まらない。
毎回、彼のサポートをしてくれている、宮澤1佐が本当に申し訳なさそうに電話越しに謝ってくれるのも申し訳無い。
とは言え、悪いのは全て旦那だと思う。
普通であれば、Callbackしてくるだろうに…
一体彼は何をやっているんのだろうか?
一寸心配をしているのは、ナイショなのだ。
このお名前…
奥様だったんですね?
なるほど…




