旅愁…
何時もお読み頂き又ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。
さて…前回のアステリア嬢に続いて今回はユミカ姫の想いです。
15歳、中3の多感な時期です。
果たしてどんな事を感じ
どんな夢を思い描いているのでしょうね…
♪更け行く秋の夜 旅の空の…
えぇ~
日本の歌だと思われていますがこの楽曲、
実は19世紀のアメリカの音楽家である
ジョン・P・オードウェイ
の
『家と母を夢見て』
を
熊本県の今で言う人吉市出身の作詞家で学校の先生をしていた
犬童球渓
と言う方が和訳したものなンですよ…
音楽の先生がピアノで弾き語りをしてくれた後、楽曲の歴史と歌詞の解説をしてくれた。
物悲しいメロディーラインに歌詞がマッチしていて…
正直、心の奥底迄は今の私の知識では解らないが…
それでも今の私の心境にぴったりだと思った。
後…
5ヶ月足らず…
5ヶ月足らずで、この地を立ち去らなければならない。
そうして当然なのだが
その後はフレスベルク公国の
公女
として過ごさなければならない。
更にその後、数年で婿を取りフレスベルク公国の
王妃として国政のサポートをしていくのだ。
今、私は15歳…
公国にいた頃は何も違和感を抱かなかったこの制度。
だが…
この地、
日本
に留学と言う形で住み始め、多くの学友と触れ合った事で、この制度は
古いしきたり
或いは
特定の地域の風習
である事を理解した。
これでこのまま古いしきたりを認めてしまう事は公国の将来を考えれば…
間違っている。
と思うのだ。
だから…
なんとしても、私はこの地に残り王政についてもっともっと学ばなければならないと考えている。
幸いな事に私はどうやらこの学校でも学力順位が上位らしいので、所謂進学校と言う高校?高等学校に進学出来る様だ。
そこで更に学習をし様々な学びを得る事がフレスベルク公国の発展に繋がると思っている。
この想いを伝える事が出来るのは、此処に迷い込んでしまった時からずっとそばにいてくれている
日本国陸上自衛隊の騎士。
千須和乃梨子1等陸曹
しかいないと思う。
勿論、千須和1曹の上司で私達異世界の人達のケアをしてくれている…
諏訪謙三陸将
もいるのだが…
先ずは千須和1曹に話を通し、諏訪陸将に伝えられたら…
と思っている。
さて…
この旅行が終わったら、
千須和1曹…
いえ、乃梨ねぇに相談してみようと思っている。
日本では当たり前に進学を考える事の多い
15の夜…
ですが、近代に於いても15歳で…もしかするとそれよりも若くして伴侶を迎える地域もあるとか…
異世界小説に於いても、当たり前の様にその事が描写されています。
でももしかすると、こんな事を考えているのかもしれませんね。




