お国の一大事…
その後は大騒ぎだった。
要点は2つ。
1つ目は、ユミカ姫の処遇。
重要案件を教えてくれたのもだが、一国のお姫様ですからネ…
こういった場合当たり前だが本来国賓待遇なのだが…
国賓となると国の行事等に招かなければならないし、国のトップは勿論、我が国の象徴にもお会い頂かなければならない。
となれば…
この可愛いお嬢さん(年齢を伺ったら15歳だそうで、彼の国では成人だそうです。)は何処のお姫様なんだい?
ええ、異世界のお姫様なンですよ。
なんて言える訳がございません。ですので、国賓対応は短期間保留に…
まぁ、ユミカ姫も…
公の場は好まない。
と仰有って下さったので甘える事にした訳だ。
2つ目はスタンピード。
今はまだそれ程大規模にはなっていないが、準備の時間は余り無いと思っていた方が良さそうだ。
とは言え、こちらも
国民への発表をどうするか?
我々(自衛隊)が迎え撃つのは当然としてもこの場合…
防衛出動なのか?、治安出動なのか?
とか其々の法的根拠は?
とか…
こんな事、国会で協議調整をしていたら…
協議完了時点でここの県民全滅だわな。
従って、総理から防衛大臣へのトップダウンで対応しなきゃならないだろうな。
少し前に超オタクの映画監督が昭和の怪獣映画をリメイク(?)した際、政府の事の運び方が非常にリアルで良い。
なんて言われていたが、実はその時間のかけ方が内々で問題になったのだ。
まぁ〜
あれは映画だからね。
なんて言われていたが、さて、現実の今はどうするんだろうな…
と言う事で、副大臣は防衛大臣、総理のルートで、県知事は、都知事や内閣府等を経由して協議して貰う事になった。
で、連絡調整が一段落したのはよいが、日はとっぷりと暮れており、
ユミカ姫の宿泊先をどうするか?
と言う最も身近で最も重要な事を決めていなかった事に気が付き愕然となった。
姫の身辺警護は県警のSPを急遽臨場させて、他には役不足だが我々の中からもメンバーを選抜した。
で、宿泊施設だが…
望月司令と県知事が、
諏訪さんの家に泊まって頂きなさい。
と…
最初は危険だと誇示していたのだが、しっかり頑丈な家と言う事がバレていて…
この辺りのペンションは警備上厳しいし、これも仕事かな?と…言う事で諦め…拝命した。
と言う事で県警の女性SP2名とウチの宮澤副官(通訳)と最初から対応していて信頼関係も出来つつある、千須和2曹が警備をしてくれる事となった。
県の予算で地元の食材を使った牛フィレ肉のステーキを準備して貰いSPと2佐と2曹と私もご相伴に預かれた。
夕食後、2佐に通訳をして貰い話をしたりのんびりと過ごした。
因みに姫の着用していたドレスは局の行きつけのクリーニング店で洗濯をして貰い、着替えはSPの女性達に依頼して此処に来る時にサイズを教えて複数枚買って来て貰った。
さて…
盛り上がって来たね(笑)。
枕投げでもやる?




