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ノワール顔真っ赤だよ!
「ねぇ、ノワールったら…何をそんなに怒っているの?」
下層区に着き、小さな食堂で遅い朝ご飯をノワールと食べているけど…さっきアルビレオと口論になってからノワールはムスッと黙り込んでいる。
(ノワール顔真っ赤だよ!どしたの?)
空から舞い降りて来てノワールを見るなりそう言ったアルビレオ。
「うるさいな、ほっといてくれよ」
そうノワールが言うとアルビレオはニヤニヤ笑い、ノワールを突いた。
(おや~、ノワールさん更年期ですか?おぉ、怖い。まるで卵を身籠った女性みたいにキレやすいですよ~)
とアルビレオが変な冗談でからかった途端ノワールがアルビレオをコツンと殴ったのだ。
そこから口論に発展し、ノワールは私を抱いて自分の翼で此処まで飛んで来たのだ。
「……なんでか自分でも忘れた」
「そか……」
そういえばノワールは私よりも何十歳も年上なはず。まさかもうボケたとか…ないよね。




