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次に会う時は3人で
せっかくシオンの姉に会えたのに…。
「いいのよ。それに、私はもうすぐ此処から出れますから。
さぁ、行きなさい。貴方達が思うように行動することが幸せな明日に繋がるのだから」
ポン、と優しく肩に手を乗せられ私はじ~んと感動してリーラの顔を見た。
「…ぁ」
その時ふと、リーラが目を開いた。
薄いブルーグリーンの綺麗な目に自分の顔が映り思わずドキリとする。
「…カノン、あまり無理は駄目よ?あとご飯はしっかり食べてね。もう貴女だけの体じゃないんだから」
そう、小さな声で言うとリーラはクスッと笑ってノワールを見た。
「さぁ、早く行って。次に会う時は3人で、ね?」




