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飛べないトリビト  作者: アルグ
第六話『虐げられる人々』 
66/111

浮遊大陸の負の部分だ

 アルビレオに乗り、私達はいつもの孤島ではなく下へ下へと向かっていた。


「ノワール、何処に向かっているの?」


もう上を見上げてもノワールの屋敷のある上層区は見えない。それでもその大きな上層区の影が空を暗くしている。


「最下層に行く」


「最下層?」


やがて下に緑豊かな大陸が見える。あれの事だろうか?


だが、アルビレオはすっとそれを素通りする。


「あれ?」


(あれは中層区だよ)


ってことはもっと下に行くって事だよね?

心なしか…気温が下がって来たように思う。家を出る時にノワールが温かい服を着せてくれたけど、屋敷にいる時は汗をかく程暑かった。もしかして、最下層って物凄く寒いところなのかな?


「中層区は農業の盛んな場所で、浮遊大陸の穀庫と呼ばれる場所だ。下層区は重工業、製鉄などの産業が行われている」


「…最下層は?」


下層ですら重労働なのに、最下層は…どうなのだろう。確か、ノワールのお母さんはノワールを連れて最下層区に行ったのだよね…。


「今から行く。簡単に言えば…浮遊大陸の負の部分だ」


段々薄暗くなっていく空。中層の影が更にその下にある大陸に影を差している。

あれがきっと下層。


「下層には茶色の翼を持つ者が多く住んでいる。ニードの家もこの下層にある」

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