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飛べないトリビト  作者: アルグ
第五話『友の願い』
56/111

動物じゃないよ

アルビレオの言葉にノワールは更に驚く。


(試してみる?カノン、僕が言った言葉を続けて言ってみて。

星降る都、宇宙にある空、闇の中の帝王)


「…星降る都、宇宙にある空、闇の中の帝王…」


アルビレオの言った通りの言葉を繰り返すともうノワールの目は点のようになった。


「嘘だろ…」


(嘘じゃないよ。カノンには僕の言葉が聞こえるんだ)


「ねぇ、ドラゴンの言葉が分かるってそんなに凄い事なの?」


直接頭に流れ込んで来るだけだけど。ジャンヌには聞こえないのかな?


「…普通の奴には聞こえない。教皇は守護神竜と会話出来るらしいが…俺にはアルビレオの声しか聞こえない」


私も同じだ。守護神竜の言葉は分からなかった。それにジャンヌのドラゴンもキュゥとかクーンとしか鳴かない。


「よく分かんないけど…動物と話せると便利だよね。何を言いたいか分かるし」


(僕動物…じゃなくてドラゴンだよ。ヴァルカーンって種類の!)


「うんうん、分かってるって。それじゃ…乗ってもいい?」


(うんいいよ)


アルビレオが背を低くするとそれまでポカンとしていたノワールがはっとして私をさっと抱き上げた。


「きゃ」


「乗せてやるよ」


タンッと床を蹴り、ノワールが私をお姫様抱っこしたままアルビレオに跨る。

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