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ビックリした…
「…あぁ、もういいや。お前自分の部屋に帰れ」
「はー…ビックリした…」
まだドキドキしてる…ノワールがあんなモノ見せるから。
コンコンッ
部屋のノアがノックされる。
「カノンさん。朝食をお持ちしました」
ノワールかと思ったらニードさんの声だった。
「あ、はーい」
ドアを開けると失礼しますと言ってニードさんが食事の乗ったトレーを持って入って来た。
「此処に置いておきますね。
…おや、顔が赤いですね。熱でもあるのですか?」
「えっ?そ、そうですか?なんともないですけど…」
さすがにノワールのせいで、なんて言えない。
「無理をなさらないで下さいね?もし具合が悪くなったらすぐに言って下さい。薬を持ってきますから」
「あ、ありがとうございます…」
深々と頭を下げ、ニードさんが部屋から出て行くのを見送ると私は盛大に溜め息を吐いた。
(今日はどうしようかな~…あ、これ凄く美味しい)
イモのスープを飲みながら私は何かすることはないかと考えを巡らす。
(取り敢えず、ニードさんのお手伝いをしよう。
それが終わったら…うーん…ノワールを飛ばすの頑張ろうかな)




