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翼を拭いてくれ
私がこのシーディアに来て2日目の朝を迎えた…朝、なのかな?もしかしたらお昼かもしれない。
ザアァ…
「ん?」
浴室からシャワーの音が聞こえる。
(ニードさんかな?)
さすがに居候も気が引けるのでお風呂洗いくらい手伝おっと。
ガチャ
「……」
「……」
そこにいたのは…お風呂を洗うニードではなく、全裸のノワールだった。
「お…おはよ…ノワール…」
さー…閉めちゃいましょ…私は何も見てない見てない…
「おい…」
「あ…ハイ…ナンデゴザイマショウ?」
どーしよ…怒ってるよね…。
「翼を洗うのを手伝ってくれないか?」
「う、うん…いいよ」
大きな黒い翼がバサリとノワールの背に現れる。ちょっと烏天狗みたい?
「どうやって洗えばいい?」
「このスポンジで羽根に沿って拭いてくれ」
「うん」
手渡されたスポンジでドキドキしながらそっとノワールの翼を拭いて行く。




