世界樹とアーティファクトその7
未だに魔動機兵に見つからず、少しずつでもサンダーストームとファイアストームで倒しながら樹の上にいる俺とマギナ。
まだまだ魔動機兵の数は一万位いる。カルマは大将を探しているが、そろそろ合図がある頃だ。
「マギナはカルマの合図を教えてくれ。」
「はい。ご主人様。ただ樹の上からでもカルマでは見つかる可能性がありますね。」
「ああ、心配だが、いざの時は狂乱鬼になるだろう。カルマも言っていたからな。」
そう、もしもの時は狂乱鬼になり、魔動機兵を相手に戦う事を覚悟しているカルマ。
三十分位するとカルマの合図があった。
だが合図は見つからないの合図だったので、マギナにカルマを連れて来るように頼み、俺は一人樹の上から魔動機兵を相手にしていた。
2人が戻り、カルマが
「すみません。主様。どこのテントの中にいるか、わかりませんでした。」
俺は気にしないように言って、両軍の動きを見ていた。
両軍の戦いが始めて三時間位経つと妖精達は壊滅状態で魔動機兵達は一万位もいた。
このままでは、魔動機兵達は世界樹にたどり着くのは時間の問題だった。
俺は通信でラーラに安否を確認すると、泣き声で嬉しそうに話をした。
俺達は妖精達が世界樹に逃げていたので援護しながら魔動機兵達を倒していた。
マギナの力で三人は樹の上から樹の上に移動し、世界樹の方に向かっていた。
俺は再びラーラに通信すると、ラーラは女王から宝具を渡されてあの転移装置がある事を聞いたので俺は2人にも教え急いだ。
その間についに、魔動機兵達に見つかり俺の魔法で足止めしたが、多勢に無勢で3対数千では勝ち目がなく、カルマの狂乱鬼とマギナの植物で俺の時間を稼いだ。
最後にラーラだけでも助かって欲しかったので、長くは話せないので別れの言葉を言って通信を切った。切った後は2人を援護していた。
頼りのヒールも限界になろうとした時、空に魔法陣が展開され、その中からおおきなクジラが空を飛んでいた。
「はあ~ なんだ、あれは。」
とぽか~んと口を開けて見ていた。2人の援護を忘れてクジラを見上げた。
そのうちマギナがあれが幻獣だと言っていたので俺は気を取り戻し2人を再び援護した。
クジラは俺達を追い越し、魔動機兵達の方に身体を落とし排水口から大量の水が吹き出し、身体を使って魔動機兵達に攻撃していた。
それを見ていた俺達三人に数十人の妖精達が飛んで来て、女王様がよんでいるとの事だった。
クジラが時間を稼いでいる間に俺達三人は妖精達の援護を受けて世界樹に向かった。
数分後にはクジラは消えていた。
世界樹に着き、案内で宝玉の間に行くと女王様らしき妖精とラーラがいた。
ラーラが泣きながら俺に駆け寄り
「この戯けが、何が最後まで諦めるな、だ、この馬鹿者。……二人も無事でなによりじゃ。」
とラーラと二人は抱き合い再会を喜んだ。
俺は、女王様らしき妖精と話すとやっぱり女王様だった。先ほどクジラは、女王様の最後の力を振り絞りだした幻獣ギガントオーシャンだった。
会話を終え、俺があの転移装置に近づくとまた勝手に動き出した。
俺達は気づき女王にお礼と謝罪して、4人は転移装置に入り、俺達はまたワープした。
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気がつくと、あの洞窟の場所だった。
俺達は現状を調べるとそのままで4人は、元に戻ってきたのだ。
その後ラーラに妖精国の事を聞くと、あの地は滅びたそうだか女王は生き延びてたくさんの王族を残したと言っていた。
俺達は皆無事に元に戻ってきたので、ほっと安心した。洞窟を出て家に向かった。
帰り道にラーラは世界樹の事を話をした。
「主よ。この苗を再びシルフィストに帰す事になったのだ。共に来てくれるか。」
「ああ、みんなで行こうぜ。いいよな。」
「「はい。」」
「その前に家に帰って整理しようぜ。
やる事が多いからな。メルシア探しに建物改造、お金稼ぎ…………やべぇ、今回タダ働きだな。」
としょんぼりした俺に三人は
「これからですよ。主様。」
「命があるだけましですよ。あの戦いで生き延びたのですから、ご主人様。
「我は妖精国の苗と宝具を託されたが、まさか我が時の番人になり妖精国に伝わる事になるとは思いもしなかったが、皆が無事で本当に良かった。」
といろいろあったが部屋に2日間かけて帰った。その後は4人はぐっすりと休んだ。
次回予告 新たな力と新たな旅立ち
をお楽しみに
これにて過去編はとりあえず終わりです。
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