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異世界では、スマホだけがチート(仮 )  作者: まーりゃん
妖精国過去編
35/50

     世界樹とアーティファクトその4

ラーラside



 女王様の指示で牢屋から出されたラーラ。


 2人の妖精に腕を取られ、連れ出されて途中で妖精達の様子が慌ただしい事に気づき、ラーラは何かが起きている事を感じた。



 そして、女王様の部屋に連れられたラーラは異常な空気の中、女王様と話をした。


 「確か、フローラリア トリミアと言ったな。何故、人間共を連れて来たのか。まして、あの大群はなんだ。」


と聞かれ、ラーラは外を見せて貰った。



 そこで見たラーラは大群の魔動機兵がこの場所に向かっていた。


 「なっ、なんだ、あの兵達は一体。女王様、我は知らんのだが…。」


と、正直に露わにした。

 

 「貴様の仲間が連れて来たのではないのか。」


 「違う。我らは本当に未来から来たのじゃ。それに、あれは無関係なのじゃ。」


 「ならば、証明せよ。貴様が本当に未来の王族なら、トリミアの姓なら使えるはずだ、あの秘術が。」


 それを聞いたラーラは自分はまだ継承魔法を受けてないのでとっさに、


 「すまぬが、我はまだ継承儀式の前にこの時代に来たのだ、故に出来んのじゃ。だが、話は出来るが我の主の力は紛れもなく未来の力だ。」


 と女王様にリュウの異能の力で証明しようとした。そう、この世界において通信技術はどこにもない力、それで説得する事にした。


 女王はそれを聞いて落胆し、側近にラーラを再び牢屋に入れる様に命令した。


 「トリミアの姓は王位継承の名で秘術を出来ないとは、よくもぬけぬけとこやつは王族を語り、まして人類に寝返った裏切りだ。

 事が終わるまで牢屋に入れとけ。それと全員戦闘態勢をとれ、この世界樹を守り抜くぞ。」


 と女王様は部屋から出て行き、ラーラは再び牢屋入れられた。


(すまぬ、主達よ。説得は無理だった。あの大群ではどうにもなるまい、主達だげでも逃げてくれ。)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




シルフィストside


ラーラとの話を終え、全員戦闘の命令をした女王は側近に


 「あれを使うから不可思の霧を解除する。総員心せよ。」


 女王は宝玉の間に行き宝具である聖霊水杖アクアエリスターを取り、陣頭指揮を執った。


 「皆の者、この地、この世界樹を守る為、尽力を尽くせ。」


 と妖精達に号令をかけ、不可思の霧を解除した。  



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



リュウside



 泉から離れてマギナの力で樹の上にいる俺達は、魔動機兵の到着予測を計った。大群の進行速度は遅く、木々を倒して来る為後一時間くらいで泉に到着するだろう。


 「多いな。ざっと2、3万ってところか。」


 「いいえ、主様。5万はいますね。」

 「どうしますか。ご主人様。」



 「…………………手は一つあるが、分の悪い賭けになるな。」


 「やりましょう、主様。ここまで来たなら一蓮托生です。」

 「ご命令を、ご主人様。」


 そして二人に作戦を教えた。


 俺は、もしものためにヒールとストーム系を大量に保有して、余りのポイントでブレード系を一つずつと新たに《ポイントダメージ 》を取得した。そして残りのポイントは一万位ある。




 そして俺達は魔動機兵の大群を見ていると、カルマが異変に気づき泉の方を見たら不可思の霧が晴れていき、巨大な一本の大樹が現れた。


 「うわっ、なんだ、あの樹は。あれが世界樹なのか。」

  

 「凄いく大きいですね。あれが妖精国…。」

 「あそこにラーラがいるのですか。ご主人様。」


 その大樹は周りの樹よりも遥大きく俺達が見上げる程に大きかった。


 世界樹の枝や下の泉にはたくさんの妖精達が戦闘態勢を取っていた。武器を取る者や魔法力を高めた者でいっぱいだった。



 「まさか、戦うのか。この数を。」


 「主様。妖精達も戦いに出てくるとは、思いませんでしたがどうしますか。」

 「予定変更ですね。ご主人様。」


 「まずいな。とりあえず一度ラーラに連絡いれてみるか。」


 俺はラーラに通信で今の状況を教えた。


次回予告 世界樹とアーティファクトその5

     をお楽しみに


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