お礼をしに行きましょ?
章を付けてみました。
前よりは、読みやすくなったかな?
アルとリリアが戻ってきて、数日後のことーー。
私は、アンナ姉様とお茶をしてたんです。
仕事を一段落した時、アンナ姉様からお茶に誘われました。
「ねぇ、シンデレラ? 」
お茶を飲んでいた姉様が尋ねてきた。
「どうかしましたか? アンナ姉様?」
私は、聞き返したの。
「前に、カイルにドレスのお礼をするって、言ってたけど……したの?」
言われて、その事を思い出しました。
……忘れてた。
色々ばたついていたから、お礼の事をすっかり忘れてました。
「まだ、行ってないんです」
私がそう伝えると、姉様は微笑んで言うのです。
「じゃあ……今日、持って行きなさい。お菓子作ってたでしょ?」
姉様が言っているお菓子は、テーブルに置いてあるイチゴやチョコのマカロンと、クッキーのこと。
さっき、リリアと一緒に作ってたんです。
「えぇ。作りましたけど……それでは、今日のお茶菓子が無くなってしまいますよ?」
「大丈夫よ。私だって、簡単なお菓子ぐらいは作れるわ。リリアには言っておくから……行きなさい」
「そうですか? わかりました。これから、いってきますね」
私は、笑顔で答えましたよ。
私は、リリアに声をかけるとーーお気に入りの水色のワンピース来て、籠には、お菓子を詰めて。
玄関に待っていたアルとリリアに
声をかけた。
「いってきます。留守をよろしくね。アル、リリア」
「はい! いってらっしゃいませ。シンデレラ様!」
「お気をつけて」
リリアは、明るく送り出してくれたんですが……アルは、いつもよりも淡々として言いましたね。
後で、聞いておくことにしましょう。
とりあえず、カイル様のお屋敷に向かう事にしましょうか。
あと少しで、カイル様のお屋敷に着くという時に、猫の鳴き声が聞こえました。
「ニャー」
辺りを見渡すと、植え込みのところにシャルがいたのです。
「あら? シャルじゃないの」
「ニャー」
私が、近寄ると甘えるように鳴きました。
「仕方がないわね。一緒に行きましょ?」
シャルは、勢いよく私の肩に飛び乗り、ごろごろと私に絡んで来ました。
ちょっと、くすぐったいな。
「シャルったら」
私は、思わず笑ってしまいました。シャルは、甘い匂いが好きなんですよ。
だからでしょう。
お屋敷に着くとーーシャルは、肩から降りて、またどこかに行ってしまいました。
「シャル?」
私の声は、聞こえたるのでしょう。でも、猫は気まぐれですもの。
しょうがないものですね。
ベルを鳴らすと、ドアが開かれた。
ロバートさん出てきました。
「いらっしゃいませ。シンデレラ様」
笑みを浮かべるロバートさん。
「こんにちは。ロバートさん」
私も挨拶を返します。
「どうぞ。中へ」
「ありがとうございます」
中に通されて、客室に案内されました。
でも、いつも通して貰う部屋とは、違いますね。
どうしたのかしら?
多分、使っているからでしょうけど……。
私は、ロバートさんに尋ねた。
「あの……今日、カイル様は?」
「はい。いらっしゃいますよ。ご友人とお話をしてらっしゃいます」
それで、この部屋にーー。
納得がいきました。
でも、ご友人って誰かしら?
カイル様は、あまりご友人を家に招くことないので、少し驚いています。
「シンデレラ様。今日は、どのようなご用で?」
心配そうな顔をして、聞かれました。
私が、考え込んでしまったので、声をかけてくれたのでしょう。
ごめんなさい。ロバートさん。
用事を済まさないと。
私は、持っていた籠をロバートさんに見せて、切り出した。
「あの、ドレスのお礼でお菓子持って来たんですけど……」
「ほほう。これは、美味しそうですね」
ロバートさんは、笑顔を見せる。
「ありがとうございます」
私も嬉しくなって、にっこりと笑い返した。
ロバートさんは、微笑んで。
「少しお待ちくださいね。カイル様をお呼びしますから」
「いえ。大丈夫ですよ。これを持ってきただけなんですから」
ロバートさんが、ドアに手をかけたので止めたのだが……。
「あのーーロバートさん?」
話の途中で、行ってしまわれた。
あっ……行っちゃった。
私は、部屋に取り残されることになりました。
読んで下さって、ありがとうございます(^^)
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すみません。サブタイを変えました。ご迷惑をおかけします;_;




