招集
この作品も、最終話迄カウントダウンが始まりました。もう少しお付き合いをお願いします。
自作をなろうにするかカクヨミにするか、思案中^^;
「ハンスは神殿にいるのか?」
精霊王の声がいつもよりかなり低く怒りを現している。しかし、伯爵も何で神殿なんかに行ったのか?解んないわ。だって隣国のアタナスタに助けを求めたんでしょ?態々神殿に逃げ込む必要ある?
「アタナスタが信用出来なかったんでしょ。だから二番手を用意して置いたのよ。姑息な悪徳がやりそうな事だわ。」
「それを選んだのはお母様ですけどね。」
アルクサンダーが小さく呟いた。お母さんには届かなかったようで、顔色も変えずに考え込んでいた。
「先ずは、ご飯にしませんか?僕のご飯待っているんですけど。」
待っく空気を読まないグレッドさんを睨んで私の分をグレッドさんの目の前に出した。
ご飯は用意したんだから話し合いをさせろ!
と目で訴えた。が、待っく堪える事はなかく、食べ始めた。これだから王族は!周りに気を使いなさいよ!
「エメラディアちゃんのご飯は?」
グレッドさんが食べながら聞いて来た。いや、普通は食べる前に聞かない?貴方今私の分を食べているんだけど?
「話し合いが終わるか、途中でお腹が空き過ぎたら、新たに作りますから大丈夫です。」
怒りで引き攣った笑顔で応えた。
「あっ!じゃぁその時にも僕の分も作ってね。」
「なんでよ!今食べているでしょう?どんだけ食べるのよ!」
「君が作るご飯は幾らでも入るよ。それはこの国の王太子が証明しているんじゃない?」
言われてみたらあの人も良く食べていた。だからと言ってまた地獄のように作らせる気かと深読みしてしまう。
「大丈夫だよ。一応遠慮や配慮はするから。」
全く大丈夫な感じがしない。
「兎に角時間が無駄だから早く始めましょう。」
先を促す。
「神殿て…真逆エメラディアちゃんを閉じ込める気じゃないわよね?」
お母さんが不穏なワードを口にした。閉じ込めるって…監禁ですか?
「私の親友アテナ!」
お母さんがアテナを呼んだ。少ししてアテナが現れた。アテナは、私に抱きつき頭を頬ずりしながら
「久しぶりね。全然呼んでくれないから、寂しかったわよ。育ての親なんか忘れられたかと思ったわ。元気だった?私は寂しくて死にそうだったから、魔物退治をしていたわ。」
嘘だ。アテナが寂しくて死にそうになんてなる訳がない。色々薬を作って売ってお金を稼いでいるから、魔物退治も材料集めの一貫で暇ではない筈。そして態とらしさからして、お母さんを揶揄っている可能性が高い。
「離れなさいよ!私の娘よ!」
お母さんがアテナを引き剥がすと予想通り笑っていた。話を先に進める為に促そうとしたらアテナがテーブルを見て
「私もご飯まだ食べてないのよね…。エリーなんか作ってよ。」
と空腹を訴えて来たので厨房へと歩み始めた。
自分も食べてないしね。ご飯はドリア分しかなかったので、チキンサンドとグラタンを作った。グレッドの分も。これで始められる筈。
「アテナなんか放っておいて良いのに!」
頬を膨らませているお母さんを横目で見た精霊王は態とらしい溜息を吐いて
「いい加減話しを始めよう。」
と促して来た。
全員がテーブルに着く。グレッドはもうドリアはは食べ終えていた。
「じゃぁ始めましょうか。」
漸く話し合いが始まった。
読んで頂きありがとうございます。
ブクマや評価⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎や感想、いいね。
ありがとうございますm(__)m
励みになっております。
いよいよ佳境に入りました。
ラスボス退治まで宜しくお願いしますm(__)m




