厚意に甘える
新年明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願い致します。
久しぶりの更新ですみませんm(_ _)m
婚約解消して穏やかに暮らすはずが、婚約破棄で波乱な事になりました。
と
星に願いを〜僕の大切な君へ
も宜しければ一緒にご覧下さいm(_ _)m
多分嫌だと言う気持ち顔に出て居たと思うのよ。
だって!あの我儘王子を育てた張本人でしょ?
あの常識人です!を装った非常識な人の兄でしょ。
警戒心しか出て来ないわ。
「そんなに気嫌いしないでくれ。森へ連れて帰ろうとは思っていない。ただこのサイノスの地であれば、私もエメラディアに会いに来られる。ただ毎日無事に過ごせている姿を見られるだけで良い。今迄意図せずとも放置してしまった事にせめて見守らせて欲しい。」
いや。見守るだけの人はプロポーズ勝手に断らないでしょう。途中迄『おや、真面。』と思った気持ち返せ!
「エリー。信じて嫁に出した挙句に目の前で娘をその男に殺されそうになったら誰であれそうなるって。
エリーの本当の父親はハンス・エディウム・ド・ラングラムは北の悪い魔女と名高いジェシカに魔法で騙されてエリーの姉である名無しを産んで、ハンス伯爵を上手く騙し巻き込みエリーも連れて逃げる筈が、産後直ぐにこき使われて身体を壊して、二人抱けなくてエリーをメイド友達に預けて逃げて森へ行って王様に助けを求めて、応じて出て来た王様の目の前で剣で刺したのよ。だから、そこは許してあげてよ。もう二度と同じ思いはしたいくないじゃない。」
アテナに自分の母親の話なんて聞いた事が無かった。育ててくれたメイドさん達はお母さんを褒めていた。誰も悪口なんか言わなかった。
人が良すぎる。
美人だった。
優しかった。
変な所が抜けていた。
一を教えると十を理解する人だった。
ああ。そうか。そんなお母さんを育てたのはこの人なんだ。お母さんはこの人に愛されて育ったんだ。
じゃあ王子とあの妹は何故ああなったんだ?
「いちいち顔に出さないの!アレクサンダーを育てたのはディアナ。王様の妹。だからズレてんのよ。」
簡潔明瞭な解答ありがとうアテナ。
精霊王にちょっと同情。伯爵信じたんだ。
結果お母さんは奴隷扱いだったそうですよ。
知っているのかな?
「伯爵お母さんを奴隷扱いしていた事はご存知ですか?」
「奴隷扱い?エリーゼを?アイツは奴隷として扱っていたのか!」
凄い剣幕で怒り出した。でも伯爵亡くなったんでしょ?亡くなった人に制裁は与えられないから良かった。
「生きているわよ。伯爵もジェシカも。精霊王は罰を与える事は出来ても、死を与える事は出来ないのよ。何処にいるかは解らないけど。」
それは…私見つかったら、命の危険があるのでは?
今久しぶりに命の危機を感じた。
「サイノスにいる限りは大丈夫だ。守れる。だからなるべく此処に居てくれ。」
お母さんは伯爵領のアデステンに居たから精霊王には守る事が出来なかった?そう言う事?
「じゃあ僕は王太子に早く王城へ戻る様に進言するよ。」
「いや。サイノスに王太子が居るならばわたしが行こう。その方が話しが早い。」
口を挟む間もなく決まってしまった。
会わずに済むなら助かる。
此処は大人しく厚意に甘えると致しましょう。
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童話の星に願いを〜僕の大切な君へ
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