“ガーディアン・サイド.”
警備会社“Moon-Green”は、ホテル“King・Wood”の警備及び『タウン・タウン』全域に置いても『其れ』を仕事として在た。
此の警備会社の社員だが『橋本 和希』の“知り合い”が、多かった。ーー何故か? 其の理由ならば、
代表『陸』へ『人材』を引き渡しているのが、和希だからだ。それはーー何故か?
和希とは『絡まれる』ーーのだ。『そういう類い』の『輩』にだ。
あの平坦な男を見た目のままだと思い込んだ者達が、『突っ掛かりたい』衝動に『駆られる』のだ。ーー何故、か?
それは。
『橋本』を見ると『苛つく』からだ。“どうして”か? 其の理由については、其の当人達には、ーーーー解らなかったのだが。
「それが“理解った”のは『後から』だったーーーー」ーーと、
“伊島”に『御帰り』を頂いた『警備員』は言ったので在った。“伊島 則斉”へと。
『和希』は普段、『陸』の『言い付け』で『人材』を探して『在』るのだ。『探る』事で。××××××××
つまり、『橋本 和希』は自分から彼等に『挑んで来る様』、『挑発』の『気配』を差し向けて在るのだった。『其の他』の無関係な周囲の人々には全く『気付かれない』レベルで。
『網』の様な代物だ。××××××『掛かった』輩を、吟味する為に。『陸』に『教わった』遣り方だった。××××××××。
敦之も昔、和希が『何か』をしているのには『気が付いた』ーーのだが、『何を』して在るのかーーーーが、理解出来ずに、和希を嫌った。『薄気味悪い奴だ』ーーーーと。けれど、
『時』が経つに連れ、敦之は『気が付いた』のだ。だが、
気付いて尚、敦之は和希を『嫌っ』た。ーーーー何故ならば、『蚊帳の外』が『嫌だった』からだ。和希が一歩先を歩いて在た『事』に、嫉妬したのだ。不貞腐れた敦之は、和希に対して苛ついた。いつも八つ当たり虚しく、華麗にスルーされ続け、『諦め』た。『嫌う』事をーーーーだ。『無駄』だった。何故なら、ーーーー
『気付いて』在たからだ。自分は本当は『和希』を嫌いな訳では無いーーーーと。××××××『羨まし』かった『だけ』だ。橋本 和希が『大物』過ぎて。自分の器の小ささに、嘆いてげんなりした『だけ』だ。
『遣る気』無しとも感じれてしまう様な、敦之の『クールさ』は、一仕切り不貞腐れると飽きたとも思わせる様な『切り返し』で、和希に対して『柔和』に成ったーーーー『つもり』だ。『当人は』ーーーーだ。
要は二人だけの時は『素』の敦之は、『第三者』を混じえる人前だと未だ未だ其の『態度』は『柔和』とは、言えなかった。ーーーーーー『ツンデレ』みたいな『もの』ーーーーかと。『悪しからず』で。××××××
要は傍から見たあの『二人』は、『不仲』に『観える』ーーのだ。故に『則斉』で無くとも『敦之』は『和希』が“嫌い”だと解釈をしても、ーーーー『仕方が無い』ーーーーとも、言える『筈』だ。
けれど『其れ』は、敦之に『言わせれ』ばーーーー『大きな御世話』ーーなのだった。
× × × × × ×
「つまり“あの人”には『勝てねー』よ。」と。××××××××伊島を“外”へ排除した警備員の一人が、伊島へと言った。××××××××
「あの人は、『俺』より強いんだよ。」と。
則斉は言われた『言葉』は、どうでも良かった。促されるままだった。“信じて”いない“から”だ。
“橋本だぞ? はったりつまんねーな、コイツラ。ーーーー”伊島はそう思った。
「ま、『そういう』事だ。」
もうひとり在た警備員も、そう言ったので在った。けれど伊島には何も響かなかった。×××××דどうでもいいよ”と、そう思った。××××××××××
伊島 則斉は此の日、体格良き厳つい顔の警備員の男達に、抵抗等する『気』も無しに、
ーーーーーー“タウン・タウン”『エリア』からーーーー放り出された。ーーーー「次、“あの人”にーーーー迷惑掛けてみろ? “タウン・タウン・出・禁”じゃ済まねえからな?」
警備員のひとりがそう言ったが、“だから?”と伊島 則斉は思ったのだった。×××××××××ד子供騙しのーー脅し文句だな?”ーーーーと。ーーーーーーーー“恋”よりも余程『盲目』だった。ーーーー『今の彼』は。 ーーーーーー『厄介』だった。
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ーー
…
…
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“出禁”宣言も虚しく伊島 則斉は、ーー“エリア内”へとーー戻った。そして帰宅中だった『敦之』と遭遇したのだ。××××××××××××××
×××××××××× ××××××××××
「………………、? …………、…………伊島?」
“は?”と思った敦之は、そう言った。“何やってんだ? 此奴ーーーー?”と。 ✙ ✙ ✙
「………、は? 何で“在る”んだ?」
敦之は狐に遭遇した“気分”が、味わえた。 ーーーー“摘まれて”在た。ーーーーーー
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「…………何『して』んだ?………………………」
敦之は一応『そう』言ってみた。勿論、伊島 則斉に。××××××××興味は無かったが、無言で通り過ぎれる状況でも、無さそうだと。××××××
「………………、美津原…………さん?」
後ろで美彩が、不安そうな声を出した。敦之は返事をしなかった。伊島 則斉を、警戒して在た。ふと思った。“何でこんな時に、和希が横に『居ない』かな…………っ”と。こうゆうのは、お前の担当だよっーーーーと、独りごちた。××××××××
「美津原君を……………、待ってたんだ。……………“誤解”解こうと思って…………」
意外にも伊島は言葉を発した。敦之は返事等来ないかもと思っていたので、意外だったのだが、然し、
言われた内容は想像と違ったのだ。“…………、誤解?”と敦之は声に出して在たのだった。“不可解”過ぎて。
“俺は何一つ誤解なんてして無いけど、な。”と、そう思った。
「伊島、御前先刻“エリア出禁”喰らったんじゃあ無いのか? “捕まる”ぜ? さっさと退散した方が良いんじゃ無いのか? あんまり“質”悪いと『経歴』に傷付くぞ? 洒落じゃ無くな。」
敦之の其の言葉に、伊島 則斉はニヤッと笑んだのだった。そして言った。
「美津原君はーーーーっ、“やさしい”ね。」と。美津原 敦之は、“ぞわり”とした。“泡立つ”様にーーーーだ。
「………………、“優しい”つもりは無い。“逃げない”んなら、“通報”するぜ? “義務”なんでな。」
「………………。義務?」
「『義務』だよ。『立場上』な。どうするんだ?」
「…………、なにが?」
敦之は些か、苛ついて来たので在った。“埒が明かない”と。溜息と共に敦之は言った。「“誤解”って何の事を言ってるつもりだ?」と。××××××××××美彩が不安そうだった。
「………………、美津原君と……………“友達”に戻りたい。…………『誤解』、解いて。」
不安な美彩は、敦之の上着の袖を握ったのだった。××××××勿論敦之は其れに気付いた。
美彩を振り返り見て、敦之は彼女の手を取った。ふっと、笑って。美彩は勿論“どきり”とした。
「なあ、伊島。見ての通り、俺、今『取込み』中。今日『イヴ』だぞ? 『彼女』の機嫌損ねたく無いの、理解るだろ? 遠慮してくれよ。 “寒いし”な。身体冷えちまうよ。」
敦之は態と、そう言ってみた。“和希・流”で。伊島の反応は無かった。敦之は内心舌打ちした。行儀も悪く。仕方無いので、こう言った。「寒いだろ?」と、美彩にだ。『名』は呼ばずに。
急にそう問われた美彩は、頬を染めて熱く成った。思わずこくんと、頷いたのだ。敦之は幸いと彼女の四肢を、抱き寄せた。“ごめんな”と。
目を白黒させた美彩。敦之は追撃ちをかける。「寒いよな? ごめんな? 早く帰ろーーーーほら、身体冷えてるよーーーー」と、
額に“ちゅっ”と、音を立てた。勿論“態”と。××××××××美彩の『内容量』は『満タン』と化した。
許容範囲多目の敦之さん側は、調子付いて口へも、追加して置いた。“ついで?”みたいな『乗り』で。
「あ〜ほら、『唇』ーー冷えちゃってる。帰って『温めないと』駄目だな。ーーーー」
一周廻っても全く冷静に帰還出来ない金沢 美彩さんは、甘々な敦之を制し切れ無かった。××××××
『防犯カメラ・システム』で、『敦之』からの『ID』連絡で『危険人物』を『確認』したタウン・タウン・パトロール部隊は、『此れ』を『観て』在た。そして言った。
「『此れ』、『助け』必要?」と。
“要るわ阿呆っ”と、敦之は『ID』メールで叫んだ。
『“とっとと来やがれ”』と。“やっぱり要らなそう”と、誰か言って在た。
「ーーーー面倒臭えなあ、敦之さん、サクッと、倒しちゃえば良いのに。はあ。××××××」
「ーーーー“両手”塞がってますーーーーて、奴? 俺等と“無縁”な。っ、くっ! ××××××」
「“美人”ちゃん。」
「“可愛い子”だ、ねえ。……………敦之さん『飽きた』ら、譲ってくれねえかなあ。」
「…………………、言いたい事は、それだけか? とっとと・出動して・来いっ!!!」
“主任”に怒られた夢の・街・『警備・部隊員』で、在った。『阿呆』では有るが、『陸』や『和希』へ『忠誠』を誓った『忠実』成る『部下』達だった。
エリア主任・森坂 月覩は思った。“後で敦之(さん)の恐さを、良く教育して置かないと、いかん。ーーーー”と。“死活問題”だと。
余談であるが、此の主任に関しては、『名前』の『乗り』で『主任』に選ばれて在た。『嵌まるよね』と。
補足するならば『実力』は『伴って』在たので、然程問題でも無い。『此処』は『こう云う会社』だ。ーーーー『悪しからず』な。
さておき、敦之は程々に『苛立って』も、『在た』のだった。『勿論』。
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「伊島、ーーーーそう云う“訳”だからさ? 俺、帰るぜ? おまえも風邪引く前に“帰れ”よ。ーーーー」
敦之は美彩を抱き寄せて在た。“庇う”様に。けれど、伊島には“無駄”だった。
「やっぱり、美津原君は…………やさしい。そっか、今日“イヴ”だね。…………“ケーキ”買って“パーティー”しない? 美津原君家、前から行ってみたかったんだ。…………“言えなかった”けど。
これからは“ちゃんと”『言う』ね。」
敦之は流石にぞっとした。“此奴ーーーー大丈夫か?”と。ひやりとしたその時、“真逆”だった。
「………………。敦之…………さん? え? なにして………………。何してるの? こんな処で? ……………………、寒くないの? ……………………、え? 何してんの?」
と、“少年”がーーーー言った。“中学生”位ーーーーの。敦之は苦虫噛み潰した。
「寒いわ! ーーーー違った、御前こそ何やってんだよ? こんな時間に。………………、光明。“肝試し”か何かか? それとも“罰ゲーム”か? “虐め”か? 光明、虐められっ子? まあ“似合う”けど、なw」
“弓削 光明”だった。マフラーにずっぽり埋まった(w)。“見た目だけ中学生”の。彼だった。
「“虐め”違うし。って、“両親”一緒だし。何で真冬に“肝”試しやるの? 敦之さんこそ、“阿呆”だね。
“イヴ”だからって、“御飯”家族で食べて来た“だけ”だよ。“普通”でしょ? ええそうですよ。ーーどうせ“彼女”居ませんよ。“ぼっち”ですよ。何か文句有る?」
「あ、無いです。ーーーーごめんなさい。あ、どうも“弓削”さん。御無沙汰致して居ります。いつも叔父の陽藍が御世話に成って織りますーーーー“美津原”です。良いですね、家族で『クリスマス・ディナー』。」
敦之はそう言って、光明の両親と挨拶を交したのだった。光明は気が付いて、言った。美彩の事をだ。“紗綾”さんかと、思ってた。ーーーー暗かったから。と。××××××
敦之には、“美津原 紗綾”と云う歳の離れた“妹”が在るのだ。“敦之”を“大好き”な。其れで光明は勘違いしたと、謝罪した。
“おまえーーーー「誰だ 」?”と、その時“伊島”は言ったので在った。“警備員”到着前だった。光明は体格に見合わない“眼光”を、伊島 則斉へと向けたので在った。“は?”と彼は言ったのだ。××××××
光明は伊島へ敵意を向けた。其の小さな体で。伊島は思わず後退った。光明の迫力に。そして、
「何? “失礼”だよね? 何方様? “初対面”でしょ? 良い歳して“礼儀知らず”なの?
“問う”なら先ず“名乗って”から聞くのが、『基本』なんだけど? そんな事も知らない、『常識』も学べ無い“事情”でも有ったの? だったら“謝ります”ーーけど?
第一『僕』に、『何』か『用』ですか? 後、『ポケットの中の“毒”』、『違法』ですよ?
『此方』来ないでくれます? 『信用』出来ないので。
ーーーー後、敦之さんにも近寄らないで。
ーーーー『迷惑』です。『とても』ね。」
“聞いてます? 理解りましたか?”と、弓削 光明は伊島に冷ややかにそう“通達”したので在った。『月灯り』の『下』に。




