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姫さま、『恋』をーーする。  作者: ※Rasp※Berry※
✝異世界の姫様と名も無き星のヴォーカルの話✝
21/75

『同級生』。

 「滝君さーー」




 「ん? 何?『嫁』に来る?」



 「聞いたんだけどさーー」


 「ーー? うん?」




 「別れた奥さんが『再婚』するんだって?でーー」



 「嫌々、『待って』」



 「ん?」



 なんで『知ってるの?』とーー滝は聞いたのだった。




 +   +   +



 「あ〜うん、ちょっと聞いてね。」


 「嫌、誰によ?」


 「あ〜えっと陽藍さんからね。『敦之』が結婚するって言われて………」


 「嫌々、だから。ーーえ?敦君『知って』んの? 橋本君ーー」


 「うん。」



 「えーーなんで」


 「え? 『同級生』だし。高校の。後『大和』君の『弟』知らないかな?」



 「直君?」


 「嫌、『隼人』。」



 「あ、隼人ハヤト君ーーーーって、そうか!『同い年』か!迂闊っ」



 「嫌、『迂闊』って程じゃ。敦之、隼人と、後『友』。全部高校同級生なんだよ。俺達。」



 『知ってたと思ってた』と和希は言って、珈琲を飲んだ。『あ、美味い。』と。




 確かに滝が淹れるよりも旨かったーー『知らなかった』とーー言っておいた。





 ×   ×   ×



 「もしかしてーー心配で来たの今日?」


 「あ〜まあ、用事あったしね。」


 和希は素直にそう答えた。滝は何故か素直にありがとうーーという言葉が、ーー出て来なかった。



 『てかそのメンバーの「同級生」はーー』やば楽しそうだなと滝は言った。代わりの様に。



 「楽しいと言うより阿呆だったね。」と和希は答えた。



 『ドライバーって重要だよな』とーー和希が言った。滝は疑問符を浮かべた。



 「当時俺達(・・)ーー頭のネジが大分『緩んで』たーーから。」


 「ーーっはっ」



 ーーと、滝が笑った。『まじか〜』と。そして、「敦君も?」と。和希はまあねと言った。




 「下手すると敦之が一番・・『緩んで』た。まあーー『或る』意味?あ、本人に言わないで。はいーー『賄賂』。」



 「おっ、おおーー『賄賂』来た。……………………はは」



 「後で食べてー。でも意外だな。滝君甘い物(・・・)駄目なのかと。」


 「へ? 何で?」


 「嫌、前にさ。」


 「ああーー『ランチ』ーーの時ね。だってさ。『予約』したのに、いきなり『和希クン』出て来たら、ーー『ああ』成るーーでしょ。あ〜ウケた。びびったよあれ。」



 「ーー『それ』だけ?」




 「えーーーーーーーーーーーーー、っ。はは」



 「まあ、『ミッション(任務)』ーーだったから。ごめんね。」


 「ミッションーーーー」




 「俺は『陽藍』さんには、『逆らえ』ないんだ。」


 「?? それはーー『皆』ーーそうだろ。ーー橋本君『だけ』じゃないだろ?」




 『ちょっと違う』なーーと、和希は答えた。『ドライバー』だよーーと。




 疑問符を浮かべた滝に、和希は答えた。




 「『月影 陽藍』はーー俺の『ドライバー』なんだ。ーー『永遠』にーーね。」




 「つきーーカゲ? 『華月・・』だろ?」



 『過去』だよーーと、和希は返した。滝は一瞬考えた。『ああ…………』と。問い返した。





 「っ、『和希』クンはーーさーー」と。『いつから』「側にーー」『居たのーー』かと。





 俯く様に、一瞬目を伏せた和希が答えた。『………………、忘れた。』……………………………と。暗い顔で。





 滝はそれ以上は、聞けなかった。だから聞かなかった。






 ÷   ×   ÷




 「瀬野尾、おまえさーーーー」    「ん?」






 ÷   ÷   ÷





 「なんかーー『武道』ーーやってないか?もしかしてーー」



 時は放課後。場所は未だ校舎内で、疎らだった人が、影を消した頃にーー眞角 稔はそう聞いた。紹は不思議そうにそれに答えた。




 「ーーーーーー空手?」と。



 「あーー」



 「ーーとお、『合気道』、『居合』ーー、『弓道』、後はあーー、あーー柔道はパスしたから…………………」





 「待って。いや待って×10。」    「待ち過ぎだな俺其れ。」ーーと、紹は答えた。




 「ーーーー何してんの?」


 「嫌だから『武道』だろ? 後はーーあ、『キック・ボクシング』愉しいよね。あれは良いよ。あ、俺後『茶』点てれるよ。『華生け』とか。それで言ったら『習字』もか。何急に。」





 「ーーーー何してんの?」



 眞角 稔はーー『やっぱこいつやべーわ』と思ったのだった。




 「ーーーー『紹』クンーー『仲良く』しようーーか?」と聞いてーー



 「ーーーー気持ち悪っ。ーーーーどうした。」ーーーーと、返されたが。



 『今迄ーーすみませんでしたーー紹「サン(・・)」。ーー俺、嫌、「」、ーーキミに対して態度(丶丶)生意気・・・」だったからーー』と言ったのだが、紹には『そうなの?』ーーと返された。






 「『同級生・・・』だろ? “対等”な“立場”に『生意気』もクソ(・・)も『ない(・・)』だろ。ーー」と。俺は思うけどねーーと。




 眞角がきょとんとする番だった。紹は思わず笑った。『小動物・・・』、



 「『』みてえ!ははっとーーやっば(※やばい)。ーー『言葉使い』乱れたなーー。」と。



 『失態・・』だぜーーと、“神の息子”はふはっと笑ったのだった。



 「マイナスされちまう。」ーーと、紹が言うのでーー稔は不意に問い掛けた。「何が?」と。




 きょとんとした美男子はこう返した。「ん?『小遣い』?」と。




 瀬野尾家というより『華月』一家規定(ルール)で、失態・・は「小遣い『マイナス』」だった。





 「ーーーー何それーーーー」と稔は返したのだった。






 ふたりは此の時の教室の『外』の気配は、『偶然』だと思った。





 ÷   ✝   ÷




 そうして『日曜』はーー来た。





 ×   ✝   ×





 「すみませんバイトんでた『翠原ミドリハラ』です。今日は宜しくお願いします。」



 瀬野尾 紹は『受付』にてそう言った。受付の男は返した。



 「『翠原』ーー何?」と。紹は答えた。




 ××××××××××××××××××××××××××




 「ーーはい、了解。と、待って。あ〜お〜い『誰』か〜!『居る』〜?!バイトの『案内』〜!」



 受付の男は『中』に向かい、そう叫んだ。



 「叫ぶな、みっともない。『内線』使えよ。たくっ『悪い』ね、君達・・。」





 「案内しますよ、申し訳ないね、『見苦し』くて。『華月』です、宜しくアルバイトさん『達』。」




 「えっちょっよっ、!!!」



 出て来たのは、勿論陽藍だった。意味不明な声を出している受付をスルーした陽藍は、紹達を促した。




 「…………………宜しく『お願い』しま〜す。」と、紹は『言って』おいた。勿論。





 後ろの『三名』は声を失って代わりに口を開けていたが。流石に陽藍が『大丈夫?』と声を掛けた。




 「何してんの!陽藍さん!何してんの!このひと!ちょ、ちょっと!駄目ですよ!あんた『責任者』でしょ〜がっ。何『案内』やってんの!ちょっと!」



 「…………バラすな。砂河さがわ。此の野郎。っ。…………………御前後で『憶えて』おけよ。」




 「恐えよ『華月・・』ーーさん。『いつも』こんな・・・なの?」



 「あのなあ、『紹』。そんな訳ーー無いだろ。『お前』のだろ。ま、今日『ありがと』な。ああ、『砂河』。ーー此れ、俺の『甥っ子』だから。ーー特別扱い『しない(丶丶丶)』でくれな。ま、れない『程度・・』に扱き使って『やって』。じゃ、行くぞ(受験生)。ーー時間無いんだ。さてーー」





 「あざ〜す」


 「お前、その『キャラ』はやめておけ。似合って『無い』ぞ、紹。」



 「ふ、『承知』致しました、『叔父上』。つか『部下』めちゃ『駄目』でしょ。『パワハラ』とかさ〜恐いよ?」



 「紹?『俺』は『弁護士・・・』な?」



 「『失念』してりました、『叔父上』。」



 「お前『今日』その“キャラ”でーーいくの?」



 「そっすね叔父上。ちょっとハマって『来た』。」




 「ま、何でも良いけどな。『怪我』だけするなよ? 俺は篝に『殺されたく』無いからな? オーケー? 紹。理解ったな?」



 「『承知』致しましたーー叔父上様。俺もだし。」



 『何だ気が合う(・・)な』と陽藍は冗談を言ったが、理解したのは紹だけ(・・)だった。





 本日『タウン・タウン』内において、最早恒例の『滝 蓮』シークレット・ライブーーで在る。





 「『恒例』になっちゃうと『シークレット(秘密)』感、無いよね。」



 「『場所』探し『イベント』兼ねてるから『シークレット』で良いんだよ。ほら働け。」



 「オジさん………………『指示』が…………『雑』。言われるよね?」



 『言われない』と陽藍は言い張った。「良いから『行け』。『ヒント』坊や達。飴玉『やる』から。ーー俺今日『忙しい』んだよ。じゃあな。ま、『頑張れ』。ほら。」




 華月 『陽藍』は本当に『飴玉』を『置いて』行ったのだった。





 「『嘘』つき。『今日』は、じゃないだろ叔父さんは。『も』だろ。全くさ。」




 『んじゃ「働く」かね。』



 “金要る(必要だ)”しーーと『瀬野尾』紹はーー言ったのだった。『翠原』のネームプレートを付けて。母の『旧姓』で在る。





 「はいよ、君達。『飴玉』だってさ。はい、持って。あ、『舐める』なよ。」と。





 勿論同級生一同「「「はい?」」ーーなんで?」ーーと、聞いて来た。紹は、




 『叔父サンの話、聞いてた?』ーーと答えたのだった。勿論。ま、それが良いのかもねーーと。






 日給一万円達はーー動き出した。失敗『する』とーー「半額・・」らしいーー。




 紹は満額ゲットの為にも、眞角達に『的確』な『指示』をーー出したのだった。





 シークレット・ライブは『午後』からである。試合開始・・・・に『間に合う』様に。





 その頃『海』達も、此処『タウン・タウン』にとーー来ていたのだった。勿論『バイト』の為に。

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