↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

Adlertag

――1940年8月13日4時 オーステンデ、白海軍第2艦隊旗艦バーデン(元)


「ヘント方面より、10個師団程度の敵が前進してきています。英戦闘機に出動準備を要請しています。1時間以内に主砲射程に入るものと思われます」

「陸軍部隊に後退を要請。全主砲48門、揚弾。射撃準備」


――1940年8月13日5時 Downing 10


「すべての戦力を投入せよ」


――1940年8月13日6時 オーステンデ、白海軍第2艦隊旗艦バーデン(元)


「仏、蘭より総計500機以上による攻撃です。英の戦闘機は150機程度出せるそうです。多少遠いですが、陸軍部隊の後退は終了していますので、射撃を始めますか」

「多少減らしても危険度は変わらん。待とう」


「Ju87、Ju88直上より急降下してきます」


「被弾多数。多くの艦で誘爆を確認」

「射撃要請が来ました。連絡が取れるのは本艦を含め3隻、主砲発射可能4門」

「射撃開始」


――1940年8月13日10時 第2航空艦隊司令部


「ドッガーバンクより英仏海峡に南下してくる主力艦多数を発見」

「第2波の攻撃目標を変更。海峡を鉄底にしてやろう。地上部隊には後退を推奨」


――1940年8月13日11時 オーステンデ、白海軍第2艦隊旗艦バーデン(元)


「第2波総計200機以上出撃。揚弾を止めますか」

「全力で揚弾、最後まで射撃を続ける」


――1940年8月13日 12時オーステンデ、白海軍第2艦隊旗艦バーデン(元)


「第2波のうち蘭からの爆撃機は北海に向かいました。こちらには50機程度です。戦闘機は来ません」


――1940年8月13日 12時北海南部、白海軍第1艦隊旗艦バイエルン(元)


「Ju88 100機、戦闘機50機程度来襲。本土からの戦闘機50機が防空にあたります」


「被弾3、砲塔1基貫通。誘爆なし。火災発生。速度低下」

「英艦が被弾、炎上、退避します」

「南下を続ける」


――1940年8月13日15時 オーステンデ、白海軍第2艦隊旗艦バーデン(元)


「第3波50機。戦闘機は来ません」


――1940年8月13日16時 オーステンデ近海、白海軍第1艦隊旗艦バイエルン(元)


「第2艦隊との連絡が取れません」


「左舷の航空魚雷による浸水が止まりません。右舷に注水していますが、長くは持ちません」

「海岸に突入、乗り上げて射撃を続ける」


――1940年8月13日18時 第2航空艦隊司令部


「本日の損害爆撃機40機。戦闘機20機。戦果は主力艦1隻撃沈、1隻着底、2隻大破。戦闘機60機爆撃機20機撃墜。オーステンデの白艦隊無力化」


――1940年8月13日20時 Downing 10


「オーステンデの拠点は維持、独軍の侵攻は撃退されました。陸上部隊には補給が必要ですが、戦力は維持しています。空軍に損害は出ましたが、地上部隊に対する攻撃はそれを上回る戦果を挙げました。オーステンデ橋頭堡に対する攻撃は一旦停止せざるをえないでしょう」


――1940年8月13日22時 Downing 10


「電波偵察機より報告、Knickebeinビーム感知。Chain Homeレーダーに200機程度の感あり。目標は海峡のChain Homeレーダーおよび戦闘機基地と思われます。妨害、欺瞞間に合いません」


「海峡のChain Homeレーダー全滅。明朝の稼働可能戦闘機30機程度」


ちょっとなにかうまくいったからといって、戦力が少ないほうが外征していいことがあるわけがないので、英はここから大変だとは思いますが、高海艦隊(元)が退場したところでこのお話はおしまいとさせていただきます。

次回、白海軍が大量の主力艦を抱えるに至った背景を付け加えて完結の予定です。


以下を参考にさせていただきました。


映画 Battle of Britain 1969 https://www.imdb.com/title/tt0064072/

https://battleofbritain1940.com/



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。