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スライム君のダンジョン戦記?  作者: 初心猫田
44/52

ハプニングと初授業

家の事情で大分投稿するのが遅くなりました。

すみません

チュンチュンチュンチュン………


「んっ……ふわぁぁ~……もう朝か……」


気づいたらあっという間に朝になっていた。

今日から学校だ。

俺は眠い目をこすりながらもベットを出ようとする。

昨日は結局、帰ってからもレインに質問攻めされてなかなか寝かせてもらえなかったからなぁ……

恐らく睡眠時間は三時間程度しかとれていないだろう。

ぼんやりした頭でそんなことを思い出しながら ふにゅっ! 布団を捲る……フニュッ?!

なに今の?! なんかフニュッとした! フニュッと!

嫌な予感がしつつも慌てて俺は布団を捲る。

するとそこには……


「zzz……ベルジェ…はやきゅちゅぎのまほうおしえzzz……」


パジャマ姿のレインさんがいらっしゃった……ご丁寧に俺の腰に抱きついた状態で。

魔王が言っちゃ駄目な気がするが、とっさのことに、口をついて出てしまう。

ジーザス……!




……よし、まずは何でこんな状況になっちまったかについて考えよう!

確か昨日修業から帰ってきて、ご飯食べて、そんで風呂入って寝ようとしたらレインがこれからどんな修業をやるのか何となくでいいから教えろとか言って押し掛けてきて、その内魔法理論とかについても聞いてきて、でそのまま寝ちゃって気づいたら朝に……って感じか。

うん、やばい……

こんな状況あいつらに見られた「お~い、マスター! 起っこしにきったよ~! って……ありゃりゃ~?」

「あっ、こらジュエル! 主の部屋を勝手に開けたら……えっ?」

「二人ともそんなに急がないの。はしたないですよっ?……あらあら~」

「う~ん……なに~? 朝から騒がしいわねぇ、って?! 何でベルゼがいるの?!」


ははっ……終わった……




「しかし驚いたぞ! レインを見かけないと思ったらまさか主の部屋にいたとはな」


あの後、レインも状況を察し一緒に俺の潔白を証明してくれ、さらには俺の部屋で起きたことだったのでなんとか三人を説得でき、無事皆で朝食を迎えることが出来た。


「そだね~。セシルなんかマスターに剣突きつけて覚悟~、だったもんね~? クスクス」

「そっ、それはだな! その……あれだあれ! しょうがなかったんだ!」


確かにセシルに剣を突きつけられた時は死ぬかと思ったよ。

ステータス的には絶対大丈夫なはずなんだが……女の怖さってのを思い知った。

けどな、ジュエル?

正直目のハイライトを消して、レインにひたすら呪詛っぽいものをぶつぶつ呟いてたお前のほうがもっと怖かったぞ?


「まあまあ、そんなことより朝食をいただきましょう? ベルゼ様、はいあ~ん……」


あ~ん……モグモグ……うまいっ!

やっぱセバスさん達の料理は最高だなぁ。


「「「ああっ!! アスタロトずるい!!」」」

「ずるい? 何を言うかと思えば……あなた達がタイミングを逃しただけでしょう? そんなことより、はいベルゼ様、あ~ん……」

「あ~ん……モグモグモグモグ」

「「「あっ、またぁ!!」」」


やはりこういったことは四人のなかでアスタロトが何枚も上手だな。

さすが伊達に年をとって「ベルゼ様? なにか良くないことをお考えではありませんか?」……何でもないので笑顔でフォークを構えるのはやめようか?

こうしてにぎやかに朝食の時間は過ぎていった。

……あとアスタロトに先手を取られて悔しいからって、三人がかりで押さえつけて口移しで食べさせようとするのはいかがなものかと俺は思う。

年頃の娘がそんなはしたないことしちゃいけません!!




キーンコーンカーンコーン……

ガラガラガラ……


「ふぅ!! なんとか間に合ったな……」

「はぁはぁ……ちょっとベル……早すぎよ……」

「しょうがないだろう、あいつらがなかなか離してくれなくて遅刻しそうだったんだから……」


あれから、朝食を終えた俺とレインがいざ学園に向かうというタイミングで問題が起きた。

セシルとジュエルが着いていきたいと駄々をこねたのだ。

それを説得するために予想以上に時間を取られてしまい今に至る。

だがそれもこれも元はと言えば……


「お前が、今からベルゼと二人きり~! 留守番よろしく~、とかなんとか煽ったせいだろうが!!」

「うぐっ……! それを言われると……」


そんな感じでレインを黙らせていると、


「レインさん、ベルさん。ごきげんよう」


ドレイクさん達が登校してきた。


「おうドレイクさん、おはよう! ルサルカとついでにイフリートも」

「あら、アリアさん、ルサルカさん、イフリートさんおはよう」

「どうも、レイン王女お早うございます。ベルもおはよう」

「レイン王女、お早うございます。あとベル、貴様僕をついで扱いするな!」


うん、予想通りのいい反応をしてくれる。

イフリートみたいなタイプはいじりやすくてなんかいいな!

挨拶を終え世間話をしていると先生が教室に入ってきた。


「朝のホームルームを始めます!」



いきなりだが、この学園の授業制度について簡単に説明しておこう。

ここオクタグラムは、基本日本の小中学校と同じで、まず六時間授業があり、放課後には部活や委員会活動などがある(昔の勇者が伝えて色々試行錯誤した結果この形に落ち着いたらしい。勇者ってほんとなんでもかんでも日本の知識を伝えちゃうよな……)。

授業の種類としては算数、アルス史、読み書き、魔法、戦闘訓練他etc……

これらの授業が、偏らないよう分散されながら時間割りが構成されている。

例えば今日の時間割りはこんな感じだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8:50

HR

9:00


1時間目 アルス史


9:50


中休み


10:00


2時間目 算数


10:50


中休み


11:00


3時間目 実技(魔法、武術)


11:50


昼休み


13:00


4時間目 読み書き


13:50


中休み


14:00


5時間目


14:50


中休み


15:00


6時間目


15:50


HR


16:00以降


部活・委員会など

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


といった具合だ。

なお5、6時間目は、錬金術や魔法理論など個人が学びたい教科を取っていくようになっている。

基本はこのようになりたっているがSクラスは少し特別で、3時間目までは強制的に授業を受けさせられるがそれ以降の教科については、出席するかどうかは自分で選べるのだ。

これはほんとにありがたい。

今更算数や読み書き何てやりたくないからな……

そんなことを考えていると授業5分前の鐘が鳴った。


「ではこれで朝のホームルームを終わりたいと思いますがなにか質問のある人はいませんか?」


フィー先生が終わりの挨拶で閉めようとすると、一人の生徒が手を挙げた。

……てかカインズ君だ。


「部活や委員会について教えていただきたいのだが」


確かに俺も気になってた!

部活とかってどんな感じだろう?


「ふふふ! 5、6時間目にしっかり説明してあげますから安心してください! 他に質問のある人はいませんか? ……いないようなのでこれで朝のホームルームを終わります。礼!」

「「「「「ありがとうございました!!」」」」」


さあ初の授業だ!

5、6時間目には部活についても説明してくれるみたいだし楽しみだな!

これから不定期でいきたいと思います。

どうか見捨てずにこれからも読んでくれたら幸いです。

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