オルデント魔国の隣国
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大規模に畜産をやるのは、本当はリスクがある。リスク管理としては、複数の町で行った方が良いんだけど、効率を重視すると、どうしても集約型になる。どっちがいいとか、そういう問題ではない。効率と安全。どちらも取らないといけないよねって話である。なので、人口が増えてきたら、そう言う事も出来るんだろうが、今はまだ無理だ。何とかして人口を増やさないといけない。けど、人口なんて簡単に増える訳がない。人間はそれでも増えるんだが、ここにいるのは魔族。人間以外である。その彼らに、子供をどんどんと増やせと言っても無理だ。生物的に無理がある。それでもってなると、移民や難民を受け入れろって話になるんだが、森の中で移民や難民をどうやって探せというのか。そもそも、レクレア王国が滅んだ時点で、1度探しているのである。もういないとは思うぞ。そんなに都合よく、人口が転がっているなんてことはないんだ。レクレア王国の生き残りも、何処かしらに逃げたんだとは思うぞ。それなりの護衛が居ればの話ではあるんだけどさ。散り散りに逃げたんだから、仕方がないだろう? 固まっての移動は無理だ。限度ってものがある。まあ、何とかなったと信じるしかないだろうな。そんな民を集められるのであれば、集めたい所ではあるが、そもそも無理なのだから、諦めるしかない。
そんな訳で、町の箱だけ作って、放置すると言う事をひたすら繰り返している訳なんだけど、そろそろ木材が無限収納の中に訳が解らないくらい仕舞われているんだが。今までは、使うかもしれないからって、放置してきたんだけど、放置したら朽ち果てる方が先なのだ。故に回収している訳なんだけど、もう数も数え切るのが難しくなってきている。一体どれだけの木を切り倒したのか、解らなくなっている。それだけ町を作ったと言う事ではあるんだけど、箱だけなんだよな。住民はこれから増える予定である。オルデント魔国が滅んだら、住民は増える。まあ、滅ぶ前に何とかしてやれとは思うかもしれないけど、それだとこちらに何の旨味も無いんだよな。滅んでくれた方が良いのである。残酷だけど、生き残りを賭けた戦いなのよね。戦争になったら、非常に面倒な事になるんだけどな。相手は聖ルクレイア国と言う事になるんだし。国力に差があり過ぎるんだよな。人口が国力だから。数は力だから。こっちは全然数が居ない状態だ。戦力もまだない。だから、オルデント魔国には、まだ滅んで欲しくない。
ただ、町を作っているので、隣接している国に関しては調べないといけない。オルデント魔国に隣接していて、このまま町を伸ばしていけば、マケライアス魔皇国とも隣接するのが、スタルバ王国だ。ここはオルデント魔国と仲が良い国である。仲が良いというか、敵対はしていない。商売はしている。まあそれだけなんだけどな。戦争していないというだけで、面倒な国ではないと言う事が解る。どんな国かは、ギリエルが調べてくれた。簡単に言うと、人種では区別していない国だな。人間だろうが、魔族だろうが、関係なく接している国だ。……それが普通だとは思うんだけどな。でもやはり人間は増えやすく、人口の半分くらいは人間じゃないかというのが、ギリエルの調査結果だった。
「このまま順当に町を作っていけば、スタルバ王国とも隣接する事になる。隣接しても問題なさそうだけど、難民獲得競争で障害になりそうではあるよな。そういうのは受け入れるんだろうし。何というか、こっちは箱だけしかないからな。受け入れるって言っても、限界はある訳で。何処までも受け入れたいって考えては居るんだけど、それは難しいからなあ。そもそもオルデント魔国の方が広いんだから、全員を受け入れられるわけもないんだけどさ」
「まあ、気にしても無駄ですので。オルデント魔国が滅ぶと言っても、まだまだ先の話ですからね。そもそもまだまだ戦力的には均衡しているんですから、問題にはなりませんね。均衡が破られるのは、凡そ800年程後の話だと思います。順調に聖ルクレイア国の内政が進めば、500年くらいで戦力的に厳しくなってくるのでしょうが、宗教国家というのは、何処か歪ですからね。戒律だのなんだのと言って、自分たちを締め付けますからね。まだこちらにも時間はあります。……魔物人が出て来てから、300年くらいは欲しい所ですけどね。何処までオルデント魔国が粘ってくれるのか。それが問題でしょう当分の間は、粘れるでしょうが、他国が介入してくるのかどうかですね」
「他国が介入? 援軍って事か?」
「そう言う事です。援軍の余地はありますからね。特に魔族と共存しているような国は、聖ルクレイア国の敵になる訳です。オルデント魔国が滅べば、次は自分たちですからね。それは避けたいと思うのが普通です。なので、オルデント魔国に頑張ってもらうために、援軍を送って、何とか凌いでもらおうと考える可能性も十分にあり得ますので。その方がコスト的にはよろしいのですよ。自分たちの領地は荒らされないですし、もしも聖ルクレイア国の領地が取れるようなら、国家的な保障をしないといけないですからね。領地の割譲や、金銭での支払いになるのか解りませんが、何かしら要求してくるでしょう。まあ、人間は要らないでしょうけど。宗教に染まった人間なんて害悪でしかありませんからね。特に聖ルクレイア国の思想は、その他の国とは相容れないでしょうし、そんな所から奴隷だとしても、人間を寄こせというのは、無いでしょうね。我なら意地でも断りますので。順当に皆殺しが良い所でしょうね。生き残りなんて作る方が面倒な事になりますから。どの国でも歓迎されないとは思いますよ? 周辺とは戦争中ですし」
「まあ、歓迎はされないよな。俺たちも逃げてきたとしても、歓迎しないし。まあ、今までの思想を全部邪教と認めるのであれば、話を聞かない訳でもないが。子供の思想教育は出来るだろうし、親世代がどうにかなれば、多少は薄まるとは思うけど。……それでもやっぱり民族浄化が丸いよな。全員を助けるなんて不可能なんだしさ」
「聖人君子を目指すのであれば、そうするべきでしょうが、別にそんなものを目指しても無意味ですからね。そういう人は、骨の髄まで利用されますので。まあ、仮にオルデント魔国が聖ルクレイア国に勝利すれば、ですけどね。我の見立てでは、勝利する可能性は、援軍無しなら0%。援軍があれば、30%程度でしょうね。援軍が全力で来てくれても60%も勝ち筋があれば、十分でしょう。それだけ、人間という種は増えるのです。それくらいの戦力差はあると言う事ですので。話が出来る隣国ではありましたが、必ずしもそれが良い方向に働くとは言えないのですよ。マケライアス魔皇国の為にも、滅んでもらった方がよろしいとは思いますね」
だそうだ。勝てる見込みはあるらしいが、それでも援軍込みでという話になる。そもそもそこまで負けるかってくらいには、国力に差があるんだろうと。ある程度は巻き返して欲しい所ではあるんだけどな。無理な事を言っても無駄なので、様子を見るだけに止めておく必要があるんだよ。俺たちが援軍に入る? それは無しだ。そもそも援軍を送れるだけの戦力がない。魔物人が誕生してくれればあるいはというくらいである。まあ、無理だよねって話だよな。まだ生まれても居ない魔物人に期待をしたところでだ。早く生まれて欲しいのはその通りなんだけど、9回目の進化をしたのに、まだだって言うからなあ。




