Re:途中から始める精力増強生活
異世界転生をした元魔術師の俺は、赤子の俺でも魔術が使えるこの世界のすごさに感動して”最強の魔術師”と言う夢を目標にしていきることにした。
友人のカノン、恋人のアリシャ、後輩のクリームと共に日々切磋琢磨している。
そして俺は国の最高戦力の1人であるアルトに土下座して”聖女を助けてほしい”とお願いされ助け出し、その数日後のお話。
聖女の騒動から5日後。
俺は走っていた。
とにかく走っていた。
筋肉を付けている人間は精力が強い。
そんな話を聞いたことがある俺は、ハーレムを作るため筋肉をつけていた。
~数時間後・魔術学校の図
書室にて~
「いや、それ魔術師から遠のいていないか?」
「馬鹿野郎!アリシャのためなら俺は自分の夢を捨てる覚悟はあるに決まってるだろう!」
「リーシェ・・・・・・!」
「でも私自己犠牲の精神はあんまり好きじゃない。私のために夢を諦めないで。」
「お揃いだな。俺も自己犠牲の精神はあまり好きじゃない」
「けどな・・・・・・それでも好きな人のためには自分の夢なんて簡単に捨てれるものなんだ!」
「リーシェ・・・・・・。」
「相変わらず仲良いですねー。」
「惚気を目の前で見せられる俺の気分にもなってほしいけどな。」
「じゃあ私達もノロケちゃいます?」
「惚気する関係でも無かろう。」
「私は・・・・・・顔が良いので構いませんよ!」
「中々に直球だな!?」
「つっても今はそういう関係になる気は起きんのだ。すまんな。」
「じゃあ知り合いの顔の良い人を紹介してください!」
「中々に肉食だな」
「つっても俺の知り合いはそこまで男いないからなぁ…・・・。」
「ほう。あの恋とは関係の無かったカノン君が良い関係になっているじゃないか。」
と、アリシャへ小声で話かける。
「そうだね・・・・・・地味にリーシェと仲良くするの気まずかったから、そうなってくれるとありがたい。」
「ああそうだ」
「この前の件、アルトがお前に報告したいから家に来てくれだとさ。」
この前の件と言うと、ジェミニ?ってやつに対して質問するみたいな話のやつか。
「分かった。じゃあアリシャと2人でいってくる。」
「じゃあ行ってきます・・・・・・。」
「いや俺も行くけど。」
「カノンはこの前の件で疲れているだろ?じゃあここで休んでいると良い。」
「なんか含みある気がするけど・・・・・・じゃあお言葉に甘えるか」
「てか、アルトの家分かるか?」
「前に招待されたことがある。」
「リーシェ・・・・・・もっと危機感持って。」
「いや流石に襲ってこないと思ったからさ?」
「まあ襲われるのも面白そうだからいいけどね・・・・・・!」
どうやら俺の彼女が変な方向に行ってしまっているようだ。
「まあいいや。とりあえず俺達行ってくるからー。」
そう言って面白そうになりそゲフンゲフフン。
疲れているカノンを休ませるために置いておき、アリシャと共にアルトの家に行くこととして。
魔術学校から徒歩で20分ほどし、アルトの家へ着く。
「てかこの糞暑い時期に徒歩はやめた方が良かったな・・・・・・。」
今は夏。もう少しすれば魔術学校でも夏休みへと入る。
そんな糞暑いし、自宅で部屋を冷やす魔具を使ってごろごろしておきたい時期だ。
「てか、街頭みたいに冷却の魔具を常時発動するとかできないのかよ・・・・・・。」
「街頭はダンジョンの光源、ヒカリダス石と組み合わせて作られたものだから・・・・・・普通の魔具は魔力を込めていないと使えない・・・・・・。」
「冷却系の魔具って魔力を込めなくても使えるくないか?」
「あれは攻撃術式の威力をほぼ無くして、持続時間を延しているらしい」
「けど持続時間を延ばしただけだから・・・・・・リーシェの言っていたクーラーってのと比べると持続時間面で劣るね。」
「そうなのか。うちでは基本涼しかったから実感無いな。」
「領主の家だからね。使用人が魔具を使っていたと思う」
「でも一般家庭だとずっとつけておくのも難しい・・・・・・けど、凄いありがたい存在だとは思うよ。」
「はー。そうなると氷結の家系には感謝しかないなぁ。」
「海外に輸出しているし、バウントではかなり重要な上級貴族だね」
「強いし、二つ名持ちの中でも凄い重宝されてて、実力では劣るけど光の一族並みに凄い家系だね。」
「ふーん。つまりカノンと結婚すれば最強になるってわけか。」
「うん・・・・・・まあ上級貴族同士は結婚できないから・・・・・・そもそも付き合おうとする時点で離されるらしいし。」
「そこを乗り越えるってのが物語でよくある真実の愛ってやつなのかね。」
「現実は非常だよ・・・・・・って、多分あの大きい家かな?」
「ああ。あの糞でかい家だな。」
ようやく見えてきた糞でかい家。
俺の実家もかなりでかいと思ったがそれの1.5倍はあるかというほどにでかい。
ただで回だけではなく、庭もきちんと整備されとても素晴らしい家だ。
「んじゃさっさと入ろうぜ!」
この暑さはマジで辛い。さっさと涼しみたい。
「良く来てくれたな・・・・・・リーシェや・・・・・・」
見るからに顔色の悪い人が出てきた。
顔は青白く、目の下には大きなクマができている。
服装は白をメインをした上品なパジャマと言った服装だ。
いつもの覇気は感じられず、まるで死ぬ間際の病人のような姿だ。
「やあアルト。久しぶり」
「やあ久しぶり・・・・・・だ。」
見て分かるぐらいにやばい。
「まああれだ・・・・・・立ち話もなんだし客室まで案内するよ。」
「あ・・・・・・うん、体は大丈夫か?。」
「大丈夫だ、安心してくれ。」
そうして、どう見ても大丈夫じゃないアルトに連れられて客室へ招待された。
「着替えてくるから・・・・・・ここで待っていてくれ。」
「わ、分かった。」
本当にアイツ大丈夫なのか?。
「リーシェ・・・・・・私の言いたいことは分かる?」
アリシャが俺に話しかける。
「ああ。分かるさ。」
アルトがどう見ても体調が悪いことだろう。
恐らくは精神的な問題だろうが、どうすれば良いかが一切分からない。
「アルトの服・・・・・・寝巻なんだからもうちょっと露出多くてもいいと思うんだ・・・・・・!」
「すまん一切分かっていなかった。」
「え!?そこじゃないの!?」
「いやいや。普通は体調が悪いことに対してどう?みたいな感じじゃなかったのか!?」
「だってバランドが厳しく育てた、現第三騎士団団長だよ?」
「精神面の管理は基本だと思ってたから・・・・・・放置しても大丈夫かなって。」
「つってもなー。そういうのって表面上は問題が無いように見えて抱え込んでいて、ため込みすぎて精神が壊れるってことになるかもしれないしな。」
「ああ。確かに怖いね。」
「実力があったとしても精神面が強いとは限らないからな。」
「そうだね・・・・・・ちょっと先入観が強かったと思う。ごめんね。」
「俺に謝る必要は無い」
「それともう1つ言わせてもらうと。」
「もらうと?」
「露出とは無暗にするものではない!敢えて着込むことによって出るエロさというものは存在する!」
「リーシェ殿。お待たせした」
「聞かなかったから安心してくれ。」
最悪なタイミングでアルトが入ってきた。
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