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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第10章 ホエールの実戦
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第10章 005 ホエールの実戦

「まだよ! ミニチュワダックスフンドXYZケルベロスはまだ二回攻撃ができる!」


 次に攻撃するのはクライアライグマ。クライアライグマはミニチュワダックスフンドXYZケルベロスの攻撃を受け、後方へ吹っ飛ばされると粒子となって消えていった。


※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数13。ホエールのデッキ枚数20。


「まだよ。今度はプレイヤーに直接攻撃! XYZインフェルノ」


 助走をつけて青年へ向かって走っていくミニチュワダックスフンドXYZケルベロス。

 青年に体当たりすると青年は後ろへ吹っ飛び転がっていく。


「うわああああああ」


 青年が叫びながら転がっていき、デッキから攻撃コスト10枚分が休憩エリアに滝の流れの如く運ばれていく。


※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数3。ホエールのデッキ枚数20。


 青年のデッキ枚数は残り3枚。ホエールの場には高コストのミニチュワダックスフンドXYZケルベロスがいて、青年の場には何もいない。

 逆転するのは難しい状況だろう。それでも青年は立ち上がって黒い召喚板を構えた。


「ターンは終了か?」


「私はターンエンド!」


 負けじと立ち向かう青年は自身のターンの始まりを告げてカードをデッキの上から一枚引く。


「僕のターン。ドロー!」


 手札からもう一枚のクライカニクイアライグマを出す。


「クライカニクイアライグマ召喚!」


 コストは2。2枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれる。


※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数1。ホエールのデッキ枚数20。

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