第10章 004 ホエールの実戦
そして一枚のカードを召喚板に配置した。
「僕はクライ狸を召喚」
クライ狸のコストは3。3枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれる。
※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数27。ホエールのデッキ枚数25。
その後は何もせずにターン終了を宣言した。
タートルは「相打ちは狙わなかったらしいな」と呟きホエールに親指を立てて向けた。
「私のターン、ドロー」
カードをデッキから一枚引き抜いて己のターンの始まりを宣言する。
※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数27。ホエールのデッキ枚数24。
「私はミニチュワダックスフンドYを召喚!」
ミニチュワダックスフンドYが召喚され、コスト分の3枚がデッキから休憩エリアへと運ばれていく。
※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数27。ホエールのデッキ枚数21。
「これで場にX、Y、Zのミニチュワダックスフンドちゃんたちが揃いました」
大和は「揃ってしまったな」と楽しそうに呟く。
「私はこの3枚のカードの共通能力を発動! XYZが揃っている場合、召喚とは別に変幻召喚を一回することができる。私は! ミニチュワダックスフンドXと、ミニチュワダックスフンドYと、ミニチュワダックスフンドZの上にこのカードを配置する!」
召喚板の上で三枚のカードを一束に纏められ、その上にカードが新たに配置される。
「ミニチュワダックスフンドXYZケルベロスを変幻召喚! コストは10。下の素材となったカードのコスト合計9の差分となるコスト1が休憩エリアに運ばれる」
ミニチュワダックスフンドX、ミニチュワダックスフンドY、ミニチュワダックスフンドZの三つの頭がある巨大な犬が変幻召喚される。
※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数27。ホエールのデッキ枚数20。
タートルは「出ちゃったな」と呟き、大和も「あー出た出た」と呟いた。
ホエールは攻撃宣言をする。
「ミニチュワダックスフンドXYZケルベロスでクライ狸に攻撃! XYZインフェルノ!」
三つある口に光の粒子が収束し、それが一気に光線として放たれるとクライ狸は光線を浴びて粒子となり消えていった。クライ狸は相手ターンのバトル終了後にクライ大狸に変幻召喚できる能力がある。狙いが外れ青年は悔しそうな顔をする。
※現在のデッキ枚数。青年のデッキ枚数20。ホエールのデッキ枚数20。




