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第7章 008 魔王を継ぐもの
王国軍は勝負に敗退し帰っていった。このまま王国側が大人しく煩わしい者を排除しようとする暴力的な発想から離れてくれればいいが、そううまくいかないだろうと大和は思った。
貴族どもは手段を選ばずクライカードの独占的な権限が欲しく、責任転換の悪役を作り排除したいのだ。
勝負が終わると再び考え込むように玉座に座る大和。
「俺には責任があるんだ。魔王を倒してしまった責任が」
背後にはリーリという女悪魔。
「本当に一生懸命なのね。真面目で。す・て・き」
大和にはリーリが苦しんでいる姿を楽しんでいるようにしか見えなかった。
タートルはタートルで悩んでいる。みんなこれからどうするか、どうなるかで悩んでいるのだった。




