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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第7章 魔王を継ぐもの
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第7章 006 魔王を継ぐもの

「では俺のターンだ」


 デッキからカードを一枚引く大和。


「では面白いものをみせてやろう」


 手札からカードを選択し白い召喚板へ配置する。


「いでよ二体目の柴犬鎧まるいち!」


 場に二体目の柴犬鎧まるいちが現れる。


「さらに能力発動、先ほどと同じく犬カードもしくはドッグカードを手札に加えるか召喚することができる」


 デッキから一枚のカードを選び取る大和。そして柴犬鎧まるいちのカードの上にセイントドッグガールのカードを重ねる。


「変幻召喚、いでよセイントドッグガール」


 柴犬鎧まるいちは光の粒子となり、その粒子は人の形を形成し犬の耳と尻尾が生えた美少女へと姿を変えたのだった。

 柴犬鎧まるいちの能力で変幻召喚する際はコストがかからない。つまり今回も柴犬鎧まるいち分のコストがデッキから引かれるだけとなる。


※現在のデッキ枚数。ヴァーリのデッキ枚数32枚。大和のデッキ枚数28枚。


 場にセイントドッグガールとクライドッグガールの二体が揃う。本来は相対する存在同士だ。

「セイントドッグガールの能力発動。場の犬カードもしくはドッグカードの数だけ相手のカードを手札に戻すことができる」


「なんだとっ!?」


「俺が手札に戻すのはセイントキャットガール。いけっ!セイントアセンション!」


 セイントキャットガールは光の粒子となって消え、カードは手札へと戻る。セイントキャットガールのカードの下に重ねられていたシャムネコ鎧ひなこのカードは休憩エリアへと送られた。

 場にはクライドッグガールとセイントキャットガールのコスト9同士がおり、二体で攻撃するとあっという間にデッキが18も削られる。


「いくぞ、クライドッグガールとセイントドッグガールで攻撃。ダブルドッグフレア!」


 クライドッグガールの両手に闇の粒子が集中し、セイントドッグガールの両手には光の粒子が集中していく。そして二体のドッグガールたちは両手のひらをヴァーリへと向け闇の光線と光の光線を浴びせるのだった。

「うわあああああああああ」


※現在のデッキ枚数。ヴァーリのデッキ枚数14枚。大和のデッキ枚数32枚。

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