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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第4章 クライカードが蔓延る町
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第4章 003 クライカードが蔓延る町

 大和が白い召喚板にデッキを装填すると自動でシャッフルが始まり、同じく店長のローキも黒い召喚板にデッキを装填すると自動でシャッフルされる。

 お互いにカードを4枚引き勝負が始まる。


「「デュエル!!」」


 勝負を挑んだ大和からターンが始まる。


「俺のターン! ドロー」


 大和はデッキからカードを1枚引き手札を眺め短い思考のちに1枚のカードを召喚した。


「俺はミニチュワダックスフント鎧フレーキを召喚!」


 ミニチュワダックスフント鎧フレーキが召喚される。コストの3枚がデッキから休憩エリアに流れていく。ミニチュワダックスフント鎧フレーキの能力は相手の場のカード1枚につき2枚休憩エリアからデッキに戻すことができる。本来であれば序盤で出すカードではない。


※現在のデッキ枚数。店長ローキのデッキ枚数36。大和のデッキ枚数32。


「これで俺はターンエンド!」


 店長ローキのターンが回ってくる。


「私のターン、ドロー」


 カードを1枚引き手札に加えるとしばらく思考したのちに召喚した。


「私はクライニホンオオカミを召喚する」


 遠吠えとともに黒いもやが発生し黒い煙がオオカミの形を形成していく。


 ――ワオォーーーーーーーーーーン!


 召喚されたクライニホンオオカミの赤い目が光る。コストは5。5枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれていく。


※現在のデッキ枚数。店長ローキのデッキ枚数30。大和のデッキ枚数32。


 問題なのはオオカミデッキは犬デッキに比べてパワーが高いことだ。そして、


「まだ終わりじゃない。」


 クライニホンオオカミの能力が発動した。


 ――ワオォーーーーーーーーーーン!


「群れを成すクライ二ホンオオカミは数を仲間を呼ぶのさ」


 デッキと手札からクライニホンオオカミが1体ずつ召喚される。これで場に3体のクライニホンオオカミが揃った。コスト5の3体に攻撃されたらひとたまりもない。


※現在のデッキ枚数。店長ローキのデッキ枚数20。大和のデッキ枚数32。


「戦うからな! クライニホンオオカミ1体目でミニチュワダックスフント鎧フレーキに攻撃!」


 クライニホンオオカミがミニチュワダックスフント鎧フレーキめがけて突進していく。


「させない! 手札から能力発動! 自分が攻撃を受ける際にジャーマンシェパード鎧ララを召喚できる! さらにこのターンの攻撃はジャーマンシェパード鎧ララにしかできない!」


 ジャーマンシェパード鎧ララが召喚されコスト5枚がデッキから休憩エリアに運ばれていく。


※現在のデッキ枚数。店長ローキのデッキ枚数20。大和のデッキ枚数27。

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