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第30章 008 悪魔祓い

「いくぞ、俺のターン! ドロー!」


※現在のデッキ枚数。サルビエのデッキ枚数2。大和のデッキ枚数15。


 カードを一枚デッキから引き抜く大和。そしてサルビエのとどめをさすべくニューセイントドッグガールに指示を出した。


「いけ、ニューセイントドッグガール! とどめのニューセイントフレア!」


 ニューセイントドッグガールの両手のひらに光が集まり、光線となって発射されるとサルビエは両手のひらを広げて攻撃を全身で受けたのだった。


「あああああああああ!」


※現在のデッキ枚数。サルビエのデッキ枚数0。大和のデッキ枚数15。


 サルビエのデッキ枚数は0になった。大和の勝利だ。


      〇


 勝利した大和はその場に倒れ込むサルビエに手を差し出した。


「いいデュエルだった」


 サルビエは「そりゃ勝った奴はそうだろうがよ」と言いながらも差し出された手を掴んで立ち上がる。

 そして約束のデビルカードのデッキを差し出した。


「これでいいんだろ?」


 大和はお礼を言ってそのデッキを受け取る。


「ありがとう」


 そしてサルビエはフリイヤのもとまで自分から歩いて行った。


「浄化を受ければいいんだろ?」


 大和は「ああ」と答える。


「随分と素直だな」


 サルビエは手を組んで頭の後ろにまわす。


「まあ、ちょうど疲れていたところだ。何をしたら正解なのか分からなくてさ迷っていたところだったから。これでいいんだと自分でも思っているよ」


「そうか。サルビエの人生によいことがあるよう、祈っているよ」


 サルビエは「ありがとう」と大和にお礼を言うのだった。

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