表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
234/239

第30章 003 悪魔祓い

 悪魔のベルフアルゴールは「一人カード遊びですか?」と挑発するも、大和は続ける。


「場に、ニューセイントドッグガールとニューセイントドッグマンが揃った」


 ホエールが「揃っています」と言う。

 大和はさらに続ける。


「俺は、フォースカード。セイントフォースクリアを発動。このカードは相手の場のカード全てを破壊することができる。破壊するのはベルフアルゴール、アスモゼリウス、ベルゼルブウ。ニューセイントドッグマンとニューセイントドッグガールの前ではすべてが浄化される。いけ! ニューセイントドッグマン! ニューセイントドッグガール! セイントフォースクリア!」


 ニューセイントドッグマンとニューセイントドッグガールの手のひらに光が集中する。そして二体の両手のひらから強烈な光が悪魔たちに放たれた。


 悪魔たちは叫び声を上げながら闇の粒子となって消えていく。


「このカードオタクがあああああああ!」


「萌えええ! カードで萌ええええ!」


「一人遊び気持ちいいいいい!」


 三体の悪魔が消失しフリイヤの魔法の鎖だけが残った。

 大和は悪魔の態度に呆れていた。


「消える寸前まで最低な奴らだったな」


 悪魔の姿は消失したが、それは一時的なもので、時間が経てばまた復活する。その前にデビルカードを持つ者たちからすべて没収しなくてはならない。


      〇


 フリイヤの浄化を受けるオーシャルの王、オッセル・カーラジンは「私は利用されていただけなのです」と言った。

 大和は王オッセルに問う。


「デビルカードの販売利益はどのくらいもらっていた?」


「もらえるとは聞いていましたが、実際にもらった額はありません」


 大和は「そうか」と言い落ち着いた態度でデビルカードの没収を国家警護団にて行うことを要求した。


「悪魔はいつ復活するか分からない。国民を救うためにも急いでくれ」


「はい、分かりました。至急そのようにいたします。勇者様」


 勇者と言われたことで大和は恥ずかしくなり頬を掻く。


「そうか、勇者か。確かに今回の仕事は勇者っぽいのかな……」


 フリイヤはうんと頷く。ホエールはふざけて「勇者大和の御前であらせられる」と言う。

 タートルもホエールの悪乗りにのっかる。


「そうだな、勇者様の御前だ」


 大和は「いい加減にしろよ」と言い腕を組む。


「そもそもふざけている場合じゃないんだ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ