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第29章 011 魔女との決闘
ラムは立膝でフリイヤの浄化の光を浴び、デッキを手放して大和へ渡した。大和は使っていたクライカードとダークネスカードの説明をする。
「このクライカードとダークネスカードはアーケルドという国で流行っていたものだ。自身の精神を不安定にし、血の涙が出る作用まである危険なものなんだ。だから、君からこのカードを引き離すね」
ラムは涙を流しながら光を浴びた。
「そんな、私が使っていたカードがデビルカードと同じようなものだったなんて」
タートルは「これが、あなたの心が不安定だった理由なのかもしれませんね」と言って大和からラムの使っていたデッキを受け取る。
大和は光を浴びるラムに「このデッキ以外にまだあるのか?」と問う。
ラムはゆっくりと頷いた。
「異国へ出張に行くパパからのお土産だったの」
元々この工場はセイントカードを作る工場だったらしいが、いつからかデビルカードを作らなければいけない衝動にかられたらしいのだ。
大和は「まさしく、このクライカードとダークネスカードのせいだな」と言った。
後ろに下がって見ていた二人の魔女は大和たちに彼女を楽にしてくれてありがとうと述べるのだった。




