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第28章 008 魔女の調査

 デュエルの休憩のためドリンクを買って公園の広場で休む大和一行。

 大和は皆に次のやることとして、魔女を助けることを提案した。


「やはり魔女たちも助けてほしい立場だった。クライカードやダークネスカードもそうだったが、作っている者たちも助けてほしい側の人間だった。今回も同じだ」


 ホエールは「死んじゃった人を蘇生できるの?」と問うも、大和は「いや」と否定する。


「多分、今回もやることは変わらないんだと思う」


 タートルは「執着から解放するということですか?」と聞く。


「ああ。それしか俺たちにはできない」


 ホエールは「蘇生を諦めてもらうってこと?」と問う。


「そうなるかもしれない。彼女たちは悪魔の力を使ってまで勝とうとする者たちを否定していた。その理由は自分たちの目的を正当化するためなのかもしれない。勝つためでない願い。他人よりも上へ、他人よりも先へのような願いじゃないからな。だがそんな己の願いのために悪魔の力を借りているのも事実。恋人を生き返らせるという大義名分のために、デビルカードを使う心の弱っている者を自己責任として迫害している。こんなことは許されることじゃない。心が弱っているのは魔女もデビルカードを使っている者も同じことなんだ。苦しみが分かる者同士のはずなんだ」


 大和はフリイヤの方を向く。


「フリイヤ。君の浄化で心が欠けてしまった魔女たちを助けることはできるか?」


 フリイヤは満面の笑みで答える。


「ええ、私を誰だと思っているの? ずっとあなたが見てきたように私の浄化は本物よ」


 大和たちは一丸となって目標を掲げた。


「俺たちは魔女をこれから負の連鎖から解放しに行く。二言はない」


 フリイヤとタートルとホエールは「おー」と声を上げるのであった。

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