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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第26章 魔王ライオウ 前編
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第26章 008 魔王ライオウ 前編

「だが、俺のターンは続いている。セイントドッグガールの上にカードを重ねて変幻召喚! いでよ、ニューセイントドッグガール!」


 白い召喚板に配置されていたセイントドッグガールの上にニューセイントドッグガールが配置されると、場に実体化していたセイントドッグガールの鎧が白く変色していく。

 セイントドッグガールのコストは9。ニューセイントドッグガールのコストは11。よってコスト差分の2枚がデッキから休憩エリアに運ばれることになる。


※現在のデッキ枚数。ライオウのデッキ枚数27。大和のデッキ枚数21。


「ニューセイントドッグガールは変幻召喚したカードの上に重ねて行う変幻召喚でのみ召喚できるコスト11で、このカードを召喚する場合、このターンのみ変幻召喚を二回行うことができること、さらに能力は相手の能力の影響を受けないということ、さらにまだだ! デッキから一枚のカードを休憩エリアに運ぶことで相手の場のカードを一枚手札に戻すことができる」


 そう言ってデッキから一枚カードを休憩エリアへと送りライオンガオーガを指名する。


「ライオンガオーガには手札に戻ってもらう!」


 ライオウは「やるな」と言い白い召喚板に配置していたライオンガオーガのカードを手札に戻す。

 実体化していたライオンガオーガは光の粒子となり消えていく。


「このままバトルだ! いけニューセイントドッグガール! ニューセイントフレア!」


 ニューセイントドッグガールの両手に光が収束され光線が発射される。光線を受けたライオウは叫びながら後ずさりする。


※現在のデッキ枚数。ライオウのデッキ枚数16。大和のデッキ枚数21。


 大和はターンの終了を宣言する。


「俺はこれでターン、エンドだ」

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