第3章 005 謎の少女
ターンは再び大和のターンへ回ってきた。
「俺のターン」
カードを一枚引きセイントドッグガールの下にコスト1のボーンソードを配置し装備させる。
「俺はボーンソードをセイントドッグガールに装備」
※現在のデッキ枚数。タートルのデッキ枚数24。大和のデッキ枚数30。
「これだけでこの陣は崩れてしまう。いくぞタートル!」
ボーンソードはコスト1なのにも関わらず装備したセイントカードのコストを3上げることができる。
「いけ! セイントドッグガール! ミシシッピアカミミガメガンマに攻撃!」
セイントドッグガールはボーンソードを構え光の粒子を発生させてビームを放つ。
「こっちはフォーメーションでガードだ!」
コストがあがりコスト9となったミシシッピアカミミガメガンマはコスト12の攻撃を受け光の粒子となって消えていく。
※現在のデッキ枚数。タートルのデッキ枚数21。大和のデッキ枚数30。
「ターンエンドだ」
ターンはタートルへと回ってくる。
「やってみよう。僕も。僕のターン、ドロー」
カードを1枚引き手札から1枚のカードを選択してそのカードをウミガメアルファの上に重ねる。
「変幻召喚! セイントカメガール!」
ウミガメアルファの体が光り粒子となってその姿は変幻し甲羅の巨大な盾を持った美少女の姿へ。セイントカメガールのコストは9。変幻召喚の場合、素材となったカードのコスト3の差分6枚がデッキから休憩エリアへと運ばれていく。
※現在のデッキ枚数。タートルのデッキ枚数15。大和のデッキ枚数30。
「セイントカメガールの能力は場の亀カードの数、防御の時に上がる。そして相手の攻撃はセイントカメガールがいる限りセイントカメガールにしかできない」
防御に特化された亀デッキだ。そんな亀デッキを使うタートルに大和は言いたいことがある。
「タートル。お前は忘れている。防御してばかりだと勝てない」
「なんだと?」
「なぜなら、俺が攻撃しなくても俺はもう勝ててしまうからだ」
そう、タートルのデッキは15枚。大和のデッキは30枚。セイントドッグガールを超えない限りタートルに勝ち目はない。




