第22章 002 リベンジの対戦
入店すると当り前のようにショーケースで飾られている倉間大和のサイン付き犬デッキ。
ホエールは嬉しそうに「あるうー」と声を上げる。
「はい、あるね」
大和はいつもの如くデッキが置いてあることによる仲間の反応を受け流す。
タートルは「もはや典型例となっている」と突っ込んだ。
フリイヤはホエールの後ろ姿を見て微笑む。
「はしゃいでるわね」
タートルも「はしゃいでるな」と言う。
それもそのはずだ。賞金のおかげで好きなものをお金のことを考えずに買うことができるのだから。
〇
それぞれ欲しいカードを買い終えると、公園の広場へとやってきた。ホエールが新しいカードを入れたため試しのデュエルをしてみたいと言うのだ。
大和とホエールは白い召喚板を左腕に装着し、40枚のデッキを装填する。自動でデッキがシャッフルされ、上から4枚のカードを引き抜いた。
大和とホエールはデュエルの宣言をする。
「「デュエル!!」」
※現在のデッキ枚数。ホエールのデッキ枚数36。大和のデッキ枚数36。
先行はホエールから。
「私のターンから、ドロー!」
デッキの上から一枚のカードを引き抜いてホエールのターンが始まる。
※現在のデッキ枚数。ホエールのデッキ枚数35。大和のデッキ枚数36。
「私は手札のミニチュワダックスフンドYを召喚します!」
ミニチュワダックスフンドYが実体化する。コスト分の3枚がデッキの上から休憩エリアに運ばれていく。ミニチュワダックスフンドYの腰にベルトが巻かれていて「Y」の刻印が施されている。
※現在のデッキ枚数。ホエールのデッキ枚数32。大和のデッキ枚数36。
「さらにミニチュワダックスフンドYの能力発動! このカードが召喚された時、ミニチュワダックスフンドXもしくはミニチュワダックスフンドZを手札に加えることができる。私はミニチュワダックスフンドZを手札に加えます」
※現在のデッキ枚数。ホエールのデッキ枚数31。大和のデッキ枚数36。




