第2章 006 黒騎士
「ミニチュワダックスフント鎧フレーキは能力で休憩エリアのカードをデッキへと戻すことができる。相手の場のセイントカードもしくはクライカード1枚につき2枚をデッキに戻す。あんたの場にはスッポンとミシシッピアカミミガメの2体。つまり4枚のカードをデッキへ戻すことができる」
休憩エリアから4枚のカードが射出され大和はそのカードをデッキに加える。すると自動でデッキがシャッフルされ魔法石が忙しい機械音を発生させながら回転した。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数28。大和のデッキ枚数29。
「さらに俺は攻撃の手をゆるめない! ミニチュワダックスフント鎧フレーキでクライスッポンに攻撃!」
クライスッポンはコストが2。ミニチュワダックスフント鎧フレーキはクライスッポンの身をひっくり返すとクライスッポンは甲羅を下にしたまま戻れなくなり粒子となって消えていった。
黒騎士はクライスッポンのカードを休憩エリアへと送る。攻撃を受けたコスト差分の1枚がデッキから休憩エリアへと運ばれた。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数27。大和のデッキ枚数29。
「ターン終了。形勢逆転までいかないが、次のターンできっと逆転する」
「それはどうかな? 僕のターン。ドロー」
黒騎士がカードを引き自身のターンを始める。
「では形勢をこちらも変えていこうかな。クライヘルマンリクガメを召喚!」
クライヘルマンリクガメのコストは7。高コスト7枚のカードがデッキから休憩エリアへと流れていく。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数19。大和のデッキ枚数29。
「クライヘルマンリクガメの能力は壁の硬さ。攻撃を受ける際のみ場の亀・スッポン・タート・トータス1枚につきコストが1上がる」
つまりただでさえコストが高いクライヘルマンリクガメは防御する際にコストが2上がり9になる。コスト7のままでも攻撃にも使える。クライミシシッピアカミミガメも自身の能力でコストが5から7に変わっている。
クライミシシッピアカミミガメがいる場合にこのクライヘルマンリクガメを召喚することによって強力な盤面を作り出すコンボとなっているのだ。
「強い」
「そうさ、強いんだよ僕の亀たちは」
新しい展開を前に女神フリイヤが駆けつけ「戦ってたの?」と大和の隣へ。
「フリイヤ。見ての通りだ。なかなかやる相手だよこいつは」




