第2章 005 黒騎士
相手の場にはクライミシシッピアカミミガメコスト7とクライスッポンコスト2で二体で攻撃できる。
「いけ我が甲羅のしもべども! まずはクライスッポンでスチームチワワに攻撃! クライスッポンの能力で攻撃している間はコストが倍になる。2あがり4となる」
コストだけ見るとこのままだとやられてしまうがスチームチワワの能力がある。
「スチームチワワの能力は相手の攻撃を一回だけなかったことにできる」
スチームチワワは煙の姿になりクライスッポンの攻撃をかわす。
「それでもこっちにはコスト7のクライミシシッピアカミミガメが存在する。いけ! クライミシシッピアカミミガメで攻撃!」
クライミシシッピアカミミガメが甲羅に籠り強力なスピンで体当たりを仕掛ける。
「2度目はなかろうよ……」
その通りで二回目の攻撃は防げない。クライミシシッピアカミミガメの攻撃はスチームチワワに当たってしまう。攻撃をくらったスチームチワワは粒子となって消えていき、カードは休憩エリアへと運ばれさらにクライミシシッピアカミミガメとのコスト差分の5枚が休憩エリアへと流れるように運ばれていく。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数28。大和のデッキ枚数28。
現在デッキ枚数だけ見れば同点だ。だが大和の場にカードはない上、相手にはクライカードの亀が2体もいる。この状況はピンチといえるだろう。
〇
「次のターンにこの現状を打破できなければこちらは場にクライ亀を増やしていくだけだ」
大和の場にはカードが1枚もない。このままだと黒騎士のクライカードから猛攻撃を受けることとなる。大和は緊張感を拭えない仕草でデッキからカードを引き抜く。
「ドロー」
手札にキーカードとなる柴犬鎧まるいちが来ない。だが新しい戦法があり、ここで試すこととなる。
「俺はミニチュワダックスフント鎧フレーキを召喚」
小さな体の細い犬が召喚される。コストは3で3枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれていく。さらに能力を使っていく。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数28。大和のデッキ枚数25。




