第2章 007 黒騎士
黒騎士はクライヘルマンリクガメで攻撃しようとしている。大和の場にはミニチュワダックスフント鎧フレーキしかおらず狙われている。
「クライヘルマンリクガメでミニチュワダックスフント鎧フレーキに攻撃!」
「そうはさせない! 手札からジャーマンシェパード鎧ララの能力発動! 相手の攻撃宣言時にこのカードを召喚できる。さらに攻撃宣言したカードはこのカードを攻撃しなければならない」
白い召喚板にカードが配置されジャーマンシェパード鎧ララが召喚され実体化し召喚コスト5がデッキから休憩エリアへと運ばれていく。相手のコスト5以上に攻撃されたら勝つことはできない。だがジャーマンシェパード鎧ララの自身の能力によって召喚されたターンは休憩エリアへと運ばれることはない。つまるところこのターン中は壁になる。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数19。大和のデッキ枚数24。
「クライヘルマンリクガメで攻撃!」
「ジャーマンシェパード鎧ララで防御!」
コスト7の攻撃を受け大和はジャーマンシェパード鎧ララのコスト5との差分で2枚のカードがデッキから休憩エリアへと運ばれる。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数19。大和のデッキ枚数22。
「さらにクライミシシッピアカミミガメで攻撃!」
「ジャーマンシェパードララ鎧で防御」
コスト7の攻撃をコスト5のジャーマンシェパード鎧ララで防ぎデッキから2枚引かれ休憩エリアへと運ばれる。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数19。大和のデッキ枚数20。
攻撃の連鎖を受けようともそれでもまだデッキのカード枚数は同じくらい。ここからターンが大和に変わりカードを一枚引き逆転につながる一手を打つ。
「俺のターン! まだ終わってない。ここからだ。俺はミニチュワダックスフント鎧フレーキのカードに重ねて変幻召喚! 来いっセイントドッグガール!」
ミニチュワダックスフント鎧フレーキの姿が光の粒子に包まれその姿は犬の尻尾と耳が生えた美少女の姿へと変わりコスト9の切り札としての存在を露わにさせた。まるで犬から進化したような変幻召喚だ。
黒騎士は兜の上から顎の部位に手を当て深く感慨深そうに眺める。
「ほう……。人型の召喚か」
「柴犬鎧まるいちでならば変幻召喚コストがかからなかったが、手札に引けなかったのならばしょうがない」
コスト9という莫大な召喚コストがデッキから休憩エリアへと流れる。
※現在のデッキ枚数。黒騎士のデッキ枚数19。大和のデッキ枚数10。




