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襲撃

響子は、上空から、ナディアにもうすぐ敵が来ることを伝えると

ナディアも上空に上がって来た。


「響子よ、このまま、攻撃して残党をターニャとアロマに任せようではないか」


「うん、そうしよう」


響子は、決めた事を伝える為、ターニャとアロマの所に行った。


「ターニャ、これから空から攻撃するよ。

 それで、残党を任せたいのだけど」


「はい!やります」


「アロマは?」



「僕も勿論やるよ」


2人の了解をとった響子は、ナディアを呼んで、一人ずつ抱えて空から途中まで送った。

その後、響子とナディアは、敵の上空まで行き攻撃を始めた。


「メテオ」


響子の隕石による上空からの攻撃に、成すすべなく倒れていった。


「サイクロン」


続けてナディアの大型風魔法を喰らい、敵は次々に上空に放り投げられた。

響子とナディアは、次々と魔法をぶつけ、3万程いた部隊が殆ど消滅した。

そして、生きていた者達が逃げようとしたが、突然現れたターニャ達によって倒された。

その様子見てから、響子達は撤退した。


その頃、他の門でも戦闘が始まっていた。

ウルド達が守る門には、約2万の軍勢が押し寄せて来た。

ウルドは、魔法で攻撃を始めた。


「ダークミスト」


攻めて来た軍勢の前に霧が立ち込め、敵か味方かの判断が出来なくなった。

その様子を見て、続けて唱えた。


「サモン ファントムビースト」


ウルドは、見えない霧の中に幻獣を放ち、蹂躙を開始した。

霧の中では、訳も分からず悲鳴だけが響き渡り、

恐怖に支配された敵は同士討ちを始めた。


先行部隊のシャドウは、霧の外で待ち構えていて

出て来た敵を倒していった。


その頃、街中でも住民に扮した者達が集団で街を壊し始めたが

直ぐに、オトヒメとダッキが駆けつけた。


「ちょっと、止めてくれる。

 そんなことされたら、私が仕事してないみたいじゃない!」


そう言うと、ダッキは、屋根の上から魔法を放った。


「スパイラル エッヂ」


沢山の風の刃が敵を切り裂き、葬った。

生き残った者たちは、驚いたがその瞬間、オトヒメの攻撃で倒れた。


「姉さん、思った以上に、内部の敵が多いよ、リリ、大丈夫かな」


「リリ!」


その言葉を聞いたオトヒメは、慌てて王城に向かって行った。

その様子をダッキは、見送った。


「姉さんは、妹離れ出来てないなぁ」



そして、ダッキの一言は当たっていた。

王城の前で、隠れて見張っていたリリは、

王城に忍び込む一団を見つけて排除していた時、

都内で生活していた貴族が王に反旗を翻し、襲撃をしてきた。

その数、100名

まだ、敵と戦っている時に、正面から攻めて来たので

手が足りず、焦ってしまった。

リリは、忍び込もうとした一団を全て倒し、正面から攻めて来た

貴族の相手を始めた。

彼らは、リリではなく、城内に入り王族を倒すことを優先したので、

リリを放置し、そのまま攻め込もうとした。


「しまった!」


「突撃!王を殺せば、勝ちだ。

 そのまま、突き進め!」


門を守っていた兵達も殺され、城内に入られると思った瞬間、魔法が敵を吹き飛ばした。


「姉さん!」


オトヒメがギリギリ間に合い、城内への侵入を防いだ。


「間に合ったね」


オトヒメの援軍のおかげで敵の城内侵入は防げたが、

まだ気を抜けるような状態ではなかった。


「貴様達は、何者だ!

 仕方ない、先にあの2人を殺せ!」


兵達は、2人の排除を優先し、襲い掛かって来た。

オトヒメは、向かってくる相手に魔法を放った。


「エクスプロージョン」


兵達の中心で爆発が起こり、

城門に集まっていた敵兵は一気に数を減らした。

リリは、兵達の体勢が崩れている隙に指揮を執っていた貴族を倒した。

統率の執れなくなった兵達は、オトヒメとリリに蹂躙され

全滅した。


「姉さん、助かりました」


「リリは、やっぱりお姉ちゃんがいないと駄目ね」


「もう・・・・」


都内にいた敵の勢力を倒した後、オトヒメはリリと別れ、再び都内探索に向かった。

内部の敵と2つの門に迫っていた敵は倒し、後は、残った1つの門に迫る敵だけになった。


その門の前では、チャムとエイナが敵の兵士と戦っていた。

ルビは、正面からくる敵に魔法を放ち、倒し切った所で、勝ったと思っていたら

両側から、別動隊が攻めて来た。

突然の攻撃に初動の遅れたチャム達は、混戦に巻き込まれてしまった。


「エイナ大丈夫?」


「お姉ちゃん、私は大丈夫だよ」


2人は、懸命に倒して行き、少しずつ数を減らした。

だが、ルビが1万の敵を倒したと言っても、残りは1万も残っていたので

たった2人で倒すのには、無理があった。


その時、敵が後方から崩れ始め、指揮官が倒されていった。

ルビが、壁の上から見ていると、色々な所から火の手が上がったり、兵士が吹き飛んでいた。


「皆、・・・来た」


他の門の事後処理を魔王軍の兵に任せ、響子の仲間は、この門に駆けつけて来たのだ。

敵の軍勢がどんどん減り、ついに、敵兵の殲滅に成功した。

その後、響子の仲間達は王城に戻り、報告をしようと思ったが響子の姿はなかった。


「ヨハネ、あたし達のリーダーを知らない?」


「響子殿なら、ナディアと一緒に出掛けて行ったようだぞ」


「そうか、なら、此処で待ってもいい?」


「構わない、それよりも部屋を準備するので、そちらで休んで欲しい」


ウルド達は、休憩の為の部屋に案内された。

その頃、響子とナディアは、敵の拠点の街の上空にいた。


「響子よ、準備は良いか」


「うん、サッサと終わらせよう」


「了解じゃ」


響子とナディアは、同時に魔法を放った。


「「メテオ」」


上空から、無数の隕石が地上に降り注ぎ、街を重さと爆風で吹き飛ばし、跡形も無く消し去った。


「帰ろうか」


「うむ」


響子とナディアは、王都に向かって飛んで行った。




不定期投稿ですが宜しくお願い致します。

暖かい目で見て頂ければ幸いです。

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