表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ポーション屋の事情  作者: Rapu
番外編:エリオット様とダンジョン攻略

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/138

番外編:2 ダンジョン50階へ

◇◇◇


そして闇曜日、エリオット様の依頼で<リッヒダンジョン>に来ています。


ダンジョンの攻略でも白い鎧を着るんだ……エリオット様、カッコイイです! アルバート様もロペス様もカッコイイ!


「テオ殿、今日はよろしく頼む。アリス、タロウもよろしく」


「エリオット様、こちらこそ、よろしくお願いします」

「「エリオット様、よろしくお願いします!」」


ダンジョン攻略のメンバーは、エリオット様・アルバート様・ロペス様と私達『ポーション屋』の6人パーティーと、第一騎士団3名と宮廷魔術師2名の5人パーティーが2組で、合計3パーティーの16名です。


見たことがある騎士様もいる……店にポーションを買いに来てくれた騎士様だ。


他の騎士団の方も一緒だとは思わなかったな。そっか、第一騎士団副隊長のエリオット様が、単独でダンジョンの攻略なんてしないか。


「テオ殿、大人数だと身動きが取れないから3パーティーの少数精鋭で攻略する。下手に人数が多いと回復に困るからね」


「エリオット様、承知しました」

「「少数精鋭!」」


タロウと声が重なった。タロウを見ると目がキラキラしている。


第一騎士団だけで1,000名以上の騎士様がいて、その中に強い騎士様達がいる精鋭部隊があって、アルバート様とロペス様もその精鋭部隊のメンバーだと聞いた事がある。


目の前にいる6名の騎士様は、その部隊の中でも強い騎士様なんだろうな。4名の宮廷魔術師の方の中には、『回復魔法』を持っている方が2名いるそうです。


騎士様は白い鎧でカッコいいけど、宮廷魔術団の方は全身黒のローブと金の刺繍入りのマントです。皆さんフードを深く被っているから、ちょっと怖い感じ……フードを被っていない人が宮廷魔術団のリーダーかな?


エリオット様から、「攻略の手伝いに来てもらった、パーティー『ポーション屋』のテオ殿と、アリスとタロウだ」と簡単に精鋭部隊の皆さんに紹介された。


「今日は、ワープで50階に飛び、56階にあるセーフティエリアを目指す」


「「「ハッ!」」」「「「はい……」」」


数人の騎士様と宮廷魔術団の方が微妙な顔をしている。


私達が……子供に見えるタロウと私が、50階にワープ出来るのか? って、思っているんだろうな。


宮廷魔術師の方でフードから銀色の髪がチラチラ見える。フードを深く被っているから顔はよく見えないけど……あれはルーカス様? おかしい……ルーカス様はレオおじいちゃんから"ひよっこ"って呼ばれていたのに。


挨拶しようかと考えていたら、宮廷魔術団の4名の方がこっちに来た。フードを被っていない宮廷魔術師――背が高くて、水色の髪で茶色い目をしたテオくらいの年齢の方が声を掛けて来た。


「『宮廷魔術団の愛し子』のアリス様ですね。私は、本日参加する宮廷魔術団のリーダーを務めるモリスと言います。何かありましたら声を掛けて下さい」


「へえええー!?」


変な声がでたよ!


「ブハッ、何だそれは!? ブハハハ!」「どこかで聞いたような……」


テオ、笑い過ぎ。タロウ……スタンピードの時の中央広場だよ。あの時、リアム様に変なあだ名を付けないでくださいと……言えてないな。


私の事はリアム副団長から聞いていて、困っている事があったら手助けするように言われているとか……リアム様、ありがとうございます。


モリス様に、"様"を付けないで普通にアリスと呼んでくださいとお願いした。


「宜しいのですか? 分かりました。タロウも何かあれば言ってください」


タロウの事も、リアム副団長が後ろ盾になっていると聞いているそうです。


「えっ、はい……よろしくお願いします」


モリス様から簡単に宮廷魔術師の方を紹介された。


精鋭部隊Aパーティーには、高ランクの『回復魔法A』が使えるモリス様とフードから赤い髪が覗く褐色の目をしたオースティン様。


精鋭部隊Bパーティーには、『回復魔法C』を持っているシリル様……柔らかい雰囲気で茶色の目で長い金髪がフードから零れている。そして、銀髪で青い目のルーカス様。


「アリス、スタンピード以来だね。よろしく」


「ルーカス様、よろしくお願いします」

「……」「(……)」


テオが、(にら)んではいないけどじっと見ている。タロウ、「あいつの……」なんて小さな声でも口に出したらダメだよ。


各パーティーに『回復魔法』を使える人がいるって事は、私はエリオット様のパーティーだけを回復すればいいんですね。


あっ、私の『回復魔法』のランクは言いませんよ。


作戦会議というか攻略の確認が終わって、精鋭部隊Aパーティーから順番に50階へワープして行く。


エリオット様達が先にワープして、私達がワープする時、精鋭部隊Bパーティーの視線を感じる……。


「「「……」」」


仕方ないのかな~。ギルドのゲイルさんが、40階のワープでさえ開通させるのが難しいって言っていたからね。テオとタロウも気付いているけど知らん顔している。


「アリス、タロウ、行くぞ」

「「はい」」


テオに続いてワープした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ