57 バニーガールは何時でも男を受け入れる準備が出来てる
オレは自分の部屋で、目の前に在るバニーガールが着るバニースーツを見て居た。
そのバニースーツはサテン地で出来ていて、テラテラと黒光りをしていた。
そして肩紐無しでも胸部分を保持するための、ワイヤーのボーンが立てに入って居て、両腰の辺りにアジャスター機能付きの飾り紐が付いてる本格的なバニースーツだ。
そして当然ながら他にも、ウサ耳付きカチューシャと蝶ネクタイが付いたつけ襟に、カフスボタン付きつけ袖とマジックテープで脱着出来るもふもふの丸いウサギ尻尾もある。
更にアンダーで穿く用のシンプルで飾り気の無いハイレグTバッグパンティに、ヌーブラとバッグシーム付きの網タイツと、ソコソコ高いハイヒールに花輪状の名札さえも置かれて居た。
それらは完璧なバニーガールになるためのアイテムと言えるだろう。
バニーガールとは、アメリカの実業家ヒュー・ヘフナー氏が創刊した成人雑誌プレイボーイと言う雑誌があって、その雑誌のシンボルマークだったウサギのイラストを元に生まれたコスチュームを着たウエイトレスをバニーガールと言うのだ。
元は1960年にシカゴで開店したプレイボーイと連動企画の高級クラブで、接客するウエイトレスがこのウサギを模したコスチュームを着たのが始まりなんだだそうな。
何故ウサギなのかと言うと、ウサギは一年中発情期だと言われて居て、だから…バニーガールも何時でも男を受け入れる準備が出来てる…と暗喩して居る等と日本ではそんな風に言われて居るが、プレイボーイクラブのオーナーのヒュー・ヘフナー氏は、そんな事を言った記録もインタビュー記事も確認されては居ないのだが…。
オレはそんなバニーガールの薀蓄をツラツラと考えて居たが、徐ろに立ち上がると衣服を脱ぎ始めた。
全裸になって、先ずハイレグTバッグパンティを取り、足を通して行く。
オレはTバッグの下着は初めてだったので、お尻の分かれ目の奥に生地が入り込んで来る事に、ちょっと違和感を覚える。
しかもハイレグなので、普段穿くパンツ類より高い腰骨の位置に、パンティの横の部分が来るのも初めてだったので、そこも気になった。
それから股ぐり部分全体が、秘所を吊り上げる様な感じに圧するところも、ちょっと気になる。
しかしお尻の山全体が拘束される事が無く自由で解放感がある事は、そこは評価すべきところだろう。
それからバッグシーム付きの網タイツを穿くと、意外にスルスルと穿く事が出来た。
穿いて見ると以外に股部分に余裕があり、網目状の生地が股に隙間無くピッタリと着ける事が出来た。
普通のパンスト等は足を細く見せるため、全体的に締め付ける様な圧力があり、そのためけっこう股ぐり部分に余裕が無くなって、下着から少し浮いた様になる事が多いのだが…。
考えて見ればこの後、ハイレグレオタードの様なバニースーツを着る訳で、網タイツの股部分が浮いて隙間があったら、
バニースーツの股部分も浮いてしまい、アンダーパンティが覗き見えてしまう事になるからな。
そう云う事を考えながら、バニースーツに足を通して、腰辺りまで引き上げてアジャスター機能が付いた両腰部分の飾り紐を緩め調節する。
それからバニースーツを胸の辺りまで一気に上げると、そこで未だオッパイにヌーブラを付けて無くて、生乳状態だった事に気付く。
オレは慌ててヌーブラを取り、自分のオッパイを寄せつつ、下乳の部分にヌーブラを貼り付けて行く。
そう貼り付けるのだ…ヌーブラの内側には接着剤が塗布されていて、ピッタリと張り付いて乳房を保持する様になって居る。
ヌーブラは初めてじゃな無いけど、この素肌に張り付いて引っ張る感じには、オレはまだ慣れないでいる。
ヌーブラでオッパイを寄せて上げた後、バニースーツの胸部分を上げて被せる。
立て入りボーンのおかげで、肩のストラップ無しでもオッパイが保持され隠されるのだ。
それからバニーガールのアンデンティティたるウサ耳カチューシャを頭に付け、首にリボンタイ付き襟を付けて、両手首にカフスボタン付き袖も装着する。
コレでバニーガールが誕生だ……オットいけない、未だハイヒールに花輪状の名札と、もふもふウサギ尻尾をお尻に付け忘れて居たよ。
それらも着けて、オレは完璧なバニーガールの姿になった。
姿見に自分を映して見ると、女性の身体の魅力を余す所無く…むしろ更に引き出すかの様な感じで、ボン、キュッ、ボンが強調されていて…(胸部分のボン度が低い事には目を瞑る、それにヌーブラでちゃんと細やかながらも胸の谷間は出来てるんだから)…中々にオレって、イケてる女だなぁと自画自賛して思った。
(ははん…この格好を俊が見たらどう思うかなぁ…アイツは実はバニーガールが好きだったとはね…)
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「それで…ゴーデンウィーク中に雨宮俊君の誕生日を迎えるのですが、どの様にお祝いをすれば良いか、アイデアのある人は言って下さーい!」
オレは夕暮れ時の陽光が差し込む教室で、何時もの遊馬、明里、千秋、美波、と云うメンバーを前に言った。
ただし俊だけは、マンガ部の部活に行って居て、居無いのだが。
先ず明里が手を上げた。
「マコちゃんが裸になって、プレゼント用リボンだけを身体に巻いて、私がプレゼントよ今夜は私を好きにしても良いのよ、と言うのは?」
「却下!」
次に千秋が手を上げた。
「予算を決めて、俊さんに欲しいプレゼントを聞いてはどうですか?」
「う~ん、一応サプライズバースデーパーティーを予定してるから、事前に俊に聞くのは無しで…」
オレはちょっと渋い顔でそう言った。
それから美波も手を上げる。
「肉はどうですか、家の兄貴達は兎に角に肉を食べたがりまして、何時も兄達の誕生日には焼肉パーティーに成るんですよ」
「あぁ~焼肉パーティーねぇ、それも良いんだけど今回はパスで…」
オレは苦笑しながら言う。
次は遊馬だった。
「あいつ去年の冬コミに行けなくて、欲しいエロ同人誌を買えなかった事を悔やんで居るから、それをワイ等からプレゼントにする何てのはどうよ」
オレはそれを聞いて、そう言えば年末に冬コミに行けなかったと、俊が落ち込んで居た事を思い出した。
「それは良いアイデアだけど…俊がどういった傾向の同人誌を欲しがっていたのか分から無いし、それに同人誌ってどうやって買えば良いのかも調べないと」
オレが思案しながら言うと。
「あぁ、ソレなら大丈夫だぜ、真琴も夏コミで会った事がある、海野さんの連絡先をワイは知ってるから、あの人に聞いたら何とかなるんじゃねぇ?」
「あっあの人か…確かにあの人なら同人誌を何とかしてくれるかも」
遊馬の提案にオレも同意する。
「それでパーティー会場は何処にするの?」
明里が聞いて来たので、オレは既に段取りを取って居る場所を明かした。
「俊の家だよ、オレが俊のお母さんから当日家でパーティーをして良い許可をもらって居るよ」
オレがそう言うと、今度は美波が聞いて来た。
「それは俊さんの御両親もバースデーパーティーに参加されると云う事ですか?」
「イヤ…それが何時もゴールデンウイーク中は、俊の両親は仕事が忙しくて…今までちゃんと俊の誕生日を祝った事が無かったんだって、それで今年もお祝いを出来そうに無かったので…だからオレ達が俊にバースデーパーティーを開くと聞いて、とても有り難くて嬉しいそうだよ」
オレがちょっと複雑な表情でそう言うと、皆もやや複雑で仕方無さそうな顔になった。
こうしてオレ達の、雨宮俊へのサプライズバースデーパーティーの計画が、動き出した。
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オレのマンションが有る田園風景に、夕暮れが暮れ泥む頃、オレは裾の長いコートを着てバスに乗り込んだ。
バスの中は、ゴールデンウイーク中にも関わらず大して込んでは居なかったが、それでも座席の大半が埋まる位には乗客が居た。
オレはコートの襟を押さえつつ、空いた座席に付く。
実はコートの下はバニーガール姿なのだ。
夏コミに向けて俊が学校で、同人誌作りをしていて、その部活から帰って来るまでの一時間ほどで俊の家の部屋を、パーティー会場に模様替えしなくちゃいけないのだ。
そのためオレ達四人の女子が、限られた時間で素早くバニーガールに着替えられるスペースが、俊の家には無い様なので、自分の家でバニーガールに着替えて行く事になったんだよな。
今は春も大分過ぎて、最近ではちょっと汗ばむ様な陽気の日もあるから、乗客の装いは生地が薄目の春物ばかりで…その中で長めのコートを着てるオレは、ちょっと異質な感じがする。
このコートの中はハイレグバニースーツ姿だ何て、周りの乗客達は想像もして無いんだろうなと思うと、何だかドキドキして来た。
そしてコートを脱ぎ捨て、バニーガール姿を皆に見せ付けてたい様な衝動が、何故か起きて来た。
(ハハッ…コレが変態や変質者が人前で裸を曝す心理か…今頃になってオレに男性忌避症のトラウマを植え付けて来た変質者の心理が分かる何て、何とも複雑だよなぁ〜)
オレは手に持ったバッグを胸に抱き締め、何とも複雑な表情になった。
ちなみに手持ちのバッグには、ウサギ耳カチューシャとウサギ尻尾に俊への同人誌のプレゼントが入れてある。
バスを降りて十五分ほど歩くと、俊の建売住宅の家が見えて来た。
俊の家の前にはもう遊馬と明里と千秋に美波が集合して居た。
「おっそ~い、マコちゃんが来ないと、俊ん家の玄関の鍵が無いんだから、中に入れ無いじゃない」
明里がちょっと怒った様に言う。
「ゴメン、ゴメン、直ぐ開けるから」
オレはそう言って、俊のお母さんから預かった玄関の鍵を出して、玄関を開けた。
(真琴ちゃん…貴女は何時でも家に出入りしても良いからね…いずれ家のお嫁に来てくれるんだからね…)
等と俊のお母さんに言われて、鍵を渡されたのだった。
オレ達は勝手知ったる俊の家の中に入り、オレや明里に千秋に美波が来て居る長めのコートを脱ぐ。
すると色とりどりのバニーガールが出現した。
オレは、オーソドックスな黒のサテン地の、バニースーツを着て居る。
明里はエナメル製の真っ赤なバニースーツで、千秋はポリエステル生地のピンクのバニースーツだった。
そして美波は…胸が大きな過ぎてピッタリのバニースーツが用意出来なくて、紫のビキニ水着にウサギ尻尾を着けた、ビキニバニーガールとなって居た。
「おうおう、すげぇなぁ…海野さんの情報で、俊の奴が殊更バニーガールのコスプレに執心して居ると聞いたから、女子は皆んなバニーガール姿で迎えようと決めたんだっけなぁ」
そう言いながら、遊馬はオレ達のバニーガールの艶姿を堪能する様に見て来る。
そんな遊馬の頭をゴツンと、明里が小突居て言った。
「時間が無いから、さっさと用意を始めるわよ!」
明里の号令で、先ず俊の部屋を飾り付けを始める。
ティシュで作った花輪や紙鎖を部屋の壁に飾り付け、それからリボン飾りの付いた人一人入れそうな、大きなダンボール箱を部屋の中央に置く。
そして台所で持ち寄ったお菓子に飲み物、そしてバースデーケーキを用意する。
粗方用意が終わったところで、窓から外を覗って居た千秋が言って来た。
「俊くんが帰って来たよ!」
オレ達はその声を聞いた時、直ぐにそれぞれの持ち場に付いた。
オレの持ち場は、部屋の中央に置いたダンボール箱の中にクラッカーを持って入る事だった。
「あれ…玄関の鍵が開いてる、母さんが仕事に行く時閉め忘れたにかなぁ」
そんな俊の声が、階下から聞こえて来た。
やがてトントントンと、階段を上がって来る足音がする。
俊が自分の部屋の扉を開けて、部屋の中央に大きなダンボール箱が有る事に、驚き絶句して居ると。
オレはダンボール箱から飛び出して、クラッカーを鳴らしながら言った。
「俊!十八歳の誕生日おめでとう!!」
その声を合図に、押し入れや机の下とか隣の部屋に隠れて居た、明里に遊馬に千秋と美波達も飛び出して来た。
俊は何が起こったのかと、文字通りハトが豆鉄砲を喰らった様な顔をして居た。
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俊のバースデーパーティーは盛況だった。
皆んなで俊を祝ってハッピーバースデーを歌い、ジュースやコーラで乾杯してケーキのロウソクを吹き消したり、出前のピザやフライドチキンを食べて、大いに盛り上がった。
オレを含め明里、千秋、美波の女子四人のバニーガール姿でのサービスに、俊は恥ずかしさと自分のバニーガール好きの性癖が暴露された事に、目を白黒させて喜んで良いのかどうか分から無いと言った風だった。
三時間くらい飲んで騒いで遊んだ頃…ちょっとトイレに行くと言って遊馬が部屋を出て行った。
その直ぐ後で、明里も追加の食べ物を取って来ると言って、部屋を出て行き。
千秋と美波も明里を手伝うと言って部屋を出て行った。
そしてオレと俊とが、部屋に残された。
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「俊さんと師匠だけ残して、私達だけ先に帰って良いんですか?」
俊の家を出たところで、千葉美波が同じ様に出て来た遊馬に明里に森谷千秋に言った。
「良いのよ、それに前の私達だけの打ち合わせで、最後はマコちゃんと俊くんの二人だけにして上げようと決めたでしょう」
明里が道路を歩きながら美波に言う。
「まぁコレも俊へのサプライズプレゼント見たいな物だよな」
遊馬もちょっと悪戯ぽく笑いながら言った。
「そうですね…ワタイもそうした方が良いと思います」
森谷千秋も少し笑って言い。
「まぁコレであの二人が…本当の意味で男と女の関係に成るかも知れないけれど、それはそれで成る様になるでしょう」
明里がひどく含みのある笑顔で言った。
そうして遊馬、明里、千秋、美波達が道路の角を曲った時、別の道路から俊のお母さんが自分の家に向かって歩いて来た。
「もう…困っちゃたわね、仕事用具を忘れる何て、俊のお友達が開いてるパーティーはまだやって居るかしら…やってたら、ちょっとだけ覗いてからまたお仕事にいきましょうかね…」
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オレと俊二人になって、つい去っきまでワイワイと賑やかにやって居た部屋が急に静かになり、ちょっと気不味い雰囲気が漂い始める。
(明里に遊馬に千秋に美波は、何処に行ったんだ…トイレや飲み物の仕度にしては遅いなぁ…)
等とオレは思い始めて居ると、俊も所在無気な咳払いをした。
俊は床に座り、オレは向かいのベッドの上に座って居る。
急に気不味くなったせいか、俊はオレから目を外すが、そのくせ横目でチラチラとオレの胸や腰辺りを見て来る。
(はぁ~男子って、女子の胸や腰辺りを気付かれ無い様に見てるつもり何だろうなけど、女子からしたらしっかり気付いて居るからね…もっともオレ自身、そう云う事に気付いたのは、女の子になってからだったけどな)
オレは、妙にオレを意識してるらしい俊を、ちょっと誂おうと云う悪戯心が湧いて来た。
オレは殊更に俊に見える様に足を組み替えて、バニースーツの股間を見せ付けてたりする、そして…。
「ちょっと暑いわね」
等と言いながら、バニースーツの胸元を押し下げて、掌でパタパタと扇ぐ真似をしたりした。
俊はその都度、見ないふりをしつつシッカリと横目で見て来る。
それがDT男子の性だと云う事はオレには痛い程分かる、かつてオレもそうだったのだから。
だからオレはもっと俊にサービスしたくなって来て、俊の隣に行こうと立ち上がった時、履き慣れないハイヒールで躓き俊の方に倒れ込んだ。
倒れ込んで来るオレを、何とか受け止め様と、俊は両腕を前に出したら…オレのオッパイを鷲掴みにしてしまったのだった。
見事なオッパイタッチ…ラッキースケベ神の結○リト様ほどでは無いが…それは立派なラッキーセクハラだった。
オレは俊を押し倒して、腰の上に跨る様な体勢になりながら、下からオッパイを俊に鷲掴みにされて居る状態になって居た。
この…まるでオレが騎乗位でSEXをしてる様な体勢に、俊は慌ててしまい思わず鷲掴みにした掌に力が入った。
掌に力が入って、バニースーツの上からオッパイを握り揉みにされた様になり、鈍くむず痒い様な…快感の感覚が走り、思わずオレは艶っぽい声がもれる。
「あっ…うんん…ん」
「ああっ真琴!ごめん」
オレの艶っぽい声に、俊は焦った様に謝罪の言葉を言うが、それとは裏腹に俊の身体は反応する。
オレが跨って居る股間の下から、何か硬いモノがムクムクとオレの秘所をバニースーツの股ぐり越しに押し上げて来た。
「!……!!」
その押し上げて来る硬いモノが、丁度そのモノが収まるべき女の洞の有る辺りを、絶妙なに刺激する。
「あうん…!」
オレは顔を上気させて、思わず甘い吐息の様な声を出してしまった。
「ま…真琴ぉ…ハァ…ハァ…」
オレのその様子に、俊も顔を赤くして興奮したらしく、やや呼吸が荒くなり出した……時。
「俊と皆さん、飲み物のおかわりをどうぞ……ぉ?!」
と言って、俊のお母さんが部屋に入って来たのだ。
そして俊のお母さんは…息子が寝転がりながらバニーガール姿の、今付き合ってるらしい女の子を腰に跨がらせ、下からオッパイを揉む様な体勢で居るのを、彼女は目撃したのだ。
「えっ…あっ、ご…ごめんなさい、飲み物はここに置いて置くわね…」
そう言って俊のお母さんは、そそくさと飲み物を置いて部屋を出て行こうとした。
そして…部屋を出て扉を閉める時に…。
「ひ…避妊はちゃんとするのよ」
と…俊のお母さんは彼に言い残して、階段を降りて行った。
俊とオレは、この騎乗位の様な体勢のままで固まってしまい、お母さんを呼び止めるどころか、呆然として見送ってしまったのだ。
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俊のお母さんは、足早に家を出て来た。
「あらあら…ちょっと、二人に野暮な事をしちゃったわね」
俊のお母さんは、顔を赤くして、バツの悪そうな笑顔で独り語ちる。
(俊も真琴ちゃんも…若いんだから、ああ言う事をヤッて居ても仕方無いわよね…でももし、あの娘が妊娠何てしたらどうしましょか、あの二人は未だ高校生なのに…でもそうなったら、あの真琴ちゃんは、俊のお嫁さん確定ね!)
等と俊のお母さんは考えて、ニヤリと笑った。
(高校卒業と同時に二人が出来婚…なんてのもまぁ良いでしょ、でもそうなると私はもうお祖母ちゃんか…まぁその時はその時で何とかなるでしょうね…)
俊のお母さんは、今から先の事を思い、何処かホッコリした様な表情で仕事に戻るため道路を足早に歩いて行ったのだった。
蛇足です。この前ここに書いた、健介が見た動画の内容をR-18で描写した物を、ノクターンノベルズに投稿しました。紳士諸兄の実用に遇するかはわかりませんが、興味の有る方は御一読下さいな。ノクターンノベルズの“秘蜜の小箱”で検索をしたら多分見つかると思います。




