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54 さっさと処女を捨ててSEXをしたいと思わないかい?

鏡には十七歳の女の裸が映って居る。

未熟さがまだ若干残っている身体だが、十分に魅惑的な女の裸身だ。

お風呂上がりに、脱衣所に置かれて居る姿見に自分の裸を映して見て、自分が女だと確認するオレの何時もの儀式(ローテーション)だ。

オレは胸の乳房に掌を這わせて触る、乳房はやや控え目だけど、ちゃんと膨らんで居て柔らかい。

腰周りはキュッと括(くび)れて優雅な曲線を描き出しており、若く瑞々しく妊娠線どころか染み一つ無い肌が、未だ妊娠経験が無い事を物語って居る。

そしてオレは股間にも掌を這わせると、サラッとした薄い陰毛の後ろに女の秘密の割れ目があり…割れ目の中に分け入った所に、男の壱物(いちもつ)を受け入れた事が無い粘膜で出来た洞(ほら)とその奥には、壱物(いちもつ)から迸(ほとばし)り出た子種に依って受精した新しい命を育む宮(みや)がある…オレは男と交合(まぐあ)い子を生(な)し産める女なんだと感じ確認するのだ。

(ねえ、真琴ちゃん、家にお嫁に来てくれるのよね)

この前、俊のお母さんに言われた言葉が、オレの頭から離れない。

(結婚?…結婚!…オレが⁇…オレは赤ちゃんを産んで慈しみ育てたいと思ってる、そのため何時か俊か遊馬とSEXをして、妊娠出産をしたいと思って居て…そして当然として俊や遊馬には負担を掛けない様にするつもりで、オレ一人(シングル)で子供を産み育てる事になるだろうと思って居た)

「オレって…結婚しても良いのかな」

思わず口から出た自分の言葉に、オレ自身が驚く。

(俊のお母さんは、オレを嫁として認めてくれるのか…。)

(俊が、オレを幼馴染の友達以上に想ってくれて、彼が許し望むのなら…オレは俊と結婚する事も出来るのか……オレが俊の妻になるってつまり番(つがい)になるって事で…番は妹背(いもせ)とも言い…女房とも…連れ合いとも…細君…配偶者…伴侶…奥さん…etc、etc、etc)

一言毎に、オレの脳裏に俊と結婚した後の妄想が、渦巻く様に湧いて出た。

ウエディングドレスを着てバージンロードを歩く自分…牧師の前で誓いのキスをちょっと大人びた俊とする自分…新婚旅行で海の見えるホテルで初夜を迎えて、オレが三つ指を付いて夫となった俊に不束者ですがと挨拶をする自分…新床で俊のモノを我が身の中に受け入れる自分…新居で甲斐甲斐しく夫となった俊の世話を焼く自分…やがて我が子を授かり親子三人で仲睦まじく過ごして行く自分…。

そんな妄想が浮かんで来ては、オレの中でそれらの妄想を受け入れ喜んでいる自分と、それに困惑してる自分とが居て鬩(せめ)ぎ合って居て、思考がグルグルと際限無くループし出した。

今にもオレの脳は601エラーコードが出て、シャットダウンしそうになった…時。

脱衣所の扉が開き、二十代中程位の何処かくだけた感じのする若い男が、不遠慮に入って来た。

その若い男は、脱衣所の姿見の前に全裸で立って居る女の子が居る事に気が付くと、一瞬驚いた顔になったが直ぐにややニヤ付いた表情になり、じっくりと品定めするかの様にオレの裸の身体を眺め出した。

オレも脳がオーバーヒート状態だったので、知らない男に裸を見られてると云う状況を理解するのに、時間が掛かってしまった。

「へぇ~、あんたが恵美義姉さんの妹さんかぁ、中々良い身体してんなぁ…ベッドの上での抱き心地が良さそうじゃあ無いかよ」

その若い男はそう言って、僅かに舌舐めずりをする。

そこでオレは、ようやく今の状況を理解して、バスタオルを掴んで裸を隠し、それから声を上げた。

「だ…だれだ!?」

「俺かい、俺は健介と言う者で…あんたのお姉さんの旦那の弟だよ」

その若い男は、この状況に慌てたり悪怯れたりする事も無く、ちょっとニヤ付いた表情で楽しむが如く言ってオレの前に歩んで来る。

オレは自分の裸身をバスタオルで隠しつつ、怯む事無くその若い男を睨み返す様に見やった。

しばらくオレと若い男とで、睨み合いが続いた後、男はオレに触ろうと手を伸ばして来る。

オレはその手を、勢い良く払った。

手を払われた男は更にニヤ付いて言った。

「この状況で男に怯む事も無し、いいねぇ〜こう言う向こう気の強い女をベッドの上で屈服させるのも面白そうだ」

オレはこの不遜な男の水月に、拳を叩き込もうかと思った時。

「健介さぁ〜ん、今お風呂場には真琴ちゃんが入って居るはずだから、気を付けて下さぁ〜い」

リビングの方から恵美姉えの声が聞こえて来た。

その声を聞いた男は、肩を竦めてニヤ付いた表情で脱衣所から出て行った。

脱衣所に残ったオレは、ようやく肩の力が抜けて長い溜息を吐いた。

  ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ 

オレが部屋着のワンピースに着替えてリビングに行くと、あの男がソファーに座って恵美姉えと談笑して居た。

先程の様な不遜な雰囲気は微塵も無く、好青年を演じて恵美姉えと受け答えをして居る。

オレはその男に何かイヤな感じがして、気付かれ無い様に自分の部屋に引こうとしたが、恵美姉えに見つかり呼び止められる。

「こちら私の夫の弟で、健介さんと言うの、今度旦那の勤めている病院に研修医として配属されたんだって、それで今日はその挨拶に見えられたのよ」

恵美姉ぇがそう紹介する。

オレはペコリと頭を下げて、健介からなるべく距離を取ろうと思い、向かいのソファーの端に座った。

「こちらは私の妹で真琴と言います、よろしくお願いしますね健介さん」

恵美姉は、ちょっと不審な態度をとるオレに怪訝な顔をしながらも、健介にオレを紹介する。

健介は人の良さそうな笑顔で、オレを見ながら言った。

「俺は早瀬健介と言います、恵美義姉さんの夫の早瀬健吾は俺の兄です、よろしく…小鳥遊真琴さん」

「よ…よろしく…真琴です」

オレも仕方無く挨拶を返した。

幸い健介は、その後オレに話を振る事も無く、しばらく恵美姉ぇと話した後帰って行った。

オレとしてはオレの裸を見られた上、不遜で馴れ馴れしく話かけられた事で、印象としては最悪だったので、帰ってくれてホッとしたのだった。

   ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ 

「マコちゃん、ちょっと御使いに行ってくれない」

恵美姉ぇが、二〜三日経った頃にオレの部屋に大きな紙袋を持って入って来た。

オレがその紙袋の中を見ると、包装された贈答品が入っていた。

「この前来てた健介さんに、引っ越し祝いを持って行って欲しいのよ」

恵美姉ぇがそう言うけど、オレはそれを聞いて明らかに嫌な顔をする。

「あら…マコちゃん嫌なの、でもそれじゃ困っちゃうわね…本当は旦那が持って行くはずだったのだけど、急な手術を執刀する予定が入ったので行けなくなったのよね」

恵美姉ぇが頬に手を当てながら、困った様に言う。

「私も今日は用事が有って行け無いし、どうしましょか」

そう言って恵美姉ぇは、オレを上目遣いに見て来た。

「分かった、オレがそれを持って行けば良いんだろ」

オレは溜息を吐いて了承した。

オレはあの不遜な態度をとった男に会うのは、正直気が重い上に危機感も覚えるので、保健をかける事にした。

駅の改札口の前でオレが待って居ると、俊と遊馬の二人がやって来た。

「おぉ~い真琴ぉ、来たぞぉ」

「真琴、急に僕達を呼び出してどうしたの?」

二人にはオレの保健として、付いて来てもらう為に呼び出したのだ。

「ちょっと二人に付いて来てもらいたい所があるんだ」

オレはそう言って俊と遊馬を連れて健介のマンションに向かった。

  ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ 

「やあいらっしゃい真琴ちゃん」

ニコニコしながらマンションのドアを開けた健介は、オレ以外に男が二人付いて来て居るのを見ると、少し不機嫌そうになった。

マンションの玄関口でオレは、上に上がろうともせず敲(たた)きに立って紙袋を突き出す。

「あの、コレ…健吾さんとお姉ちゃんからの引っ越し祝いです、それじゃおじゃましました」

オレは紙袋を健介に渡したら、速攻で帰ろうと思って居たので、直ぐに背を向けたのだが。

「まあまあそんな直ぐ帰ろうとしないでくれよ、ちょっと上がって行きなよ…お茶くらい出すからさ」

健介はオレを止めようと声をかけて来る。

しかしオレは、それを無視して帰ろうとしたが。

「ははっ、どうやら俺は真琴ちゃんに嫌われた様だな…でも紙袋を渡して直ぐ帰った何てお姉さんが知ったら、ちょっと怒れれやしないかい?」

健介にそう言われて、こんな素っ気無い対応をしたとお姉ちゃんに知られたら、ちょっと困った事になるかもとオレも思ったのだ。

「わ…分かった、それじゃお茶を一杯だけ…」

そう言ってオレは振り返り、玄関を上がる。

オレと健介とのやり取りを、置いてけぼりにされて半分ポカーンとして見て居たが俊と遊馬も、慌てて後に続いた。

健介の引っ越して来たマンションは、2LDKの間取りで、リビングにはまだ未開封の段ボール箱等がいくつか置かれて居たが、テーブルとソファーは既に置かれて居た。

健介に促されてそのソファーに、オレと俊と遊馬で座る。

「まぁ気楽にしてくれ、今お茶かジュースを出すから」

そう言って健介は冷蔵庫から、ペットボトルのお茶にコーラを出して来て、テーブルにポンと置いた。

そのまあまあな対応に、オレはもちろん俊と遊馬もちょっと驚き、それから少し渋い顔になった。

そして健介はオレ達の向かいの椅子にドッカと座り、やや顎を上げて半眼でオレ達を見ながら言った。

「それで、その二人の男は真琴ちゃんの何なんだい」

その不遠慮な物言いに、オレは眉間にシワがよった。

「俊と遊馬は…お…私の学校のクラスメイトで…幼馴染の友達です」

オレがそう言うと、一瞬健介の顔が不快そうに揺らめいた。

「僕は雨宮俊と言います、真琴さんとはクラスメイトで小学校の頃からの幼馴染の友達です」

「ワイは一ノ谷遊馬です、同じくクラスメイトで幼馴染の友達ですよ」

俊と遊馬が自己紹介をする。

「あ~俺は、その真琴ちゃんのお姉さんの結婚相手の弟で、早瀬健介と言う者だよ」

健介も一応ぶっきら棒に自己紹介をした。

しかしその後、オレも俊も遊馬も一言も発せ無かったので、しばらく沈黙が続いた。

オレは何とか早く帰ろうと思って居たので、出されたペットボトルのお茶を飲んだら席を立とうと思って居た時…。

「女の子一人に男二人の幼馴染の友達だって…ははっ、それで君たちはもうSEXをしたのかい?」

健介がやや嘲笑うかの様に、そう聞いて来た。

「はっ、やっ、それは僕は、その」

「はぁ~、ワイは…」

「なな、何を言って…オレはぁ」

オレ達は驚き慌てて、まともに言い返せ無かった。

「ははっ、冗談、冗談だよ」

健介はさも面白そうに言う。

「真琴ちゃんもその男の子二人も、どう見てもDTで真琴ちゃんも処女だと分かるよ」

健介が更にそんな事を言った。

「ど…どうして私が処女で俊達がDTだとわかるのよ!」

オレは揶揄(からか)われたと思い、ちょっと憮然として聞き返すと。

「まぁ全体の雰囲気と云うか…例えばそのソファーに、三人とも微妙に距離を置いて座って居る何て、如何にも女慣れ男慣れして無いのバレバレだねぇ」

健介はニヤニヤした笑いを浮かべて言う。

そう言われて自分と俊達との座って居る位置関係を見ると、確かに微妙に肩や足が触れ合わ無い位置に座って居た事に気付く。

「だけど今時の高校生って、もうけっこうバンバンヤッて居るんじゃないかな…俺が高校生の時にも、学校で5Pをヤッてそれが見つかり、不純異性交遊で退学になった奴が居るんだけどなぁ」

健介が少し苦虫を噛み潰したような顔になりながら言った。

「あぁ~そうだな、確かにワイ等の学校にも、女とガンガンヤッてるて言われてる奴は居るよなぁ」

遊馬がちょっと考える様にして言うと。

「そう言う話を聞いて、自分も女とSEXしてぇ〜と思わ無いかい?」

健介が遊馬を煽る様に言う。

「そら…まあ、ね」

遊馬はちょっと言葉を濁す様に言って。

健介が今度は俊の方を見ると、俊は顔を赤くして外方(そっぽ)を向いた。

そして健介は、今度はオレの方を向き、ちょっとニヤリと笑って言って来た。

「真琴ちゃんはどうだい、さっさと処女何て捨てて男とSEXしたいと思ったりしないかい?」

オレはその問い掛けに、ちょっと絶句したが、直ぐ気を取り直して睨み返す様に言い返した。

「女の子にそんな事を聞く何て、デリカシーは無いのですか」

「ああぁ~ごめん、そう云うのは大学時代に捨てちゃったんだよ」

健介は戯(おど)けた様に言った。

それまでも何処かオレ達を、小馬鹿にした様な雰囲気を感じて居たオレは、その態度にオレの我慢の限界が来て、もう一刻も早くこの男の前から帰ろうと思った。

「俊、遊馬、引っ越し祝いはもう渡したらから帰ろう!」

そう言ってオレは、二人を連れて健介のマンションから出たのだった。

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俺は自分の部屋のソファーで、タバコを燻(くゆ)らせながら、そそくさと帰って行った真琴と云う少女を思い返して居た。

何故かザワつくものを感じるのだ、一応写真では彼女の容姿は見て居たが…想像以上の可愛い美少女で、義姉さんの家で見た時は驚いたものだ。

しかも全裸姿も同時に見れたしなぁ。

あの娘の処女を俺が奪ってやるか、しかもあの幼馴染とか言う男共の目の前で…。

はん、幼馴染だと…そんなのがなんだと言うんだ!

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