52 DTメンズ、ワンナイトパーティー 前編
「よし今だ!魔法をぶち込んでやらぁ」
そう言って、金髪オッドアイで煽情的なビキニアーマーを着けた美少女魔法剣士のアバターを使う真琴は、素早く剣で空中に印を画く。
するとその印から派手なエフェクトで、炎の奔流が目の前に居る巨大な体躯をしたキングオークを焼いた。
「ブフモオォーーッ」
このダンジョンのフロアボスで、四本の腕を持ちそれぞれに武器と盾を持つ巨大なキングオークが、苦痛の叫びを上げつつ暴れ周り、HPバーがみるみる短くなって行く。
「やった、四階梯以上の炎の魔法が弱点だな、苦労して五階梯の炎の魔法剣を錬成した甲斐があったよ」
ビキニアーマーの魔法剣士が小踊りして喜ぶ。
「次は物理でボコってやるぜ」
そう言って、ややずんぐりむっくりな体躯をしているが、黒髪の可愛らしい容姿をして巨乳のドワーフ族の女戦士のアバターを使う遊馬が、巨大な戦斧を振りかざしてキングオークに突っ込む。
ガシュン!
キングオークの盾を持つ右手に戦斧が当たり、部位欠損判定で右手が切断された。
「やった、これで防御力がガタ落ちだ、しかもHPバーが遂に赤く点滅しだしたぜ」
遊馬のドワーフ女戦士が喜んで、戦斧を振り回す。
「バフの持続時間が切れた、俊もう一度オレにバフを掛け直してくれ」
真琴が、白い尼僧服を着て青い髪をツインテールにした女僧侶をアバターにしてる僕にそう言って来たので、もう一度聖壁の祝福をかけるため、錫杖を振り上げて祝詞を唱える。
たちまちビキニアーマーの魔法剣士とドワーフ女戦士が、蒼白い光に包まれた。
これでキングオークの物理攻撃は、聖壁を纏って居る真琴と遊馬には、半分以下しか通らない。
「一気に畳み掛けてHPバーを削り切ってやる、これでどうだぁ〜っ」
美少女で魔法剣士な真琴が、キングオークが振り回す弯曲刀を巧みに掻い潜り、魔法剣に灼熱の炎を迸らせながらキングオークの首を貫いた。
同時にドワーフ女戦士の遊馬も、胴体部分に戦斧を横薙ぎに叩き込む。
キングオークのHPバーがみるみる短くなって、遂に0になった。
「ブモオオォーーッ」
キングオークは断末魔を上げながら、光の柱のエフェクトと共に消えて行った。
後にはダンジョン内のボス部屋に、ドロップ品と少し大きめの魔石が残った。
ピコンピコンとレベルアップの音と、チャリンチャリンとGが入金される音が響く。
「やったーっ、ダンジョンの十階層のフロアボスを倒したぜ!」
真琴がボクの隣でベッドに腰掛けながら、コントローラーを持ち上げてバンザイをする。
そしてベッドに背中から倒れ込んで、嬉しいそうに手足をジタバタとさせた。
その際、真琴の臙脂色のミニフレアスカートが、少し捲れ上がって白いパンツがチラリと見えた。
隣に居たボクは、慌てて目を反らしたが…DT男子の本能に負けて、視界の端に真琴のスカートを捉えて見た…。
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昨日僕は、楽しみにして居た新発売のRPGゲームを買って、パソコンにダウンロードしたばかりだったので、その事を学校で真琴や遊馬に言うと。
「えーっそれ知ってる、オレもやって見たいと思ってたゲームだよ」
真琴が興味津々で食い付いて来た。
「おぉう、ワイもそのゲームやりたかった奴だよ、俊よう…確かそれ複数人で同時プレイ出来る奴だよな、だったらワイ達三人でパーティーを組んでやらないか」
遊馬がそう提案して来た。
「うん、いいよ、僕達でパーティーを組んでやろう!」
僕は真琴や遊馬とゲームをやるのは吝かでは無かったので、直ぐに同意する。
「だったら今度の日曜は祝日と被って、月曜が代休で二日の連休になるから、一晩泊りがけでオレ達三人でゲームをしょうかぁ!」
真琴が嬉しそうにそう言ったが、僕達男二人の中に、仮にも…イヤ正真正銘の女の子の真琴が入って、一晩一緒に過ごす事にちょっと困ってしまい、僕と遊馬はお互いの顔を見合わせたのだが…。
「え~っ何だよ、ダメなのかぁ?」
その様子を見た真琴が、さも残念そうに言うので、僕と遊馬は苦笑いをしながら仕方無いかと承知したのだ。
こうして僕達幼馴染三人の…DTメンズ、ワンナイトパーティー…をやる事になったのだ。
ただバージンの女の子がDTメンズに混ざる事に若干不安ではあるがね……。
そして日曜日のお昼ちょっと前くらいに、僕の家に真琴と遊馬がやって来た。
「あらあら、いらっしゃい、遊馬くんに…真琴ちゃん!」
何だか僕のお母さんが、やたらテンション高めで真琴達を玄関で出迎えてくれたのだが…。
母さんは真琴に一際親しげな笑顔を向け、かなり嬉しそうに歓迎してくれてる様だ。
直ぐ二階の僕の部屋に真琴達と上がろうとすると、母さんが僕のシャツの袖を引っ張って台所に連れて行かれた。
「今日は真琴ちゃんだけじゃあ無くて、遊馬くんも一緒なの?」
何だか困惑してる様な表情の母さんが、そう聞いて来る。
「そうだけど…」
僕がそう言うと、母さんの困惑した表情が更に深くなる。
「あなた達三人で…そんな…男の子二人に女の子一人なんて…まさか3Pなんてまだまだ早いわよ、それに男の子二人を同時に受け止めるなんて、未だ経験の浅そうな真琴ちゃんの身体の負担が…でも今の若い子って、そうなのかしら…?!」
何だか母さんは、意味不明の事を小声でブツブツと言い出して、考え込んでしまった。
「母さんが何を心配してるか知らないけど、今日は僕達はRPGゲームを泊りがけでやり込もうと言って集まっただけなんだよ」
僕がそう言うと、母さんはキョトンとした顔になり、それから安堵した様な表情になって、胸を撫で下ろしていた。
「そ…そうなの、それなら安心ね」
そう言って母さんは、そそくさと流し台の前に行きなにやら何かの支度を始めた。
僕は肩を竦ませて、真琴達が居る二階の自分の部屋に上がった。
部屋に入って直ぐにRPGゲームを立ち上げ、僕と真琴と遊馬の三人でキャラメイクをして、コンビニで買って来た昼飯とスナック菓子を食べつつ、RPGの世界にログインした。
そしてお昼頃から三時間以上掛かって、僕達は十階層のフロアボスを倒したのだ。
僕と真琴は僕のベッドをイス代りに腰掛け、遊馬はベッドの前の床に胡座をかいて座りながらパソコンのモニターを見て居た。
「十回だよ十回…十回目にしてようやくフロアボスを倒したよぉ~」
感無量と言った風に真琴は言いながら、更に手足をジタバタさせた。
スカートはますます捲れ上がり、もう少しでパンモロ状態になりそうだった。
しかも、今日着てる真琴の私服のややダボッとした暖色系のVネックセーターの襟が寛げられて、やや青味がかったブラジャーのストラップが見えていた。
真琴は学校や女友達達と居る時は、一応は女の子らしくはしているが…僕と遊馬との三人だけの時は、昔の幼なじみで男友達だった頃に戻って、些か解放的になるんだよな。
解放的…つまり僕達と男同士の頃の様に気が置けなくて遠慮が無くなり、自分が女の子だと云う事を忘れる様だ。
つまり僕と遊馬には、真琴はそれだけ心を許して居るのだろうが…やはり、かなりの美少女になってしまった真琴の僕達に対する振る舞いは、ちょっと…イヤかなり色々と僕達にとっては不味いのだが…。
僕はなるべく気付かれ無い様に横目で真琴を見ると、もうジタバタはせずにベッドの上に背伸びをする様な格好で寝そべって目を閉じて居る。
Vネックのセーターの襟からは、完全にブラジャーのストラップがはみ出して見えて居るし。
然程大きくは無いけど、確かに膨らんで盛り上がって居るセーターの胸が、呼吸に合わせて上下して居た。
そして、フンワリと広がり少し捲れた臙脂色のスカートからは、ブラジャーと同系色のパンツのクロッチ部分が見えて居た。
更にそのパンツからは、二本の細い足がニュッと生えて延ばされ、ベッドから床に垂らされて居るのだ。
それらは…正直DT男子の僕には目の毒だった、少しずつ僕の股間が反応しだす。
僕は真琴にパンチラしてる事をどう伝えようかと、色々思案し逡巡して居ると、遊馬は堂々と振り返って真琴のパンツを眺めて居た。
僕はある意味、遊馬の漢らしい振る舞いに呆れを通り越して、羨望と感心をした。
僕も内心では、遊馬見たいに不遠慮に真琴のパンツをじっくりと鑑賞したかったが、陰キャDT男子の羞恥心と罪悪感がそれを許さなかった。
「ま…真琴、見えてるよ…パ…パンツが」
僕が意を決して小声で真琴に言うと、真琴は直ぐに目を開けて上体を起こし、アタフタとスカートを直してパンツを仕舞った。
真琴はバツの悪そうな笑みを浮かべて、僕と遊馬を見回す。
僕もちょっと苦笑気味に笑って、真琴に応える。
「さ…さあ、次の十一階層に突入しょうかぁ〜っ」
真琴は取って付けた様に言うと、再びコントローラーを手にした。
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「やったーっ、ダンジョンの十階層のフロアボスを倒したぜ」
そう言って、ワイの後ろで真琴がベッドに倒れ込んだ音がした。
ワイが振り返ると、ベッドに倒れ込んだ真琴が嬉しそうに足をジタバタさせて居たんだ。
足をジタバタさせるに従って、真琴の臙脂色のスカートが少しずつ捲り上がって行った。
そして遂に薄い水色のパンツが見えて来たんだった。
(おお~っ、真琴の生パンツだよ、久し振りだなぁ〜)
ワイはそう思って、有り難く真琴のパンツ様を拝観させてもらった。
足をジタバタさせる度に、パンツの股間に微妙な形の皺が走り、水色のパンツの布の向こうに居らっしゃる観音様を妄想させた。
(やはり生パンツは良いなぁ〜、以前撮らせてもらった真琴の下着姿のセクシーポーズがケータイの中に在るけど、随分と御厄介になってるからソロソロ新しいオカズを真琴に撮らせてもらおうかな…)
そんな事を思って居ると、俊の奴が外方を向きながらも横目でチラチラと、真琴のパンツを覗いていた。
(相変わらず俊の奴はムッツリだなぁ~、真琴とは幼なじみの親友だし…真琴自身もワイ達に見たかったら見せてあげるとも言って居たから、遠慮無く見れば良いのに)
ワイはそう思ってちょっと肩を竦める。
もっとも俊の奴は、どうも友情以上の感情を真琴に抱き始めて居る様だな……まぁ分から無くは無い、実際に真琴はすんごい美少女になって居るからな。
学校の男子達の間でも人気が凄いからな、だからこの前見たいな騒動も起こったりしたんだろう。
真琴と街を歩くと、ほぼ大概の男共が真琴を見るんだよな。
こんな小学校低学年からツルんでた友達が、こんな美少女になって帰って来る何て思わ無かったよ。
正直こうやって真琴のパンツを鑑賞して居ると、ムラムラとして来るんだよな…友情と性欲は別なんだよ。
幼なじみの男友達だった真琴と、SEX出来るかと問われたら、ワイは出来ると言うね。
実際ケータイに入ってる真琴の下着姿のセクシーポーズ集は、毎夜のワイのオナニーライフのオカズになって居るのが証拠だ。
だけど真琴と恋愛関係になれるか…と言われたら、ちょっと微妙かなぁ〜。
ワイはそこまで踏み込める自信は無いな、だから俊が真琴と男と女としてつき合いたいと言ったら、ワイは応援するつもりだよ。
(あっ、俊の奴、真琴にパンツが見えてる事を教えやがった)
真琴は上体を起こして、そそくさとスカートを直してしまった、残念だなぁ。
「さ…さあ、次の十一階層に突入しょうかぁ〜!」
真琴が、コントローラーを持ってそう言ったので、ワイも再びコントローラーを持って、モニターを見た。
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キングオークが光の柱と共に消えた時、オレは歓喜してコントローラーを振り上げた。
そして、そのまま後ろ手にベッドにオレは倒れ込む。
ボス戦の緊張感からの解放と、十回目で倒した達成感から、オレは手足をジタバタとさせた。
足をバタつかせていると、少しずつスカートが捲り上がって行くのが分かった。
(あっヤバっ)
そう思って、足をバタつかせるのを止めようと思ったが、直ぐ別の考えが浮かんだ。
(……でも…このままパンチラしちゃったら、俊に遊馬は喜ぶんじゃないかな…)
俊に遊馬が、オレの下着を見て喜ぶところを想像して、何とも言えない背徳的な期待感が湧いて来た。
(よし、それじゃサービスサービスっと)
オレは目を瞑り、気付いて無いフリでバタつかせてる太腿の角度を変えて、より一層スカートが捲れる様にする。
やがてスカートはかなり捲れる上がって、完全にパンツの下半分が露出したところで、足をバタつかせるのを止めた。
オレは薄目を開けて確認すると、明らかに俊は横目でパンツを覗き…遊馬に至っては堂々と向き直ってパンツを鑑賞して居る様だ。
何だか自分の股間に、チリチリとした物理的な刺激として、二人のDT男子の視線をオレは感じる。
(今日は卸したてのパンツを穿いて来て良かった…)
オレは別に俊と遊馬に、パンチラで見せようと思った訳では無いけど、何と無く気合いの入った下着…ブラジャーとお揃いの淡い水色で、サイドストリングスで前見頃にレースのフリルが付いた、光沢がある生地製のややローライズのパンツ…を着けて来ていた事に安心する。
遊馬は、もう身を乗り出さんばかりにオレのパンツに見入って、ややだらしない笑みを浮かべている。
俊は外方を向きながらも、上体がオレの股間の方に傾いていて来ているのが分かる。
(うんうん、俊も遊馬もオレのパンツで楽しんでもらって居る様だな)
オレはそう思って、自分が二人を喜ばさせられる女の子だと云う事に、何とも言えない至福感と優越感を感じて、悦に入っていたのだ。
だけどその時、俊が小声で言い難くそうにオレに言った。
「ま…真琴、み…見えてるよ…パンツが…」
オレはその言葉を聞いた瞬間、何故か猛烈な羞恥心に襲われた。
オレは起き上がると直ぐスカートを直して、バツが悪そうに笑いながら俊と遊馬を見回した。
俊と遊馬も、微妙な顔で笑い返して来る。
「さ…さあ次の十一階層に突入しょうかぁ」
オレは、気不味い雰囲気を払拭するため、殊更に声を張り上げて言う。
そして美少女で魔法剣士とドワーフ女戦士に青髪ツインテールの僧侶のパーティーは、ボス部屋の奥に開いた階段を降りて行った。
オレは下階層に降りる階層を降りながら、少し考えていた。
俊がスカートの事を言って来た時、何故か急に恥ずかしくなったのかを…。
あれが遊馬に言われたのなら、多分オレはこう返していただろう。
『見せてんの、サービスだよ』
なんて答えて、更にスカートを捲くり上げていたかもな。
そうサービスで見せてやって居る…そう言うちょっと上から目線の不遜な言い方。
(そうか…オレは自分が、俊と遊馬に羨望と性欲で求められてる美少女になった事に、ちょっと思い上がってたんだな…遊馬は欲望に忠実にオレのパンツを見て居たが、俊は欲望に流されずに純粋にオレを気遣う言葉を、かけてくれた…だからオレは恥ずかしくなったんだ)
そう思い至って、オレは隣でコントローラーを握ってモニターを見ている俊の横顔を、ちょっと眩しく思って見た。
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十一階層は、当然ながらモンスターが強くなっていて、今の魔法剣士と女戦士と僧侶と云う構成のパーティーではきつくなって来ていた。
「う~ん…もう一人盾役が欲しいなぁ」
女戦士の遊馬が言うと。
「防御系のバフが、僧侶の聖壁だけじゃちょっと辛いかなぁ」
オレもちょっと困った感じに言うと。
「あと僕のレベルが三っつ上がると、聖壁の階梯が四になるから、ちょっと楽にはなると思うけど…」
僧侶の俊がやや済まなそうに言う。
「でもまぁ…ワイら三人以外に、今更誰か加え様とは思わ無いけどな」
「オレもそう思う、オレ達三人で今までツルんで来たし、コレからもオレと俊と遊馬の三人で行きたいよな」
遊馬が言い、それに同調する様にオレも言った。
「そうだね…それじゃ聖壁の階梯を上げるため、あと三レベル頑張ろう」
俊も気を取り直した様に言った。




