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30 何時でもSEXをして子作りを手伝うぜ

ヒラリ…。

白い物が空から落ちて来た。

「初雪か」

ワイはどんよりとした空を見上げて一人語ちる。

昨日真琴からメールが来て、今から会う事になって居る。

「遊馬兄ちゃん何処か行くの?」

家から外に出たところで弟に声をかけられた。

「ちょっと友達を迎えに行くだけだよ」

ワイはそう言って家から出かけた。

(ワイに聞いて確かめたい事が有る…て、真琴のヤツ何だって言うんだ?)

ワイはそう思いながら、待ち合わせ場所の駅前のショッピングモールに急いだ。

待ち合わせ場所に着くと、ワイはすぐ目的の人物を見つけた。

真琴は街中の人混みの中にあっても目立つ存在だからだ。

真琴は、いつもハーフアップにして居る髪を一房の三つ編みにして、垂らして居る。

クリーム色のセーターに臙脂色の上着を羽織り、蜜柑色のマフラーをしてる。

スカートは赤を基本としたチェック柄で膝丈まであり、茶色いタイツとブーツを履いて居た。

ジングルベルの調べが聴こえる街角で、チラチラと白い物がチラつくなか、人待ちをして居る真琴の姿は現実感が無く、そこだけが絵画か何かの様に見えた。

今更ながらに真琴は美少女だとワイは再確認する。

対してワイはどうだ…短く刈り上げた髪に凡庸な容姿の男子で、着て居る物も長袖のTシャツに着古したジャンパー、ダメージジーンズと言うより本当にくたびれてヨレヨレのジーンズを履き、薄汚れたスニーカーと云う出で立ちだ。

とてもあんな綺麗な女の子を、迎えに来る男の格好じゃ無いよなワイ…。

考えて見れば今年の夏休みに真琴と再会した時もそうだった。

暑い陽射しの中に立つ彼女は、まるでワイ達DT男子の憧憬を集めて具現化した様な姿で、現れたっけ。

本当ならクラスカースト上位の女の子で、ワイ達凡庸なモブ男子が話し掛けたり出来る存在じゃ無いんだよな。

だけどワイは、あの美少女のオッパイを生で見てるし、触って揉んでも居るんだよな。

しかもワイの部屋にあるパソコンには、カギ付きファイルの中にパンツを見せたりするセクシーショットな写真が、五十枚ほど入ってる。

何だか我ながら信じられ無いよな。

それと言うのも真琴は、元男でワイと俊との小学生からの親友だからだ。

そうじゃ無きゃ、ワイ何んかが声をかけるどころか近づくのも(はばか)られる、高嶺の花そのものなのだよな。

やがて真琴はワイの方を振り向いて、ワイを見つけると笑顔で手を振って来た。

すると真琴の周囲に居た幾人かの男共が、一斉にワイの方を向いた。

差し詰め高嶺の花過ぎる真琴に声を掛け(あぐ)ねて、どんな男或いは女の子が真琴の待ち人なのか観てみようと、(たむろ)して居た男共だろう。

『何だこの凡庸で冴えない男は…』『こんなヤツがあの美少女の待ち人なのか?』『コレなら、俺が声をかけてもワンチャンあったんじゃ無いか』『オイお前、そこを変われ!』

そんな声が聞こえて来そうな男共の視線の中、ワイは真琴に歩み寄る。

「遊馬遅いよ、雪が降って来るしちょっと寒かったよ」

真琴はちょっと拗ねた風に俺に言って来る。

「ああゴメン、そ…それじゃワイの家に行こうか」

ワイは真琴をエスコートする様に先導すると、周りの男共の嫉妬と羨望の視線を感じる。

ワイは申し訳無い様な、それで居てどうだと云う様な、ちょっと複雑な気持ちになった。

********************

オレが遊馬の家に行くのは何時ぶりだろう…女の子になってからは初めてかな。

遊馬の家は、地元ではソコソコ知られた工務店で、四階建の店舗兼住宅の三階四階が住居になって居るんだったな。

正面店舗の横に玄関があり、男の子だった頃以来初めて遊馬の家に上がった。

「!…?…に…兄ちゃん…⁉」

遊馬の弟だろう小学高学年らしい男の子が、最初にオレと遊馬を見つけて、何やら驚いた表情で絶句して居る。

それからすぐに彼は、階段を駆け上がって行った。

「遊馬兄ちゃんが女の子を連れてきたぞー!しかもすんごい美少女だぁ‼」

そんな声が上の階から聞こえて来た。

「千馬のやつぅ~っ」

遊馬が苦虫を噛み潰したような顔で呟く。

階段を上がって行くと、三階はリビングや台所に風呂や両親の部屋等が有る階で、そこに一ノ谷家の面々が集まって居た。

「「「「「「おお〜っ」」」」」」

オレを見るなりそんなどよめきが、一ノ谷家の人々から上がった。

オレは何と挨拶すれば良いか、一瞬考えた。

(男の子時代のオレは皆さん知っているだろうけど…今のこの姿では初めてだ…どうする)

「は…初めてまして、小鳥遊真琴と言います」

オレがそう言って挨拶すると、遊馬は複雑そうな表情でオレを見た。

「いらっしゃい、どうぞソファーにかけて下さい」

二十代中盤位でスーツ姿の、長男の駿馬(はやま)さんが言ってくれた。

「遊馬スゴイ美少女じゃないかよ、何処で知り合ったんだ!」

大学二年生の次男の拓馬(たくま)さんが、遊馬を小突きながら言う。

「兄ちゃんが家に女の子を連れて来る何て、明日地球が滅亡するのか⁉」

四男で中学三年の稀馬(きば)が困惑顔で言った。

「この(ひと兄ちゃんの彼女かぁ?」

五男で小学五年生の千馬(せんま)が、興味深そうに遊馬に聞いて居た。

「いやぁー、よくいらしてくれた、こんなボンクラ息子に貴女見たいな彼女が居るとは」

五十代位の恰幅の良いお父さんが、ウンウンと頷きながら言う。

「何もおもてなし出来ないですけど、ゆっくりして行って下さいね」

四十代後半位のお母さんが、ニコニコしながら言って来る。

「ごめんなさいね、遊馬兄ちゃんが女の子を連れて来る何て、我が家では前代未聞の事なので、皆んな浮き足出っちゃって」

中学一年で、セーラー服を着てボブカットにメガネを架けているが、中々整った顔立ちでクールビューティーと言った感じの長女の新芽(しゅんめ)ちゃんがやや呆れ気味に言った。

「みんなーーっ!真琴は彼女何かじゃ無いよ、ただのクラスメイトだよーーっ‼」

三男の遊馬は、居た堪れないと云う風に、ワイワイとオレを囲んで居る家族にむかって叫んだ。

++++++++++++++++++++

オレが四階に有る、遊馬の部屋に案内されて入ると…そこは四畳半位の和室で、小学生の頃に見た部屋とは様変わりして居た。

まず目に付くのは、水着姿のアイドルのグラビアポスターが、所狭しと貼ってあった。

大きな本棚もあり、その中にはマンガがギッシリと入れてあり。

窓辺の机には、二世代は前のデスクトップのパソコンが、置かれて居た。

部屋の片隅に折り畳まれて布団があり、押入れには入れて無い様だ。

遊馬が座布団を出して座るように示し、自分は机の椅子に背もたれを抱く様に座って、聞いて来た。

「それで…ワイに話す事って何や」

「うん、それなんだけど…実は俊が…」

「紅茶とケーキを召し上がって下さいね」

オレが俊の事を話そうとした時、ドアを開いてお母さんがお盆に紅茶の入ったカップとショートケーキを持って入って来た。

「わかった、わかったよ、もういいから出て行ってくれ」

そう言って遊馬はお母さんを部屋から押し出した。

「…お夕食食べていって下さいね…用意しときますからー…」

そう言う残して階下にお母さんは降りて行った。

「悪い…それで俊がどうしたんだ」

遊馬がドアを閉めてオレの前に戻って来た時…。

「遊馬兄ちゃんマンガ貸してくれよ」

と言って千馬くんが部屋に入って来た。

「ワイは真琴と話しがあるんだ!」

そう言って弟を部屋から追い出した。

しかしその後も…。

「遊馬兄ちゃん辞書貸して…」

「遊馬ぁ、お前の持ってるDVDを…」

「すみませんね小鳥遊さん、遊馬にちょっと言う事か…」

「お嬢さん、家の愚息は学校じゃちゃんとやってますか…」

等などと…代わり番こに家族の人が部屋にやって来た。

追い返しても、階段の処からコチラを伺う家族に遊馬がキレかけた時…。

「みんな何してんの!」

一喝する声が聞こえた。

「遊馬兄ちゃんとお客さんの邪魔しちゃダメでしょうが、さあ皆んな散って!」

長女の新芽ちゃんが他の家族を蹴散らした。

「すみません…こんな家族ばかりで」

そう言って、新芽ちゃんがオレの所に来て、頭を下げる。

「あ…いや、そんな謝らなくても、賑やかで良い皆さんじゃあないですか」

オレが慌てて制して言うと。

「皆んな、将来義妹か義妹に成るかも知れない貴女に、興味深々何ですよ」

「義妹…って」

「もう皆んなこの階に上がら無い様に、私が見張っておきますから、心置き無く遊馬兄ちゃんとイロイロやって下さい」

「いやイロイロって…」

「大丈夫分かってますよ、兄ちゃんのパソコンの中にあるセクシーショットな写真は、貴女ですよね」

「セクシーショットって…あれを見たんですか⁉」

オレが些か慌てて聞くと。

「パソコンのカギ付きファイルと言っても、パスワードを自分の生年月日にしてる時点で、家族全員に見てくれてと言ってるも同然ですよ」

新芽ちゃんそう言われて遊馬が慌て出す。

オレも新芽ちゃんの顔が見られ無くなり、恥ずかしさで真っ赤になりながら、突っ伏した。

「大丈夫です、今のところあのヒ、ミ、ツ、のファイルに気づいて居るのは私だけ見たいですから」

「………!」

新芽ちゃんが、オレを安心させようとそう言うが、遊馬以外に見られた時点でもう恥ずかしさ大爆発だった。

「それで…老婆心とは思いますが、兄とこれからイロイロされるであろう事を思って、コレをどうぞ」

そう言って新芽ちゃんは、オレの手に何かを握らせ、部屋を出て行った。

彼女が出て行った後、手の中を見ると…『0.01ミリ超うすうす』と書かれたコンドームがあった。

「$%&@#…!」

オレと遊馬はドッと疲れて二人共壁に寄りかかる様にヘタリ込んだ。

「パソコンのカギ付きファイルのパスワードを変えろよ」

オレが恨めしそうに言うと。

「分かってる、すぐ変えるよ」

遊馬は申し訳無さそうに言った。

「それで…俊の事何だけど…」

しばらくして、オレは仕切り直した様に切り出した。

「オレ…俊に告白されたんだ、オレの事を女の子として好きだから、彼女になってくれと…」

オレの言葉に遊馬は驚き戸惑って居るようだった。

「そっ…それで真琴はどうするんだ?」

「返事を保留してる…遊馬がどうするか聞かないと不公平だと思ったから」

「ワ…ワイがどうするかって…」

遊馬はますます困惑して居る様だ。

「あの花火の日に言っただろう、お前と俊となら…オレはSEX出来るだろう…と、つまり遊馬もオレと…」

オレは恥ずかしくなって、語尾が尻切れトンボになる。

「…………」

「…………」

オレ達二人はお互いに暫し黙りこくった。

「その…真琴はどうなんだよ、女として俊を…男として好きなのかよ」

ようやく口を開いた遊馬は、オレの一番の急所を突いて来た。

「オレは…図らずも女になってしまった、でも今は女になろうと思って居る…だけど未だ男を恋愛対象とは思え無いで居るんだ」

「じゃあ俊を振るって事か」

「…オレは…俊と遊馬の友達だから、女の子として恋人にはなれないかも知れないけど…友達では居たいし、友達として俊やお前とSEXをして子供を産む事は嫌じゃ無い…イヤむしろそうしたいんだ」

「友達として…SEXするって、究極のセフレだな」

「そう思われても仕方無いかもな」

「じゃあ今ココでワイとSEXするか?」

急に遊馬が身を乗り出して来る。

「えっ…いや…急にそんな事言われても、第一オレ達は未だ高校生だし、もし妊娠しても赤ちゃんを育てる何て出来無いだろう」

オレが些か狼狽えて後退りながら言うと。

「新芽が置いてったコンドームが有るだろ、避妊はちゃんとするよ」

遊馬は更に(にじ)り寄って来る。

「わ、分かった、ゴメンよオレはまだSEXする覚悟が出来て無いんだよ」

オレは泣きを入れて遊馬を押し返した。

遊馬はアッサリ引き下がり、ヤレヤレと言った顔をして居る。

「まったくよ、ヤリたい盛りのDT男子を舐めるんじゃ無いよ」

少し呆れと怒りが混ざった様な感じで、遊馬は吐き捨てる。

「わ…分かった…よ」

オレは恥ずかしくなりながらに言った。

「ワイは真琴の事、友達だと当然に思ってる…けど、すっげぇ美少女だとも思ってる、だから時々我慢出来無くなったりするんだよ」

「我慢出来無いって…SEXしたくなるって事か?」

オレがそう言うと。

「そうだよ、前にも言ったけど真琴はワイのオナニーライフのベストおかず何だよ、パソコンの中のセクシーショットで何発抜いたか分からない位にな」

遊馬は血涙でも流しそうな勢いで、オレを見て言って来た。

「お…おう、そ…そうか、それは、ありがとう?ご苦労さま?何て言えば良いんだよ⁉」

オレは困惑しながら言う。

「ワイはつまり、真琴とは友達であると同時に、性欲の対象でもあるんだ、だから何時か真琴が良いと言うなら…何時でもSEXして子作りを手伝うぜ…それがワイの答えだよ」

「あぁ…うん、た…頼むよ」

余りにもアッケラカンと言ってのけた遊馬に、オレは苦笑混じりに頷いて言った。

「それで、真琴が今のところ俊のことを友達だと思えても、女の子として彼女になれると今のところ思え無いのなら、しばらく保留して様子を見るしか無いかもな…」

遊馬は何時になく真剣な面持ちでそう言う。

「そうか…やはりそう成るかな」

オレも真面目な表情で返した。

再びオレ達二人は暫し沈黙の後、徐ろに遊馬が言う。

「コレで真琴が、ワイと話し合いたかった事は終わったよな…だったら真琴、服を脱いで真っ裸になってくれよ」

「は…はい?」

「いや、せっかく真琴がワイの部屋に来てくれたんだから、セクシーショットの追加をさせてもらって、ワイのオナニーライフを充実させたいと思うんだよな」

遊馬がさも当然て言わんばかりに言う。

「はい〜っ⁉」

オレは面食らった様に叫んだ。

しばらくオレと遊馬との擦った揉んだのやり取りの後、“秘密基地”で言った事を立てに取られてオレは、不承不承ながらオレのセクシーショットを撮る事を、承諾した。

オレは畳まれた布団に座りながら、先ずセーターを脱いだ、すると今日着て居る淡いピンクのシュミーズが露わになる。

ソレからスカートのホックを外して足元に落とす。

下からシュミーズの中に手を入れて、茶色のタイツを脱ぐ。

「ああ~、それタイツだったんだね、ニーハイとかだったら萌えたんだけどなぁ」

遊馬が何か勝手な事を言うので、そのタイツを遊馬に投げ付けてやった。

シュミーズの肩紐を外すと、ストンとシュミーズはオレの足元に落ちて一塊の布になった。

オレは、ブラジャーとパンツだけの姿になって遊馬を見ると、ケータイを構え動画モードで一心不乱に撮影して居る遊馬が居た。

オレは布団の上で寝そべって、ハーフカップでワイヤー入りのピンクのブラジャーをした胸を抱く様にして、あまり大きく無い乳房を何とか盛り上げて大きく見せた。

下は同じピンクのローライズパンティで、腰のところはほぼ紐状だった。

オレは片膝を上げて、パンティのビーナス丘の少し盛り上ったところから、股ぐりを通おりお尻の辺りまで、生地にわざとシワを作る様にして布の向こうにある秘所を妄想させて煽ると云う、パンチラ道の基本をやって見せた。

遊馬はそれがいたく気に入った様で、下からあおる様に接写して来る。

それからもオレはお尻を上げてフリフリしたり、寝そべって居る遊馬を跨いでそれを下から撮ったり。

イロイロなセクシーポーズを小一時間ほど撮られた。

撮影が終わって帰る事になって遊馬と部屋を出ると、階段のところに新芽ちゃんが陣取って居た。

どうやら他の家族が、遊馬の部屋に行かない様に、見張って居てくれたらしい。

オレが新芽ちゃんの横を、通り抜けようとした時。

「アレ一個で足りました?」

と小声で聞いて来る。

「……#%&⁉」

オレは何と言ったら良いのか解らず、黙って通り過ぎた。

外はそろそろ夕方で、バス停まで遊馬に送ってもらい、バスに乗り込む。

バスの窓から妙にニヤニヤした遊馬を見送り、明日から学校で俊と、どう顔を合わせたら良いのか、オレはちょっと思い悩んだ。

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