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エピローグ

ヤマタノオロチを退治したあと、私達はすぐにホテルに……帰れなかった。


MIHARUさんのライブ設営の手伝い。そのカバーストーリーのアリバイづくりのために実際に手伝うこととなった。

ホテルに帰り着いたのは午前四時。そこから3時間眠って、7時に起きて、朝食を食べてホテルを出る。

手伝いの報酬にお小遣い貰ったけどそんなものよりも睡眠時間が欲しかった。


そこからはお土産を買う時間。買い終わったらバスに集まり、新幹線に乗って帰るのが今日の予定だ。

正直、さっさとバスに行ってバスの中で寝てしまいたい気持ちはあった。実際小宮さんは今鬼宮さんの背中ですぅすぅと寝息を立てている。

でもやっぱりお土産は買いたいし、何よりやらなきゃいけないことがある。


「この店だ」


私は商品を何も持たず、店に入ってレジに直行する。


「これください」


昨日窃盗した木刀。

不可抗力みたいなもんだったけど、やっぱり残して帰るのは気持ちが悪い。


「はい。木刀1点ですね……あ、傷が付いてるので別の木刀にお取替えしますね」


「いえ、これで結構です」


「え?でも」


「これで結構です。これがいいです」


「そこまで言うのなら……」


私は店員を押し切り、木刀を購入した。

傷が付いているのなら多分それは私のせいだろう。

あとからお金払えば盗んで良いというものでもないけど、私の中ではこれで精算し終えた。


「優子はなんか買いたいもんとかある?」


「うーん。いや、この店にはないかな」


「そう。じゃああとは予算全部八ツ橋でいいかしら」


「ちゃんと選ぼうよ……」


その後、私はちゃんとお土産を選んだ。

そういえば結局木刀お土産に買うことになっちゃったな。

帰りの新幹線の中では、ただひたすら爆睡していた。

第4章 修学旅行編をお読みいただきありがとうございました。

第5章 彼方編は11月4日、水曜日の22時30分より更新の予定となっております。

お気に召しましたらぜひ次回もお読みになってください。

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