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ifバッドエンド

if もしもドラキュラ伯爵の言葉に惑わされてしまったら。



「私は……ごめん。信じきれない……」


「あさひ!」


「ハハハハハ!当然だろうさ。友を殺そうとする者をどうして信じられようか!」


「チッ……もうちょっと利口だと思ってたけど、買い被りすぎたみたいね。こうなったらやってやるわ。彼方が来るまで耐え抜いてやる!」


その後、あさひと遥は奮戦した。しかし、卑劣な手段を取り続ける妖を前に、ついには倒れてしまう。

あさひと遥が敗れた後、学校には妖が強固な結界を残した。


この結界の中に入った教師や学生を媒介に、妖力は街へと広まっていく。

すると呪いにより結界は更に強固なものとなり、神への信仰が薄れ力を失う。


初動に遅れた人と神々がこの結界を破るには数十年の歳月を重ねる必要がある。

その間、善良な民草は地獄の苦しみを味わい続けることとなるだろう。




だが獅子舞はその限りではない。




どこかの地平より現れ、カンカンカンと歯の音を鳴らし、結界へと食いついた。

獅子舞は災いを食べる存在、その大小関係なく災いはすべて彼らの餌なのだ。


媒介となった人間たちの頭にも噛みつき、呪いだけを食べて走り去る。

かくして流守町に再び平和な時間が訪れたのであった。

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